THE BAWDIES -カバー・アルバム制作の動機とコンセプトとは?

THE BAWDIES - カバー・アルバム制作の動機とコンセプトとは?

THE BAWDIES

Part.2 動機

結成10周年&デビュー5周年のアニバーサリー・イヤーを祝すための企画はアーティストによって様々。そんななか、THE BAWDIESは自身のルーツを色濃く反映したカバー・アルバムを発表する。その意図とは?

INTERVIEW & TEXT BY 小野田 雄
PHOTOGRAPHY BY 笹原清明【ROY】
HAIR & MAKE BY 樋口あゆみ(CALM)【ROY】


10年経って、クリアになった

──2014年、THE BAWDIESが結成10周年、デビュー5周年を迎えるにあたって、オリジナル・アルバムやベスト・アルバムではなく、カバー・アルバムを録音しようと思った動機を教えてください。

ROY カバー・アルバムはずっと作りたいと思っていたんです。でも、自分たちの中でリズム&ブルースやソウルに対するリスペクトの気持ちが強いからこそ、そして、技術や経験がまだまだ足りないなと思っていたからこそ、なかなか踏み出すことができなかった。実際、僕らのインディーズの1stアルバム『YESTERDAY AND TODAY』は全12曲中7曲がカバーでしたけど、情熱だけが先走って、できていなかった部分もたくさんあったと思うんです。でも、そうした部分が10年経って、クリアになったというか、今だったらできるんじゃないかとようやく思えるようになったんです。

かつてできなかったことに挑戦

TAXMAN そう、いろんなタイミングが重なったことで、今回のカバー・アルバムを実現することができたというか、堂々とレコーディングに臨めたことが僕はうれしいですね(笑)。取り上げたのは、僕たちの原点になる曲たち、どれも大好きな曲なんですけど、10年前に今回のようなカバー・アルバムを作ることができたかというと、技術的にも、音楽的な理解力や経験という意味でも、当時の僕らにはできなかった。だから、『GOING BACK HOME』というアルバム・タイトルにもあるように、この作品では原点に返りつつも、かつてできなかったことに挑戦した作品でもありますね。

そのときそのままの演奏を収録

JIM それから、今回、カバー・アルバムを作るにあたっては、ザ・ソニックスに象徴されるガレージ・バンドとしてのTHE BAWDIESということを念頭に置いたんです。普段の僕らは作品を録るにあたって、音を重ねたり、考えに考え抜いて作業をしていく。それはそれで楽しいんですけど、今回はそうではなく、むき出しで、限りなく素に近い状態の作品にしたかった。だから、このアルバムは普通にスタジオに入って、4人が向かい合って演奏して、いいグルーヴが出たらOKという一発録りを採用して、ギター・ソロもあとから音を重ねずに、そのときそのままの演奏を収録しました。

リリース情報

2014.03.05 ON SALE
ALBUM『GOING BACK HOME』
Getting Better/ビクターエンタテインメント

J-140301-YS11

[初回限定盤/CD+DVD]¥3,000+税 
[通常盤/CD]¥2,400+税
[アナログ盤]¥2,400+税

【CD】

  1. SHAKE A TAIL FEATHER (Original by The Five Du-Tones / 1963)
  2. WHAT’D I SAY (Original by Ray Charles / 1959)
  3. GOOD LOVIN’ (Original by Limmie Snell / 1965)
  4. DADDY ROLLING STONE (Original by Otis Blackwell / 1953)
  5. SPOONFUL (Original by Howlin’ Wolf / 1960)
  6. DANCING TO THE BEAT (Original by Clarence Murray / 1969)
  7. THE NEW BREED (Original by Jimmy Holiday / 1965)
  8. I GOT A WOMAN (Original by Ray Charles / 1954)
  9. SOMEBODY HELP ME (Original by The Spencer Davis Group / 1966)
  10. BACK IN MY ARMS AGAIN (Original by The Supremes / 1965)
  11. SOUL MAN (Original by Sam and Dave / 1967)
  12. BRING IT ON HOME TO ME (Original by Sam Cooke / 1962)

【DVD】
~NEW YEAR’S PARTY 2014~ GOING BACK HOME LIVE AT U.F.O. CLUB 20140110

ライブ情報

~The 10th Anniversary~
Like a Rockin’ Rollin’ Stone Tour

06/05(木)宮城・仙台RENSA
06/07(土)北海道・Zepp Sapporo
06/11(水)東京・Zepp DiverCity TOKYO
06/12(木)東京・Zepp DiverCity TOKYO
06/15(日)福岡・Zepp Fukuoka
06/17(火)広島・BLUE LIVE 広島
06/18(水)岡山・CRAZYMAMA KINGDOM
06/21(土)石川・金沢EIGHT HALL
06/22(日)新潟・LOTS
06/25(水)大阪・Zepp Namba
06/26(木)大阪・Zepp Namba
06/28(土)愛知・Zepp Nagoya

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