“童貞偽装”騒動で世間を賑わしている、忘れらんねえよが真相を激白!!

“童貞偽装”騒動で世間を賑わしている、忘れらんねえよが真相を激白!!

忘れらんねえよ

ボーカル、柴田の”童貞偽装”騒動がいろんな意味で話題の、忘れらんねえよがミニ・アルバム『あの娘のメルアド予想する』をリリース! 当事者の柴田が、あの騒動はもちろん、他のバンドにない彼らの魅力が詰まった今作について語る!

INTERVIEW & TEXT BY もりひでゆき


俺らにしかできない表現が何かっつったら、超ダセェこと

──“生涯童貞”を宣言していた柴田さんが実はすでに“経験”していたという“童貞偽装”のニュースはかなり大きな話題となりました。

柴田隆浩 爆発しましたね(笑)。“童貞偽装”の発表をする2日前にツイッターで“忘れらんねえよ・柴田について重要な報告がございます。メンバー、スタッフ一同”みたいな予告をしたら、ファンの方からすげぇリプライが来たんですよ。“ご病気でもされたんですか?”とか“信じてます!”とか。だからもう心が痛んで痛んで。で、いざ“偽装”を発表したら、だいたいの人は“くだらねぇ!”っていう反応でしたけど、本気で心配してくれてたファンの中にはすげぇ怒ってる人もいて(笑)。“すまん!”っていう。

──この騒動で忘れらんねえよの認知度はグンと上がりましたよね。

柴田 いい意味でも悪い意味でもですけどね(笑)。

──“童貞”を失ってみて何か変わりました?

柴田 なんも変わんないっすね。もしかしたら女性とひるまずにしゃべれるようになるかもしれないとか、そういう期待もどっかにはあったと思いますけど、実際は相変わらず好きな女の子とはうまくしゃべれないし。結局残ったのは、変わらないみっともない自分だったっていう。そういうコンプレックスからは逃げられねぇんだなって思いましたね。

──でも今回のミニ・アルバム『あの娘のメルアド予想する』を聴くと、そのコンプレックスがいいパワーになっている印象もあって。孤独感や劣等感を描いた曲であっても、ひくつな感じがまったくないような気がするんですよ。

柴田 はいはい。なんかね、もう受け入れたんですよ。そこには去年出した2ndアルバム(『空を見上げても空しかねえよ』)からも反動もあって、改めて他のバンドがやってないこと、俺らにしかできないことをさらけ出すしかねぇんだなっていう確信が生まれたというか。

──“前作からの反動”というのは?

柴田 2ndでは音楽愛とか人間愛とか、そういうことをキレイな言葉で歌った曲が多くて。それに対して全然後悔はないし、今聴いてもいいものができたなとは思っているんですけど、ぶっちゃけそこまで(売り上げが)行かなかったんですよ。めっちゃヒットすると思ってたけど、横ばいだった。そこで思ったんですよね。音楽愛とか人間愛とかを歌うんだったら、それにふさわしい俺よりもイケメンの人が世の中にはいるだろうし、俺よりももっと特徴的な声で歌える人もいる。要は、俺がそういうことをやっても勝てないってことなんですよね。

──なるほど。

柴田 で、そういう反省があったうえで、じゃあ俺らにしかできない表現が何かっつったら、超ダセェこととかみっともねぇこと、しみったれてんなってことを大声で絶叫することなんじゃないかなと。コンプレックスを完全に受け入れて、それを研ぎ澄ませて武器にするっていうことだなと思ったんです。それを今回のミニ・アルバムではやり切ることができたから、そこにはひくつな感じがないのかなって気がするんですよね。

──闘い方が明確になったわけですね。

柴田 そうそうそう。「運動ができない君へ」「バンドやろうぜ」みたいな2nd寄りの世界観の曲もあるけど、言葉自体は全体的に1st寄り。そのうえで、サウンドや演奏に関してはもう完璧っすね。2ndを経て手に入れたものをいい形で盤に落とせた感覚があります。

──會田茂一さんや岡本洋平(Hermann H.&The Pacemakers)さんをプロデューサーに迎えた曲や、Wiennersの玉屋2060%さんとMAXさんがギター、コーラスで参加されている曲もあり、非常にバラエティに富んだ内容だと思います。

柴田 この作品を全部録り終えたときに、これは絶対行ける! って思ったんですよ。俺らの音が今まで届いていなかった人たちにも絶対刺さると。だからこそ、“童貞偽装”のこととかね、いろんなことで騒がせてやろうと思ったんです。まともに出してジワジワ広まるだけじゃもったいないと思ったから。

ロック界のダチョウ倶楽部さんを目指すべきだなってことに気づいた

──CDジャケットも含めて、いろんなところに話題を散りばめる戦略で傑作を広めようと。

柴田 リリース時には俺、ボウズになってますからね。“童貞偽装”への謝罪の意味を込めて。でも、サイドにはEXILEみたいなラインが入ってて、全然反省してねぇじゃん、みたいな(笑)。とにかくもうはちゃめちゃにやってやろうと。ちょっとやりすぎた感も多少ありますが。

──まぁでもそういうことを本気でやれてしまうロックバンドってなかなかいないですからね。すごく面白いし、カッコいいと思います。

柴田 俺らはロック界のダチョウ倶楽部さんを目指すべきだなってことに気づいたんですよね(笑)。芸人さんにめっちゃリスペクトされてて、長いことず~っと活動されているダチョウ倶楽部さんにはなりたくてもなれない人たちがいっぱいいるわけで。だから俺らもそういうバンドにならなきゃなっていう。幸いにも今のロック・シーンにはそういう人たちがいないですからね。とにかく自分らのできることをやりきって、超ダセェ! っていう褒め言葉をもらえるバンドになることを今は考えてます。その一歩になるために、今回の作品が跳ねてくれることを願ってますね。

リリース情報

2014.06.11 ON SALE
MINI ALBUM『あの娘のメルアド予想する
VAP 

J-140604-FY-1403

【CD】¥1,500+税

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