片平里菜 -同世代を中心に共感者続出中の「女の子は泣かない」に続く、女の子の気持ち代弁ソング!

片平里菜 - 同世代を中心に共感者続出中の「女の子は泣かない」に続く、女の子の気持ち代弁ソング!

片平里菜

女の子の心を鷲掴みにしている片平里菜。今度は強烈な言葉と共に、再び女子に共感を生む「Oh JANE」を届ける。“たまには乱れてみたい”とか“あんまりみくびってんなよ”とか、ドキドキしてしまう歌詞が並んでいるけれど、ポップに聴けちゃうのは亀田誠治マジック! 映画『ライヴ』の主題歌でもある「あなた」との両A面シングルで初夏に彩りを添える!

INTERVIEW & TEXT 前原雅子


すごく強く見せたい気持ちがある半面、脆い部分も結構あって

──「Oh JANE」は男前だけど半面とっても“女子”、という女の子が目に浮かぶ曲ですね。

片平里菜 前のシングル「女の子は泣かない」を出すとき、3枚目は「Oh JANE」にするって決めてたんです。この2曲で、女の子が成長していく過程が見えたら面白いなと思って。

──歌詞には二人の“Jane”が出てきますが。

片平 映画が好きなので、どっちも映画からイメージしました。“G.I. Jane”は同じタイトルの映画があって、男性社会の海兵隊で強く生き抜いていく女性。“Mary Jane”は『スパイダーマン』に出てくる可愛らしいヒロイン。私は、そのどちらの要素も持ってる女性が好きで、そこも歌いたいなぁと思って。

──片平さんのなかにも、二人の“JANE”は……

片平 いると思います。どっちかというと男っぽい性格だと思われがちなんですけど、すごく強く見せたい気持ちがある半面、脆い部分も結構あって。でもそれが女性というもののような気もするんですよね。

自分を抑えてる人がホントにキレたときに素が出たり、方言が出ると、その破壊力ってすごい

──それにしても出だしの”たまには乱れてみたい”はインパクトがありますね。

片平 なんとなく出てきました(笑)。キャッチーなメロディにきわどい言葉っていいかもって。それに続いて出てきた“でも女はわかってる”っていうのも、自分的には面白くて。ただ、こういう曲って心配になってくるんですよね。まだ20代前半のくせして“女は、女は”って言っていいものか、って。

──この小娘が! と(笑)。

片平 何を生意気言ってんだ! と(笑)。

──そういう若干の生意気さも含めて、いいと思いました(笑)。また言葉遣いが、ほどよくぶっきらぼうなとこもいいなぁと。

片平 いつもなるべく素を出したいと思ってるんです。だからサビの“夢なんて見てさんな”っていうのは、“見てんなよ”っていう意味の福島の方言で。なんかイメージ的には年上のお姉さんが“なにしてっさんなよー!”って強く言う、みたいな感じなんですけどね。

──普段はあまり女の子が使わない言葉?

片平 使わないと思います、私も使ったことないし。でも普段、自分を抑えてる人がホントにキレたときに素が出たり、方言が出ると、その破壊力ってすごいじゃないですか。そこも歌詞にしたかったんです。でもそういう曲だから、歌ってても気持ちいい(笑)。 

──ぜひ女子会のカラオケで。

片平 歌って欲しいですね。見に行きたいです。う~ん、やば~い、絶対かわいい!(笑)

邪心を振り払いながら、心を素っ裸にして書いていった曲

──そして、もうひとつのタイトル曲の「あなた」は、映画『ライヴ』の主題歌ですが。

片平 大切な人を守るために闘うっていう映画のテーマは、この曲にも通じると思いました。そもそもこの曲、震災のあとにできたんです。その時期は家族、友達、恋人、ペット、何かひとつに絞って表現することができなくて、“あなた”っていう抽象的な表現になったんですけど。だから自分にとって本当に大事な存在を思い浮かべて、邪心を振り払いながら、心を素っ裸にして書いていった曲です。

──そういう曲だからでしょうか、ボーカルがとっても優しいですね。

片平 声の周りで鳴ってる音も優しい、生命力に溢れたアレンジのおかげもあると思います。でもこの曲は、ホントに言葉を大事に歌いたくて。私、日本語のアクセントがちょっとヘンだったりするとこがあるんですけど、この曲は正しいアクセントの日本語で歌いたかったんですよね。

──またカップリング曲の、迷いなく歩いてる女の子の姿が頼もしい「小石は蹴飛ばして」も、どこか儚げな「あの場所で偶然」もいいですね。

片平 「小石は~」は普段の考え方が強く出てる曲だと思います。元々性格的に型にはまりたくないっていう、反発心みたいなのがあるほうで。なのに毎日寝る前は後悔してるっていう。だから曲のなかでは最強になっちゃおーっと思って(笑)。あとライブを意識してライブのメンバーと録った曲なので、今まででいちばんライブ感がある曲になったんじゃないかなって思います。「あの場所~」のほうは高校3年生のときに書きました。初めて路上で歌ったときのことを書いてます。

──ほぼ実話ですか。

片平 そうですね。初の路上が渋谷だったんですけど、そこで「いい声ですね」って声をかけられて。

──うれしかった?

片平 はい。けどちょっと、……怪しんでました(笑)。でもそういう初期の曲がこのタイミングでシングルに入れられてうれしいです。

──ところで最近、東京に引っ越されたとか。

片平 そうなんです。前々から引っ越しを決めてたわけじゃなくて、とっさに「一人暮らし、しよ!」と思って引っ越したんですけど。だから今、ちょっとずつ生活を整えてるところ。野菜を刻んで調理しようと思ったら、IH対応のフライパンじゃないことに気づいて途方に暮れたり(笑)。そういうことも含めて楽しいですね。地元にいるとホントにオフっちゃうんで、物も情報も多い東京で、自分がどう変わるのかも楽しみだったりします。

リリース情報

2014.4.30 ON SALE
SINGLE「Oh JANE/あなた」
ポニーキャニオン

J-20140502-KK-1944

[CD]¥1,200 +税

詳細はこちら

ライブ情報

詳細はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人