THE BAWDIES -カバー・アルバムの選曲が伝えるルーツ・ミュージックの豊かな世界

THE BAWDIES - カバー・アルバムの選曲が伝えるルーツ・ミュージックの豊かな世界

THE BAWDIES

Part.3 ルーツ・ミュージック

いちばん最初に衝撃を受けた“あの瞬間”からなんら変わらない愛情を持っているからこそ、アーティストとして存在する今、リスナーへ向け、ブラック・ミュージックの素晴らしさを提示する!

INTERVIEW & TEXT BY 小野田 雄
PHOTOGRAPHY BY 笹原清明【ROY】
HAIR & MAKE BY 樋口あゆみ(CALM)【ROY】


カバーというのは、新しい音楽に出会ういい機会

──今回のカバー・アルバムは、どういう基準で選曲していったんですか?

ROY 選曲に関して、迷いはなかったんですよね。というのも、大きく捉えると、僕らのルーツはブラック・ミュージックにあるじゃないですか? そのうえで、ブラック・ミュージックには細かくジャンル分けがあって、ブルース、リズム&ブルース、ロックンロールもそうだし、ソウル、ファンク……そうしたいろんな音楽から影響を受けているので、それをできるだけ幅広く取り上げたかったし、紹介したかったんです。ただ、あまりにマニアックになりすぎて、誰の曲かわからない曲を取り上げても意味がない。だから、これからブラック・ミュージックを聴く人の入口として最適な曲、自分たちの中での定番曲を選びました。

JIM カバーというのは、新しい音楽に出会ういい機会だと思うんです。僕らもザ・ソニックスがアルバムに収録したカバーから、そのオリジナルを聴いて、ブラック・ミュージックの奥深い世界を知ることになりましたし、今回、僕らが取り上げた曲はいろんな人がカバーしているんですね。だから、アレンジを考える際にもそのいろんな人のバージョンを参考にしましたし、聴く人にとっては、僕たちのバージョンとほかの人のバージョンを聴き比べて、その違いをも楽しめるんじゃないかと思います。

彼の歌い方は自分のスタイルの基盤

──ブラック・ミュージックは、演奏はもちろん、ボーカリストの比重が高い音楽でもあります。選曲の際にはそれぞれの曲のボーカル・スタイルについても考えました?

ROY 今回、レイ・チャールズの「WHAT’D I SAY」や彼の影響が強いザ・スペンサー・デイヴィス・グループの「SOMEBODY HELP ME」など、関連曲を4曲取り上げたんですけど、彼の歌い方は自分のスタイルの基盤となっているので、それをみんなに知ってもらいたかったということはあります。

JIM ただ、ブラック・ミュージックの多様性を意識した今回の選曲は、ROYにとって、その曲それぞれのボーカル・スタイルと向き合わなければいけないということでもあるので、ボーカルの録音は時間がかかりました。やっぱり、ROYにはROYの声の特性、出せるキーの幅がありますからね。だから、その点はアレンジとの兼ね合いでうまく補いつつの作業でしたし、歌録りは大変そうでしたね。

リリース情報

2014.03.05 ON SALE
ALBUM『GOING BACK HOME』
Getting Better/ビクターエンタテインメント

J-140301-YS11

[初回限定盤/CD+DVD]¥3,000+税 
[通常盤/CD]¥2,400+税
[アナログ盤]¥2,400+税

【CD】

  1. SHAKE A TAIL FEATHER (Original by The Five Du-Tones / 1963)
  2. WHAT’D I SAY (Original by Ray Charles / 1959)
  3. GOOD LOVIN’ (Original by Limmie Snell / 1965)
  4. DADDY ROLLING STONE (Original by Otis Blackwell / 1953)
  5. SPOONFUL (Original by Howlin’ Wolf / 1960)
  6. DANCING TO THE BEAT (Original by Clarence Murray / 1969)
  7. THE NEW BREED (Original by Jimmy Holiday / 1965)
  8. I GOT A WOMAN (Original by Ray Charles / 1954)
  9. SOMEBODY HELP ME (Original by The Spencer Davis Group / 1966)
  10. BACK IN MY ARMS AGAIN (Original by The Supremes / 1965)
  11. SOUL MAN (Original by Sam and Dave / 1967)
  12. BRING IT ON HOME TO ME (Original by Sam Cooke / 1962)

【DVD】
~NEW YEAR’S PARTY 2014~ GOING BACK HOME LIVE AT U.F.O. CLUB 20140110

ライブ情報

~The 10th Anniversary~
Like a Rockin’ Rollin’ Stone Tour

06/05(木)宮城・仙台RENSA
06/07(土)北海道・Zepp Sapporo
06/11(水)東京・Zepp DiverCity TOKYO
06/12(木)東京・Zepp DiverCity TOKYO
06/15(日)福岡・Zepp Fukuoka
06/17(火)広島・BLUE LIVE 広島
06/18(水)岡山・CRAZYMAMA KINGDOM
06/21(土)石川・金沢EIGHT HALL
06/22(日)新潟・LOTS
06/25(水)大阪・Zepp Namba
06/26(木)大阪・Zepp Namba
06/28(土)愛知・Zepp Nagoya

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