『テラスハウス』で披露したあの曲がアコースティック・バージョンに!

住岡梨奈 - 『テラスハウス』で披露したあの曲がアコースティック・バージョンに!

住岡梨奈

Part.2「一分間だけ」「言葉にしたいんだ」

ニュー・シングル「flavor」のカップリング「一分間だけ」は日台合作映画『一分間だけ』の主題歌。音速ラインの藤井敬之と共作した歌詞からは、動物好きのふたりならではの優しさが心に広がってくる。さらに、「言葉にしたいんだ」のアコースティック・バージョンも収録!

INTERVIEW & TEXT BY 大前多恵
PHOTOGRAPHY BY キセキ
HAIR & MAKE BY NATSUKI


家に初めて犬が来たとき、“ちっちゃい怪獣が来た!”と思った

──日台合作映画『一分間だけ』は、あるカップルと愛犬リラとの暮らしを描く、家族の物語。主題歌「一分間だけ」はどのように制作がスタートしたのですか?

住岡梨奈 脚本より先に原田マハさんの原作小説を読んだんですけど、途中から涙がこぼれてきて、一回本を閉じてしまったほどです……(笑)。実家で犬を飼っているので、いつも一緒にいてくれたことに対して自分は何かできていたのかな? と振り返ったり、(本を読んで)共感した部分を思い返したりしながら歌詞を書いて行きました。共作の藤井敬之さん(音速ライン)は福島に住んでいらっしゃるんですけど、東京に出て来てレコーディングで一緒になると、“これ、うちのウサギ!”といつもペットの写真ばかりを見せてくれるんです。そのぐらいお互いに動物を好きだからこそわかることや、思い返して一緒に後悔する場面もあって、共作するうえでもすごく合致する部分が多かったんですよね。曲を作っている途中で、台湾語のセリフのままで日本語字幕もない映像を観させてもらったんですけど、すごく柔らかい映像だったので、イメージがぴったり合うな、とも思いましたし。この主題歌を作ることができて、本当によかったなと思いましたね。

──住岡さんが初めて飼った犬は、映画に登場するリラと同じ、ゴールデンレトリバーだったんですよね?

住岡 そうなんです。家に初めて来た犬だったんですけど、“ちっちゃい怪獣が来た!”と思っていました。自分が小さかったので、ソファに登って逃げても足を齧られていたのを思い出しましたね。すぐ大きくなって、逆にこちらが遊んでもらったり、寂しいときにそばにいてもらったり。私が忙しいときは散歩をお休みしたり、理不尽なことで怒ったり、そういうことがたくさんあったなって。だから、映画を観たときはちょっとつらかったです。やっぱり、飼うならこういう気持ちじゃなくちゃ、と考えさせられましたね。

──今誰かと一緒にいられるのは尊いことで、それは当たり前ではないんだ、という強い想いが伝わって来る歌詞でしたが、住岡さんが日々感じていることなのでしょうか?

住岡 そうですね。一緒にいてもいつかはいなくなっちゃうんだ、と思うことはよくあります。親はもう50歳で半世紀、自分ももう四半世紀生きていて、“あとどれくらい、何ができるんだろう?”と考えたときに、ささいなことで不機嫌になったり、不幸になったりしたくないな、とすごく思いますし。きっと誰しもが幸せに向かうことを前提に生きているんだ、と理解したうえで生きなければ、つまらないと思うんですよね。この曲は誰かの大事な曲にもなるだろうし、自分にとっても大事になると考えたら、やっぱり大事にしなきゃいけないし。きちんと全部丁寧に見て行かなきゃいけない、生きて行かなきゃいけない……ちょっと大きな話になってしまいますけど、そういう気持ちが湧いてくるんですよね。

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アコースティック・バージョンを改めて、“シンプルっていいな”と思いました

──そして、「言葉にしたいんだ」(前シングル曲)のAcoustic Mixも収録されていますが、シンプルゆえに沁みるものがありました。

住岡 この曲の初めての発信が『テラスハウス』(フジテレビ系)での弾き語りだったこともあって、アコースティック・バージョンを聴きたいという方もいたので、こうして出させてもらいました。バンドの良さももちろんあるんですけど、改めて、“シンプルっていいな”とは自分でも思いましたね。ライブ映像などを別にすれば、アコースティックを音源として出すのは初めてなんですよね。ライブに来てくれたときには、音源としてのアコースティックとライブでのアコースティックにもまた違いがある、ということに気づいてもらえるとうれしいですね。

リリース情報

2014.05.28 ON SALE
SINGLE「flavor
キューンミュージック 

J-140523-FY-1437

【写真:初回生産限定盤CD+DVD】¥1,500+税
【通常盤CD】¥1,165+税

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