KANA-BOON -ミュージックステーションにも出演し、話題加速中の彼らの新作が到着!

KANA-BOON - ミュージックステーションにも出演し、話題加速中の彼らの新作が到着!

KANA-BOON

8月30日に大阪・泉大津で初の野外ワンマン・ライブが決定したKANA-BOON。勢いに乗る彼らがニュー・シングル「フルドライブ」をリリース! 4人の夢を掴むための覚悟と挑戦が刻まれた、胸を熱くするロック・チューンだ!

INTERVIEW & TEXT BY 本間夕子


溜まってたぶんの爆発力みたいなものはだいぶ出てます!

──「フルドライブ」は前作「結晶星」でスタートした2014年をさらに加速させる勢いあるシングルですね。

谷口鮪 はい。「結晶星」の次に出すシングルとしてパワーのある曲をちゃんと聴いてほしいなと思って。

──いつ頃できた曲なんですか。

谷口 去年の秋ですね。東京と大阪でのワンマン・ライブが終わったあとに曲作り期間があって、そこで何曲かバーッと作ったうちのひとつなんです。まずワンマン・ライブ自体が僕たちにとって初めてやったし、それまでが結構忙しくもあったので曲を作る時間がなくてすごくストレスが溜まっていて。ご褒美的な感じでやっと曲作りできる時間をもらえたので、溜まってたぶんの爆発力みたいなものはだいぶ出てます。

──曲作りがご褒美って健全だなあ。

谷口 好きですね、曲を作るのは。遊び道具みたいな感じというか、テレビゲームするみたいな感じで自由に作っているから。

古賀隼斗 鮪のコードに僕たちがどう音を乗せていくかとか、すごく楽しいです。

小泉貴裕 僕はこの曲で一度、原点に戻れたというか。やっぱりデビューしてからドラムについて考えることが多くて、音ひとつ鳴らし方ひとつにしても悩むことがあったりして。でも“一回、そういうのを忘れて楽しんでやってみたら?”って先輩に言われたんです。そういえばドラムを始めた頃ってそうだったな、その気持ちを忘れたらアカンなと思って自然に体から出てくるリズムを入れたのが「フルドライブ」で。

飯田祐馬 僕も同じ。もっと難しいことをやったほうがカッコいいのかなとか考え込んだりしてたんですけど、結局向いてないというか(笑)、このバンドはそういうバンドじゃないなと。なのでこの曲では自分が“カッコいいな”“気持ちいいな”って、そのときに自分の頭に浮かんだ音を入れているんです。でも、それって去年のいろいろがなければ絶対出てこなかったフレーズやと思うんですよね。

──曲を作ってるときにイメージしていたものはありますか。

飯田 最初からサビの“♪フルドライブ”はあったんで、なるほど、疾走感ねって(笑)。

谷口 すべてを察したんや。単純やな(笑)。

飯田 でも絶対そうやろ? これは疾走感が欲しいんやなってその場でイメージできたし、それがめっちゃしっくりきて。

古賀 最初の鮪のコードとかで“こういう曲を作りたいんやな”っていうのが大まかですけどわかるんですよ。もう長いことやっているんで口で説明しなくても考えてることは結構みんな一緒だったりして。

──タイトルもわりと早い段階から「フルドライブ」と? 

谷口 決めてましたね。最初にあったのはサビの“フルドライブ 走れ”と“フルドライブ 曲がれ”っていうところだけだったんですけど。

──“曲がれ”って言葉が新鮮でした。

谷口 僕も自分で歌いながら新鮮やなと(笑)。すごくポジティブな意味なんですけど、去年の経験で“音楽でやっていく”っていうのは音楽だけじゃないってことを知ったんですね。それまでミュージシャンはCD出してライブするだけでいいと思ってたけど、現実では他にもたくさんやることがあって。そうやっていくうえで時には曲がっていくことも大事というか……この曲に出てくる主人公は“アイツを抜かすためには手段は選ばん”ってタイプなんですけど、僕も同じで自分たちが思い描いてきたものになるためには苦手なことだってやっていきたいし、その覚悟がやっと決まったのが去年のワンマンが終わったタイミングでもあって。だから“曲がれ”は、そういう覚悟とか挑戦していきたい気持ちを全部踏まえたうえでの言葉なんです。 

