「音楽性の違いで解散」ってなに? 言葉の奥に隠された意味とは……

2014.06.09

都内有名ライブハウスのスタッフに聞いてみた

バンドが解散したときによく目にする「音楽性の違いにより……」という、理由。解散後にメンバーそれぞれがまったく別の領域で活躍するケースもあるけど、特に人気があったメンバーが表舞台で活躍し、他のメンバーは音楽の最前線から離れて行く、というのも少なくないという……。

では、「音楽性の違い」には、どんな意味が隠されているのだろうか。某都内有名ライブハウスでスタッフをしているAさんに話を聞いてみた。

「実際に音楽性の違いで解散することはあると思います。特に若いときに初めたバンドは多いのではないかと。音楽観が固まる前にバンドを始めると、活動中に様々なものを吸収していく関係で、やりたいものが変わっていくことがあります。メンバー全員の音楽的趣向が同じように移行していくというのは少ないので、“新しいことがやりたい”と誰かが言い出し、解散ということは珍しくないでしょう」

そうなんですね! やっぱり音楽性の違いで解散は本当だったんだ。しかしAさん、そうじゃないケースもあるんでしょ? ここはひとつ、なんとか教えて頂けませんかね?

メンバー内で紅一点を取り合った結果、空中分解みたいなことも

「メンバー内に男女がいると恋愛に発展することもあるわけで……。と言っても、これはアマチュアのバンドである話なんですが、紅一点の女子を取り合った結果、空中分解みたいなことも。プロでこういうのは聞かないですが……。いろいろありますよね」

実は不仲でしたみたいなことは?

「え~……正直な話、不仲になって解散というのはあります。曲を作り上げる過程でストイックになっていき、衝突を何度も繰り返した結果、メンバーの関係がギスギスしていくということですかね。でも、不仲のときの作品が傑作としてバンド史に残っていったりしますから、それだけ真剣に取り組んでいるということで。なんとも言えません」

最後に、どうしたら不仲が解消されるのか……これは日常生活においても活用できそうなので聞いてみると「ちょっと音楽から離れて、一緒にどこか出かけたりすると本音も話せて仲が回復する例は多いみたいですよ。元々バンドを組む時点で仲が悪いことはないと思うので」とのこと。「音楽性の違い」、もっとドロっとした裏側があるのかと思いきや、意外にも普通にありえるということが判明。なんか、疑ってすみませんでした……。

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