KG -ルーツと進化を堪能できるアルバム

2014.06.09

KG - ルーツと進化を堪能できるアルバム

KG

配信楽曲でアプローチを続けてきたKGがレーベル移籍後初となるフル・アルバム『Brand New Days』をリリース。より伸びやかに、しなやかに。J-POPと洋楽のよさを取り込んだ、唯一無二のKGカラーを感じろ!

INTERVIEW & TEXT BY 金澤隆志


自分なりにろ過したスタイル

──アルバム『Brand New Days』を作るにあたって、どんなアルバム像をイメージしていましたか?

KG シンプルで伝わりやすい曲をシングルとして発表しているなかで、それを入口にKGの音楽性や元来持っている根っこの部分を感じてもらえるものにしたくて。生音でのライブの回数を増やしていきたいし、自分が元々持っているものを表現できる楽曲を増やしたかったという思いはありましたね。

──“根っこの部分”というのは?

KG 黒人音楽、ソウル・ミュージック、R&Bを自分なりにろ過したスタイル。誰かのマネではなく、自分らしさがより伝わるようにしたかったんです。

魂を込めて歌う……それだけがこだわり

──KGさんはよくR&Bシンガーと形容されますが、本作の収録曲はとても幅広く、ひとつのジャンルに留まるものではないですね。

KG ジャンルレスにしたかったんです。カテゴライズされるのが好きじゃなくて、大きな意味でのポップス、ポピュラー・ミュージックをやっていきたいので、自然と楽曲のカラーも広がりました。おっしゃる通り、よくR&Bシンガーと呼ばれるんですけど、自分としては“魂で歌う”という意味でのソウル・シンガーだという思いが強くて。楽曲の曲調とかジャンルに関係なく、魂を込めて歌う……それだけがこだわりで。ロック、クラブ・サウンド、フォーキーなものまで、なんでもやりたいですね。

──マイケル・ジャクソンの音楽性がまさにそうでしたよね。それに近いものを感じます。

KG ありがとうございます! マイケルもそうだったし、今だったらブルーノ・マーズもジャンルレスですよね。俺が目指すのはまさにそういうところですね。

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波乱万丈な人生を歩んできたので(笑)

──ただ、KGさんのウェットな情感やメロディっていうのは一貫していて。

KG 歌は、その人自身が滲み出るものだと信じていて、歌はたくさん練習するよりも人生経験を積んだほうがうまくなると思うんですよ。いろんな人に迷惑をかけながら、波乱万丈な人生を歩んできたので(笑)、そういった部分が自然に出たのかも。

──その一方で、リズム感やハイトーンな歌声など、日本人離れしている部分も多く。曲調が洋楽チックな「You Make Me Feel Good」では顕著に表れています。

KG この曲は、よく一緒に制作するkenichi kitsuiと“こんなギター・カッティングの曲がやりたい”と話してるなかで、ギターのコードをいくつか出してもらって組み立てていき、その場で俺がメロディを歌いながら作っていった曲です。こういう、下品に聴こえないセクシーな曲というのはアマチュアの頃からアルバムには必ず1曲入れていて。海外だと、洗練されたセクシーな曲って必ずあるじゃないですか。今の日本のメジャー・シーンでこういう曲をやるアーティストがあまりいないと思うので、他の人ができないものをやっておきたくて。こういう洋楽ライクなものの場合は高い音がいくらでも出ます。

ふざけた歌詞をいい声で歌ってくれるのが最高(笑)

──その逆もある、と?

KG 配信シングルになっているようなJ-POP感が強い曲だと、勝手が違うからか高音が歌いにくいんですよ。そのぶん、歌詞を理解してもらうために優しく歌っています。洋楽ライクの曲はノリやテンションを重視して歌っているので、感覚で感じてもらえたらいいですね。

──「It’s Alright」は、まさにそういうタイプの曲で。アップ・テンポな曲は他にもありますが、これは突き抜けてますよね。

KG ディスコの曲がずっとやりたくて。これこそまさに自分の根底にあるルーツ。ミスター・ソウルマンことミトカツユキにディスコがやりたいと相談して。彼はすごく歌がうまいんですけど、その彼がおっかけコーラスで“タイキ〜ック”みたいにふざけた歌詞をいい声で歌ってくれるのが最高(笑)。あと、この曲はフル・バンドでライブでやったときに最高に盛り上がる曲にしたかったんです。

やっと出せてよかった

──KGさんのあらたな側面が見える曲と言えるかもしれないですね。

KG そうですね。あと「You Make Me Feel Good」「To The Top」「Can You Hear My Voice」も、自分の引き出しにはありつつも出してなかった部分なので、やっと出せてよかったなと思っています。

──最後に、漢字一文字でこのアルバムを表現すると?

KG 人間性や思いも含めると“魂”だけど、アルバムを聴いて思うのは“躍”かな? なんかわからないけど自然と体が動いちゃう曲があって、バラードもミディアム・スローな配信シングル曲も、心を躍動させられるようなものが入ったと思うので。

リリース情報

2014.06.18 ON SALE
ALBUM『Brand New Days』
WARNER MUSIC JAPAN

J-140603-YS11

¥3,000+税

詳細はこちら

ライブ情報

KGワンマンツアー2014「Brand New Days」
詳細はこちら

★本人生解説による、ニュー・アルバム『Brand New Days』先行視聴会開催
“Listen with”
KKBOXの特別なソーシャル機能 “Listen with” で、ニュー・アルバム『Brand New Days』を本人の生解説付きで、ひと足先に楽しむことができます!
6月11日 20:00〜22:00
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オフィシャルサイト

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