心理学者に聞いた!おうちデートで効果を発揮する選曲メソッド

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音楽を使った空間演出がふたりの距離を縮めてくれる

雨の多いこの時期には、外出がおっくうになり、おのずと家で過ごす機会が増えるはず。もちろんデートでも、家の中や屋内で過ごすことが多くなりそうだ。

そんな時、できるなら雰囲気の良い空間を演出して好印象を得たいというのが本音ではないだろうか。部屋のインテリアや照明など考えられる要素はいくつかあるが、音楽を有効に使用した演出も忘れてならない。だが正直、何を基準にして選曲すればいいのか迷うところだ。心理学の教鞭を振るう大月短期大学の兼任講師・川島洋氏に状況別に解説して頂いた。

◎誰かを呼んで雰囲気を良くしたいなら……

「相手の好きそうな曲がいいですね。快適な空間にいるとより対人評価が上がります(フィーリンググッド効果)。例えばですが、彼女がYUKIの<JOY>が好きなら、それを流して“いい曲だね”とほめてあげると、自分のこだわりやアイデンティティを認めたことになり、本人自身がほめられたように感じるんです。このとき、自己肯定欲求を満たした状態であり、同じことを好むことを共感し合うとより親密になって恋愛に発展しやすい(同好の報酬性)」(川島氏)

◎会ったのは久しぶり。まずい、別れそう……

「音楽は過去記憶と繋がる長期記憶と言われており、共感以上に経験に繋がるもの。歌詞にも“あの頃”などが含まれているのはそのためです。音楽はふたりの思い出に結びつくので、例えばディズニーランドに行った時に流れていたディズニー・ソング、ドライブ・デートをした時によく聴いたスピッツの<青い車>など、仲が良かった頃に聴いた曲を流すと、その時に戻れるはずですよ」(川島氏)

◎お互い年が近いなら……

「まず会話の話題としては“昔の曲でその頃どうしていた? 僕は……”といように昔話がいいですね。自分の心を開いて先に情報を相手に与え、無意識レベルで相手に安心感を与える自己開示効果が期待できる。例えば、カラオケで良く歌った曲の話をしてみたり、尾崎豊の<卒業>が流行った頃は、学校荒れていたよね、アニソンなんかも世代特有の話ができていいですね」(川島氏)

ちなみに、ラブラブな状態でさらに愛を深めたいなら、出会った頃にふたりで聴いた曲の話題で会話をしながら、これまでの歩みを振り返るとよりアツアツになれるとのこと。ふたりの距離を縮める手段として有効に活用してみてはいかがだろう。

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