三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR“BLUE IMPACT”

三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR“BLUE IMPACT”

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE

三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR“BLUE IMPACT”

2014年4月20日(日)@さいたまスーパーアリーナ

あれほどの大熱狂に包まれたライブ会場を、最近見たことがない。そんな夜を目撃したのは三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのツアー“BLUE IMPACT”のファイナル公演だったさいたまスーパーアリーナ。モンスター・グループへと進化した彼らの2度目の単独ツアーはいったいどういうものだったのだろうか?

REPORT BY 松浦靖恵


時代を牽引するモンスターグループへ……

 2014年の幕開けと共に始まった、“EXILE TRIBE PERFECT YEAR 2014”。その先陣を斬ってスタートしたのが、この三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの2回目の単独ツアー“BLUE IMPACT”だ。時代を牽引する大人気グループへと進化したことを証明するように、約40万人もの動員を記録し、大熱狂のライブを日々展開した。

 このツアー中に最年少メンバーである岩田剛典が、先日行われた“EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION”へ参加することが発表された時には、驚きと心配の声が届くこともあったという。だが彼らは、ファンへ“想いを伝える”ことで不安を解消させ、ほかのメンバーは岩田を信じ、「三代目 J Soul Brothersの為にも戦う!」彼を全員で応援した。大規模ツアー中ながら、オーディションの合宿へと参加する岩田は、合宿で行われた演目の練習なども会場に遅くまで残って行う夜もあったという。体力的には壮絶な日々を過ごしたことに違いないが、彼の計り知れない精神力が見事、“EXILE”という名誉ある称号を獲得するに至った。

……と、そんな裏側があったことを思うと、よりこの“BLUE IMPACT”ツアーがいかにすごいものだったのか、ということが色濃くわかるだろう。

スリリングなスタートは、新しい息吹

 1曲目「JSB Blue」で見せたステージングは、とてつもなくスリリングだった。というのも、彼らが立つ円形ステージは徐々に床が反時計回りに動き始め、かなりのスピードで高速回転する舞台だったからだ。つまり、彼らは回転方向に身体が流されないよう、遠心力に逆らいながら身体のバランスを取らなければいけない。支柱を握っているとはいえ、もし、ほんの少しでも体勢を崩せば、彼らは身体ごとステージの外へと飛ばされてしまうだろう。そんな状態で、パフォーマーのNAOKI、NAOTO、ELLY、山下健二郎、岩田剛典は、LEDライトを仕込んだ長いステックを使ったパフォーマンスを見せ、その姿はまるで侍のように凛々しく、ボーカルの今市隆二と登坂広臣が拳を突き上げ“世界を全部塗り替える”と歌う姿は、とても頼もしかった。大会場ならではの大掛かりなセットが組み立てられ、どの楽曲にも華やかな仕掛けが施されていた今回のライブの中で、「JSB lue」のパフォーマンスは、鍛え上げられた肉体を使い、ステージを縦横無尽に動きまわるフォーメーションを付けたダンスがなかったにも関わらず、圧倒的な存在感を見せつけた。このアプローチは、三代目 J Soul Brothersのライブに、新しい息吹を吹き込んだと言えるだろう。

受け継ぐ側ではなく、発信する側へと進化

 ライブ中盤のバラード・コーナー。円形ステージ上にいるボーカル登坂広臣と今市隆二の2人は、距離を置いて背中合わせで歌っているから、相手の表情を決して見ることはできないが、お互いの声、お互いの温度、お互いの表情を、背中で感じながら歌っているように見えた。夢や希望、終わりのない人生に向かって、どんな時も諦めず、自分を信じて歩き続ける自分たちへのメッセージが刻まれた「次の時代へ」は、これまでのライブでも、ずっと2人だけで歌ってきた。“次の時代の光になれ”。この歌に刻まれたメッセージは、これからも彼らの指針であることは変らないけれど、三代目 J Soul Brothersが「今度はこの曲のメッセージを発信する側になれたら」とメンバーの思いを代表して登坂は伝えた。

サプライズ満載のツアー・ファイナル~未来へ

 アンコールでは、THE SECOND from EXILEと三代目 J Soul Brothersが「Japanese Soul Brothers」で共演し、2曲目「24karats TRIBE OF GOLD」では、この2組にGENERATIONS from EXILE TRIBEも加わり、まさにツアー・ファイナルにふさわしい、とびきりのサプライズとなった。6月には、EXILE TAKAHIRO、THE SECOND from EXILE、二代目 J Soul Brothers、三代目 J Soul Brothers、GENERATIONSが参加する「EXILE TRIBE PERFECT YEAR 2014“THE SURVIVAL”」がさいたまスーパーアリーナで10日間連続で開催される。激しいバトルが繰り広げられるであろうそのステージに挑んでいく7人。次なる高みを目指す彼らに、一瞬たりとも休息の時間はない。

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