郷ひろみ スペシャル・インタビュー!

老若男女、一般リスナーからアーティストまでが敬愛する、郷ひろみ。ずっと第一線で活躍し続ける魅力とは? 彼がこれまでずっと貫き通した美学を学ぶ。

INTERVIEW & TEXT BY フジジュン

“今、何ができるか”

──前山田健一さんとの意外性あるタッグで、新曲「99は終わらない」をリリース。郷さんは若い世代のリスナーにもトップスターと認知され、歌番組などでゆず、AKB48、ももいろクローバーZといった若いアーティストとのコラボレーションも積極的に行い、そこで見せる様々な表情にすごく魅力を感じます。

郷ひろみ 正直なところ、自分がどう見られているかは何も考えていないんです(笑)。デビューして44年ですけど、キャリアはインテリジェンスと同じで、ひけらかすものではないと思んです。(自分の)心に閉まっておけばいい。では、大切なことは何か? というと、“今、何ができるか”ということだけで。キャリアだけにすがっても(パフォーマンスを求められるときには)“それはわかるけど、今は何ができるの?”と言われるだけなんです。僕は99枚のシングルを作り上げた自分の歴史もすごく誇らしく思うけど、それは心に閉まって。今の自分に何ができるかだけを考えています。そこをコラボレーションしたアーティストが感じ取って、相乗効果が生まれ、空気として観ていただく皆さんに伝わったときに魅力的に映っているのであれば、それはうれしいことですよね。

大袈裟に歌ってみたり(笑)

──「99は終わらない」でも“今まで積み上げたものは 人生の誇り だけどね そればっかりじゃ前には進めない”と歌っていますね。

 そこは前山田くんと話したことや、僕の言葉がそのまま歌詞になっていて。“年齢なんて ないないない”という歌詞もあるんですけど、そこも僕の考えた歌詞だったり。アイデアはいろいろ考えたんですよね。“整形じゃ ないないない”って歌詞もあったんだけど……それはやりすぎかな? とか(笑)。前山田くんとのレコーディングでは「そこはもっと“郷ひろみ”でお願いします!」と言われて。「全部、郷ひろみで歌ってるんだけどな〜」と思いながら、大袈裟に歌ってみたり(笑)。

相手も安心してくれるんですよ

──若いアーティストとのコラボや作業は、やはり刺激的ですか?

 そうですね。僕は“できない”ってことを絶対に言わないので。言われたことをやったうえで、思いついたことがあったらこっちはどうですか? と提案するようにしていて。年齢もキャリアも関係ないよってところでパフォーマンスしていくと、相手も安心してくれるんですよ。この人、何でもやってくれるのかも知れないって気持ちになってくることで、逆に自分自身知らなかった魅力を引き出してくれるから、僕にとってもプラスだし、すごく刺激的で。「99は終わらない」もそういう曲になったと思います。

リリース情報

2014.05.21 ON SALE
SINGLE「99は終わらない」
ソニー・ミュージックレーベルズ

J-140522-YS11

[初回生産限定盤/CD+DVD]¥1,528+税
[通常盤/CD]¥1,447+税

詳細はこちら

ライブ情報

Hiromi Go Concert Tour 2014 “Never End”
詳細はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人