今さら人に聞けない“BABYMETAL”のこと

2014.07.28

レディー・ガガから熱いオファーを受け、全米ツアーのサポート・アクトに大抜擢

7月1日のフランス公演から始まり、ドイツ、イギリスで開催したワールド・ツアーも大盛況。ヘビー・メタル界の神的存在であるメタリカなどが出演した、イギリスでのヘヴィメタルの祭典“Sonisphere Festival”ではメイン・ステージに登場し、現地のメタルファンから大絶賛を受けたBABYMETAL。7月27日には、アメリカ・LAでワンマンライブを行い、さらには、レディー・ガガから熱いオファーを受け、彼女の全米ツアーの5公演でサポート・アクトに大抜擢と、その勢いはとどまること知らずだ。

もはや日本が誇るリーサルウェポンと言っても過言ではないBABYMETALは、SU-METAL(ボーカル&ダンス、16歳)、YUIMETAL(スクリーム&ダンス、15歳)、MOAMETAL(スクリーム&ダンス、15歳)からなるメタル・ダンス・ユニット。グループの結成は2010年11月までさかのぼる。元々は、アイドルグループ、さくら学院の部活(グループ内ユニット)“重音部BABYMETAL”として活動をスタートした。

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ユニットのテーマは、アイドルとヘヴィメタルの融合。言ってみれば、かわいさやキャッチーさを求められるアイドルと、硬派で様式美を求めるメタルは水と油のような間柄。実際、活動を始めた頃は飛び道具的な要素で見られたのも事実。だが、メタルを熟知したプロデューサーのKOBAMETALの存在もあり、サウンド面のこだわりはパーフェクト。それでいてメロディのキャッチーさは欠かさない絶妙なバランス感が、BABYMETALの音楽にはある。

2013年1月にシングル「イジメ、ダメ、ゼッタイ」でメジャー・デビューし、同年4月にSU-METALがリアルに中学校と、さくら学院を卒業をすると、BABYMETALは部活ユニットではなくグループとして独立。さらにグングンと個性を発揮し、人気を高めていった。

ロックフェス、メタルフェスへの出演で本格派ファンも虜に

アイドルファンだけではなく、“SUMMER SONIC”“ROCK IN JAPAN FESTIVAL”といった夏フェス、メタルフェス“LOUD PARK”に出演することで、ロックファンもがっちり虜にしてしまったのだ。昨年の“SUMMER SONIC”では、彼女たちが“メタルマスター”とリスペクトしていたメタリカと対面し、しかもメタリカがライブを観て気に入ってしまうという予想以上の出来事まで勃発。それが今回のワールド・ツアーにも繋がったのだから、世の中何が起こるかわからない。

BABYMETALのすごさが最大限に発揮されるのは、やはりライブ。ライブ会場では、BABYMETALのトレードマーク的なキツネサイン(メタルで言うところのメロイックサイン)が至るところで突き上がり、ヘッド・バンギングの嵐。人の上を観客がゴロゴロ転がっていくクラウド・サーフや、観客がグルグル回るサークル・モッシュなどが起こったりと、完全にロックのライブ状態だ。

さらにBABYMETALのライブは、MCがない代わりに、曲間にアニメ映像とナレーションが入り、1本のライブがストーリー仕立てになっているのも注目ポイント。メタルのエピソードやアニメ『エヴァンゲリオン』をモチーフにしたりと、笑える要素のある語りが、楽曲やライブをさらに盛りあげる。

C-20140728-MK-15572014年2月にリリースされた1stアルバム『BABYMETAL』


初ワンマン・ライブから約1年半で日本武道館公演を実現!

かわいさもユーモアもありつつ真剣勝負。BABYMETALが、ファン層をグイグイ広げているのは、こうした様々な要因があっての結果である。振り返ると、BABYMETALの初ワンマン・ライブは、2012年7月21日、メタルの聖地、目黒鹿鳴館で行われた。そこから約1年半という猛スピードで、今年3月1日〜2日に、日本武道館2デイズまでたどり着いてしまったのだから、改めてBABYMETALのすごさたるや恐るべし。

今後日本では、8月16〜17日の“SUMMER SONIC 2014”に出演し、そして9月13〜14日には、幕張メッセイベントホールで久々のワンマンライブを開催する。海外ツアーを経て、さらなる成長を遂げたであろうBABYMETAL。9月の幕張のステージに立つ3人の堂々たる勇姿を、期待して待とうじゃないか!!

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