KREVA
Part.05 10th Anniversary Year ライブ&ツアー
最近さらに“伝える”為にはどうしたら良いのかを考え抜いて制作しているというKREVA。10周年を迎えた今、いったいどういう心境でいるのか。昔を振り返りつつ、未来のことも語ってもらった。
INTERVIEW & TEXT BY 佐藤チアキ
これを見て次にライブへ行くときは「もっと自由に楽しもう」と思ってもらえたらうれしい
──今回の予約限定生産盤&初回限定盤にはライブセレクト盤というDVD映像も収録! 新→古と年代順にライブ映像が見れて、しかもその時の臨場感のままで贅沢なコラボまで堪能できるってファンにとってはかなりうれしいと思います。
KREVA これは「ベスト盤に入れたかったけど、入りきらなかった曲をライブ映像にした」っていう内容で。ライブ未体験の方にも「ライブに行きたい!」と思ってもらえるようにいろんな年代&いろんな会場での映像を盛り込んで収録しました。MIYAVIとか大ちゃんとかいろんなゲストとの共演もCDとは違った形で楽しんでもらえると思います。
──KREVAさん目線で見どころと思う映像は?
KREVA 「蜃気楼feat.三浦大知」のお客さんですね。この日、大阪フェスティバルホールに来てくれたお客さんの反応がすごく良くて。日本でライブすると「それ流行ってんの?」ってくらい、みんな手を上下に振るだけじゃないですか。だから前作『SPACE』のツアー中、「熱唱したい人は歌えばいいし、笑いたければ笑っていい。みんなもっと自由に楽しんじゃっていいんだよ」って言い続けていたんです。それを経て、この日のお客さんは本当に自由に楽しんでいる空気感が漂っていて。これを見て次にライブへ行くときは「もっと自由に楽しもう」と思ってもらえたらうれしいです。
──アルバム発売日よりライブハウスツアー2014“K10”がスタートしますが、どんなツアーになりそうですか。
KREVA ライブハウスツアーなので小細工とか演出っていうよりも熱量をいかに出せるか、そこがキーになっていて。「俺、大丈夫かな」っていうセットリストになっています(笑)。自分の気持ち的に1曲の熱量は高くしてちょうどいい感じだと思うので、その熱をみんなで共有してもっともっと増幅できたらいいと思っています。
──ライブハウスだから密に熱を感じ合えそうですね。
KREVA 1曲1曲が弾だとしたら全部ど真ん中にぶつける気持ちで臨もうと思ってます。すべて直球、どストライクで行く感じです。
──そのライブハウスツアー後に開催されるのが“908 FESTIVAL 2014”。こちらも熱いステージになりそうですね。
KREVA まだ東京では3回目、大阪では2回目になるんですけど今までの908フェスの良いところは残しつつ、新たに見せられることはしっかり見せて一緒に楽しめる空間を作りたいなと思ってます。
──“ROCK IN JAPAN FES. 2014”と“MEET THE WORLD BEAT 2014”でKICK THE CAN CREW名義での出演もありますが今後の動向は?
KREVA どちらもお呼ばれされたから出るっていう感じで、その後のことは何も考えてないです。実際ソロとしてやることがたくさんあるし、目の前のものにベストを尽くしたいので。それが思いっきり楽しめたら最高!!
- Part.01 10周年を迎え、“伝えたいことをより伝えるためには”ということを考え続けているKREVAの今──。
- Part.02 特別感満載の10周年記念アルバム。このボリュームになった意図とは?KREVAに聞く。
- Part.03 KREVA10周年記念ベストに入る新曲。プライベートでも仲の良い三浦大知と再びタッグを。
- Part.04 KREVA10周年記念ベストに入る新曲 Part.2。よく使う“本当に”という言葉の“本当”って本当に本当なの?
- Part.05 決まり事なんてないんだよ!KREVAが教えてくれるライブでの自由な楽しみ方!
リリース情報
2014.06.18 ON SALE
ALBUM『KX』
ポニーキャニオン
[写真:通常盤/2CD]¥2,700+税 [初回限定盤/3CD+1DVD]¥3,700+税
ライブ情報
KREVAライブハウスツアー2014「K10」
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908 FESTIVAL 2014
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