これまででいちばん規模の大きい会場だし、野外でワンマンも初めてなのでめちゃくちゃ楽しみ

──ちなみに“汽笛”というフレーズはどうして出てきたんですか。

谷口 これは語感です。結構大変で、ハマる言葉がなかなかなかったんですよ。仮歌で入れてる言葉って語感はぴったりなんですけど、実際歌詞にしようと思うとそういう言葉がこの世になかったりするんです(笑)。

──のっけの“夕晩々”からして単語では存在しないですもんね。

谷口 そうなんですよ。仮歌では“ウー、バンバン”って歌ってたんですね。ライブでみんながハンドクラップするような光景をイメージしてて。でも、そのせいで一行目から“うわ、言葉がない!”(笑)。ホント自分との闘いみたいな感じでずーっと紙に向かってました。“汽笛”に関しては汽車みたいな感じで全力で汽笛を鳴らしながら走っていく様子を想像しながら書いて。

──ここで、あ、車じゃないんだ! って思ったんですよ。

谷口 “汽車かい!”って(笑)。でもホントは車でもなければ汽車でもないんです。僕的には“何かを追いかけてものすごく走る人”。アメコミのヒーローみたいなイメージがあって。特にAメロはヒーローと敵の追いかけ合い、というか。

──そのヒーローはイコール、自分自身でもあったり?

谷口 そうですね、KANA-BOONでもありますし。

──では敵は?

谷口 そういう意味で言うとホント、僕らが青春時代にずっと観てきたバンドたちであったり、僕らの上にいるたくさんの人たちだったり……もちろんめちゃくちゃリスペクトも込みなんですけど。でも、やっぱりここでやっていくからには追い抜いていきたいし。

──その覚悟と意気込みが頼もしいです。初の全国ワンマン・ツアーもいよいよ始まりますが、さらに初の野外ワンマンも決定したそうで。

谷口 はい! 地元・大阪に凱旋ということで8月30日に“KANA-BOON野外ワンマン ヨイサヨイサのただいまつり! In 泉大津フェニックス”をやらせていただきます。これまででいちばん規模の大きい会場だし、野外でワンマンも初めてなのでめちゃくちゃ楽しみですね。上京してどれだけ成長したか地元の人たちに見せたいし、KANA-BOONが地元に帰る姿を他の人たちにも見てもらいたいです。

ジョジョを読んでなかったら俺、この歌詞書けてないやろと思って

──うん、楽しみ! では最後に、今、音楽やバンド以外で皆さんが“フルドライブ”でハマっていることを教えていただいて締めましょう。

谷口 最近は寝る間を惜しんでマンガ読んでます。『ジョジョの奇妙な冒険』をずっと読んでいて、今やっと第5部まで終わったところで。実は「フルドライブ」の歌詞に“無駄無駄”ってありますけど、ジョジョを読んでなかったら俺、この歌詞書けてないやろと思って。そういう自分の趣味なり、自分が受けたものを音楽にできたのがすごくうれしいし面白い。

飯田 僕は自転車ですね。最近、引っ越して駅から遠くなったんで自転車を買ったんですよ。帰りとか“今日は別の道から帰ってみよう!”っていうのがマイブームで。おかげで家に着くのがめっちゃ遅くなるんですけど(笑)。

古賀 俺、考えても考えてもゲームしか出てこない(笑)。最近、モンハン4(『モンスターハンター4』)を買ったんですけど、結構前に出てるんで最初から買っていた人とはかなり差が開いてしまってて。なのでそいつらを抜かそうと思って今、フルドライブです! 

小泉 僕はふたつあって、パソコン・ソフトの“GARAGE BAND”で曲を作ることとコインランドリーに行くこと。最近、毎日コインランドリーに行ってるんです。

古賀 それ、家に洗濯機がないからちゃうの?

小泉 いや、あるけど、乾燥機から取り出したときのフワフワ感、アツアツ感が気持ちよすぎて。

古賀 でもさ、普通は曲作りのほう推さへん? コインランドリー推しって(笑)。

小泉 コインランドリー最高です!

リリース情報

2014.05.21 ON SALE
SINGLE「フルドライブ
キューンミュージック 

J-140521-FY-0153

【初回生産限定盤CD+DVD】¥1,500+税
【通常盤CD】¥1,165+税

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