モーニング娘。’14がカップリング・アルバム第2弾をリリース。31曲を収録した濃ゆいその中身に迫る!

INTERVIEW & TEXT BY 阿部美香

 どんな人にも学校や職場で見せるパブリックな顔と、家族や恋人の前だからこそ見せられるプライベートな顔があるように、アーティストにも表の顔と裏の顔がある!……といっても、スキャンダルの話をしたいわけじゃあありません(笑)。表の顔というのはシングルCDのタイトル・チューン、裏の顔とはカップリング・ナンバーのこと。学校では超不良の彼が、雨の日に捨て猫を拾ってかわいがっちゃうとか、そういうアレですよ!(ほんと?)

 インパクトで勝負するタイトル・チューンに比べ、カップリング・ナンバーは自由度が高い。だからこそファンに向けた濃いメッセージが込められた曲や、大胆で実験的な曲も多くなる。ライブで盛り上がったり、ファンに語り継がれる隠れた名曲が多いのもカップリング・ナンバーの魅力といえるでしょう。そのセオリーは、『モーニング娘。’ 14 カップリングコレクション2』にもズバリ当てはまります。あらためて並べて聴いてみるとモーニング娘。’14のカップリングも名曲ぞろい。ほんと、カップリングをなめちゃいけません!

 今回の『カップリングコレクション2』に収録されたのは、2009年10月リリースの41thシングル「気まぐれプリンセス」のカップリングだった「愛して 愛して 後一分」から54thシングル「わがまま 気のまま 愛のジョーク/愛の軍団」カップリングの3曲「負ける気しない 今夜の勝負」「坊や」「ふんわり恋人一年生」までの計31曲。今年からモーニング娘。’14に改名された彼女たちの、“モーニング娘。”名義の集大成にもなっています。

 長年リーダーを務めた高橋愛が卒業を迎えた決意表明とも受け取れる「自信持って 夢を持って 飛び立つから」。新垣里沙の卒業記念シングルに収録された、松浦亜弥のカバー曲「笑顔に涙~THANK YOU! DEAR MY FRIENDS~」。10年間在籍した田中れいなのラストシングルに収録された「ROCKの定義」など、卒業メンバーの想いの詰まったソロ・ナンバーがじっくりと楽しめるのも『カップリングコレクション』ならでは! ライブで人気の名曲「A B C D E-cha E-cha したい」、6期メンバーの代表曲「私の時代!」、新体制への移り変わり期にライブでも大きな感動を呼んだ「友(とも)」など、年代順に並んだ楽曲に、グループとしての変遷、彼女たちの歌とサウンドの進化を感じられるのも魅力です。

 とくに10期メンバーが参加してからのシングルは、初回限定盤のバージョンごとにピックアップされたメンバーが歌う、異なるカップリング曲を収録しているため、全バージョンを買いそろえられなかったファンにはうれしいプレゼント。ほとんどの楽曲が、アルバム初収録となっているのもポイントです。(さらに、初回限定生産盤には収録楽曲のライブ映像を収めたDVDもついてくる!) 個人的には、旧・モーニング娘。時代から続く、グループの真骨頂──憂いを帯びたメロディとラジカルなサウンド・メイクの融合──が聴き応え満点の「哀愁ロマンティック」もオススメ!

 森三中の大島美幸、黒沢かずこが新メンバーとして加入した“モリ娘。”でも話題を呼んだモーニング娘。’14。今年はさらに、どんなプロジェクトで私たちを驚かせてくれるのか? この『カップリングコレクション2』でモーニング娘。’14を、今からしっかり復習しておきましょう!!

リリース情報

2014.03.12 ON SALE
ALBUM『モーニング娘。’ 14 カップリングコレクション2
ゼティマ

J-140314-FY-1426

【写真:初回生産限定盤A CD+DVD】¥4,000+税

【通常盤CD】¥3,000+税

詳細はこちら

ライブ情報はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人