BABYMETAL -赤い夜 LEGEND “巨大コルセット祭り” ~天下一メタル武道会ファイナル~

BABYMETAL - 赤い夜 LEGEND “巨大コルセット祭り” ~天下一メタル武道会ファイナル~

BABYMETAL

BABYMETAL – 赤い夜 LEGEND “巨大コルセット祭り” ~天下一メタル武道会ファイナル~

2014年3月1日(土)@日本武道館

観に行った多くの人が「伝説だよ、コレ」と言ってた3月1日の日本武道館での出来事。平均年齢14.7歳。日本武道館公演女性アーティスト最年少記録を更新したBABYMETALの<赤い夜 LEGEND“巨大コルセット祭り”~天下一メタル武道会ファイナル~>で何が起きたのか──。

TEXT BY 土屋恵介
PHOTOGRAPHY by Taku Fujii


3人の歌とダンス、神バンドの演奏だけでの勝負に出る

遂にやってきたBABYMETAL初の日本武道館2デイズ・ライブ。初日の“赤い夜”は、2012年7月にメタルの聖地、目黒鹿鳴館で行われたBABYMETAL初ワンマン・ライブ“LEGEND ~コルセット祭り~”をスケール・アップして行うというコンセプトがあった。

鹿鳴館のときは小さなフロアに人がパンパンで、メンバーもファンも汗だく状態だったのを覚えている。あのときと同じく、観客全員が首にコルセットを巻く中(X JAPANのYOSHIKIリスペクト)、全力疾走ライブをライブハウス武道館で行おうというのだ。

さらに、BABYMETALのワンマンでは、通常、途中の映像でライブにストーリー性を持たせるのだが、それが一切なし。つまり、3人の歌とダンス、神バンド(生バンド)の演奏だけでの勝負に出たのである。

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超満員のファンが湧き上がる中、魔法陣の描かれた360度のセンター・ステージで「メギツネ」からガンガンに飛ばしていく3人。

最初は緊張があったのか、SU-METALの声に力みが感じられたが、曲が進むに連れどんどん調子を上げていく。高く伸びていく彼女のボーカルはますます磨きがかかっている。

YUIMETALとMOAMETALのダンスはかなり大きく、そして合いの手と煽りで観客をアゲていく。武道館という大会場に臆することなく、堂々とパフォーマンスしていく3人。

以前から、カッコよさと楽しさの詰まったライブを見せてきたBABYMETALだが、良い意味で余裕すら感じさせる佇まいが備わっていたのだ。昨年の夏フェス、海外ライブなどで、多く人にアピールする見せ方をしっかりつかみ、経験から得たスキルを武道館で全開放していたように思う。

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YUIMETALが舞台から落ちるアクシデントが

さらに個人的にグッときたポイントを挙げるとすれば、曲の世界観で瞬時に切り替わる3人の表情だ。突き刺すようなクールさから一気にキュートな笑顔にチェンジしたりと、人を惹き付けるパワーが強力。細かい表現力がとてつもなく伸びている。

さてライブも終わりに近づいた「ヘドバンギャー!!」でYUIMETALが舞台から落ちるアクシデントが起きた。だが、SU-METALとMOAMETALは気丈にも曲の後半を2人でやり切ったのだ。その姿には心を揺さぶられるものがあった。

若干のブレイクの中、観客から自然発生的に“YUIMETAL”コールがわき上がると、無事YUIMETALもステージにカムバック。「イジメ、ダメ、ゼッタイ」のウォール・オブ・デス(ステージ猛ダッシュ)をばっちりキメ、見事3人で武道館初日を完走したのだ。

ストーリー的な演出がなくても、彼女たちは歌とダンスだけでしっかりと1万人の心をつかめるまでに成長していた。何があってもステージに徹する3人のプロフェッショナル魂を持つ、揺るぎないライブ・アクトであることを、彼女たちはこの日ライブで証明してみせたのだ。

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SETLIST

  1. メギツネ
  2. ド・キ・ド・キ☆モーニング
  3. ギミチョコ!!
  4. いいね!
  5. Catch me if you can
  6. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
  7. 悪夢の輪舞曲
  8. おねだり大作戦
  9. 4の歌
  10. 紅月-アカツキ-
  11. BABYMETAL DEATH
  12. ヘドバンギャー!!
  13. イジメ、ダメ、ゼッタイ

リリース情報

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