ZOLA始動!僕たちの声だけど、僕たちは歌いません。ボカロが歌います!

ZOLA始動!僕たちの声だけど、僕たちは歌いません。ボカロが歌います!

ZOLA

会えるボーイズ・ボカロ“ZOLA”が始動開始! ボーカロイド・ソフト『ZOLA PROJECT』の声優を担当した人気読者モデル“なのっくす。”“みのルン”“まうい”がアーティスト・デビュー。彼らの声だけど、彼らは歌いません。ボカロが歌います! そしてボカロだけど会えます! 果たして、この謎の3人の正体とは……?

INTERVIEW & TEXT BY 武市尚子


人間じゃないので不可能がない

──3人は現在も読者モデルをやっているということだけど、3人の出会いのきっかけはそこだったの?

みのルン いえ、3人の出会いはZOLAなんです。

なのっくす。 それぞれ渋谷系だったり、原宿系だったりして雑誌が違ったので、モデルをやっていて出会ったわけではなかったんです。

まうい ZOLAのオーディションをきっかけに、ZOLAのメンバーになったことで3人が知り合ったんです。

──それぞれ別々にZOLAのオーディションを受けたってこと?

なのっくす。 オーディションを受けにいったという形ではなく、ボーカロイドを好きな人に声をかけて、そこで集まった約50人くらいのなかから3人が選ばれたんですよ。僕は特にアーティストになりたいとか、歌をうたいたいっていう願望は持っていなかったんですけど、ボーカロイドがすごく好きだったのもあって興味があったので、オーディションを受けて今に至るという感じなんです。

まうい 僕も同じく、モデルをやっていた雑誌のモデルさんに憧れて読者モデルになったのがきっかけだったんですが、ボーカロイドが大好きだったのもあって、オーディションを受けたんです。

みのルン 僕も2人とまったく同じです。なので、元々共通点があった感じですね。

──ボーカロイドの魅力って?

なのっくす。 やっぱり人間じゃないので不可能がないところですね。

まうい ボーカロイドってなんでもできるんですけど、そのなかでも個性があるんです。ジャンルは縛られないけど、ボーカロイドという可能性が無限にあるところが魅力ですね。

──“僕たちは歌ってません”っていうのがZOLAのコンセプトでもある訳だけど、メジャー・デビュー・シングル「トウキョウジェネレーション/BORDERLESS」ではおもいっきり歌っているよね? レコーディングはどうやって?

なのっくす。 僕たちはレコーディングで実際に歌ってはないんです。声のサンプリングを3人から取っているんですけど、まず、ボーカロイドが“あいうえお”を言えるように、50音を録っていったんです。一見、意味のない言葉の配列をただただ淡々と読まされて録音していきました。

まうい “あ”から“い”に移る中間音だったり、無数の組み合わせを、データ・ベースですごく細かく録音していったんです。

みのルン 6時間くらいかけて録音したデータ・ベースを元に、最終的にはそれらの音声データを組み合わせて歌として作り上げているんですよ。

──すごいことだよね、それって。自分が話してないことでも、そのデータ・ベースを使って喋らせることができるってことだもんね。

なのっくす。 そうです。本当にすごいことですよね。

まうい もう1人の自分が居る感覚ですね。

みのルン このZOLA PROJECT自体、多くのクリエイターの方たちが2年半前からスタートしていて、今やっと僕らもデビューできることになったんです。

──すごいよね。ZOLA PROJECTのイラストを描いているのは、『ファイナルファンタジー』シリーズのイラストを描いてる天野喜孝さんだったりもするし。

みのルン そうなんです。『ファイナルファンタジー』好きにはたまらないと思います。

まうい 僕たちは、それぞれ、YUU(みのルン)、KYO(なのっくす。)、WIL(まうい)という名前があるんです。そんなZOLAのベース・キャラクターを天野さんが描いてくださったんです。

なのっくす。 声と同じで、イラストも、聴いてくださった人たちが、自由に二次創作をして僕たちのイメージを無限に広げてもらえたりもするんです。

2次元と3次元の境界線を取っ払った初のグループでもあるので、世界を広げていきたいです!

──なるほど。すごく“現代”っぽいプロジェクトだね。では、今回のシングル曲の聴きどころを聞いてもいい? まず表題曲の「トウキョウジェネレーション」は?

みのルン サビが印象的な1曲だと思います。

なのっくす。 人間臭さを取っ払った無機質な曲なので、振り付けもロボットっぽいんです。ボーカロイドの魅力を最大限に活かした曲だと思います。

まうい ZOLAの在り方が描かれている歌詞にも注目してもらえたらと思います。

──両A面であるもう1曲の表題曲「BORDERLESS」は?

みのルン いちばん最初に出来た曲です。作曲を浅倉大介さん、歌詞を森雪之丞さんが作ってくださっているので、とてもキャッチーで耳障りのいい1曲になってます。

なのっくす。 “境界線がない”というタイトルも含め、ボーカロイドらしい1曲だと思います。テンポが速いのも“らしさ”のひとつで、ザ・ボーカロイドな1曲です!

まうい ブレスまで細かく再現されているこの曲は、ZOLA PROJECTの魅力が最大限に活かされていると思います。

──カップリング曲の「ハイブリッドGOGO」は?

みのルン 表題曲の2曲はJ-POPさもすごく前面に押出されているんですが、この曲は、ニコニコ動画にあるようなボーカロイド曲にいちばん近い曲調だと思うので、そこも楽しんでもらえたらと思います。

なのっくす。 少しメローで疾走感もある曲なので、ライブで一緒に盛り上がれたらうれしいです! 個人的にいちばん好きな曲です。

まうい みのルンが言ったように、とてもボーカロイドらしい1曲なので、この曲でボーカロイドの魅了が伝わってもらえるとうれしいです。

──「L∞P L∞P」は?

みのルン この曲のパフォーマンスではタオルを回すので、ライブでは一緒にタオルを振り回して盛り上がれたらと思います。

なのっくす。 今まで、実態のないボーカロイドができなかったことを、僕たちが実現させたというのを、みんなと一緒に体感できる1曲になっていると思います。

まうい ボーカロイドの常識を打ち破ったライブができる1曲だと思うので、 CDを聴いて、ぜひ一緒にライブで体感してもらえたらと思います!

──ライブはどういった形で?

なのっくす。 僕たちは歌わずに、曲に合わせたダンス・パフォーマンスで皆さんに楽しんでもらえるよう、頑張っていきたいです。

まうい まさに、2.5次元的な感覚ですね。2次元と3次元の境界線を取っ払った初のグループでもあるので、新しい世界を広げていきたいです!

みのルン 僕たちが引き込まれたボーカロイドの魅力を、このZOLA PROJECTから多くの人たちに広めていけたらと思っています。

リリース情報

2014.07.23 ON SALE
SINGLE「トウキョウジェネレーション/BORDERLESS」
ビクターエンタテインメント/カラフルレコーズ

T-140723-BA-1142

[初回限定盤A/CD+DVD]¥1,852+税
[初回限定盤B/CD+DVD]¥1,852+税
[通常盤/CD]¥926+税

詳細はこちら
オフィシャルサイト

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