クリス・ハート -初のオリジナル・シングルは、“愛”を歌う感動作!その歌声に、心が震える──

クリス・ハート - 初のオリジナル・シングルは、“愛”を歌う感動作!その歌声に、心が震える──

クリス・ハート

その美声で話題騒然。デビュー1年目で憧れの松田聖子と紅白出場を果たしたクリス・ハート。表題曲の「I LOVE YOU」を筆頭に至極の愛を歌った4曲を収録した初のオリジナル・シングルをリリース。

INTERVIEW & TEXT BY 松浦靖恵


応援してくださる皆さんのおかげで、僕は歌手になることができたと思っています

──「のどじまん ザ! ワールド」や昨年末の紅白出演で、クリス・ハートの名前と歌声は多くの人に知られるようになりましたね。

クリス・ハート はい。応援してくださる皆さんのおかげで、僕は歌手になることができたと思っているので、とても感謝しています。特に、「夢がさめて」でデュエットさせていただいた松田聖子さんには、J-POPの入口に導いてもらいました。

──デビューから約9ヵ月が経って、初のオリジナル・シングル「I LOVE YOU」をリリースするお気持ちは?

クリス 実は「I LOVE YOU」は、デビュー前からあった曲なんです。この歌と出会ったのは、ちょうど僕が日本で披露宴をする時期だったので、失恋の気持ちを歌ったこの歌と自分は真逆の気持ちでした(笑)。でも、歌手としてこの歌をうたうとき、僕は昔の失恋の経験を思い出したし、100%自分の気持ちを伝えるために、声が出なくなるまで歌いました。ただ、その頃は自分が誰のために歌っているのか、どんなメッセージを持って歌えばいいのかということが、まだ自分の中でちゃんとイメージできていなかったんです。僕はJ-POPが大好きで、J-POPをリスペクトしているということをちゃんと知ってもらうためにカバーでデビューしました。デビューしてからは、たくさんの方たちと出会い、いろんな歌と出会い、全国ツアーを経験することで、僕は自分のために歌うのではなくて、この曲を聴きたいという人にメッセージを伝えるために歌うんだという、自分が歌う理由を見つけることができたんですよ。

──シングルになった「I LOVE YOU」は、デビューは前に歌ったテイクなんですか?

クリス はい。再レコーディングはしたけど、最初に歌ったもののほうが失恋したつらくて悲しい気持ち、つらいけれど乗り越えていこうとしている気持ちをまっすぐに伝えていたんです。再レコーディングしたものもうまくは歌えているし、前よりテクニックもあるけど、それはこの曲に似合う歌じゃなかった。アーティストとして自分はどう歌わなくちゃいけないとか自分のプライドとか、そんなの関係ないんですよね。この歌に込めた気持ち、伝えたい気持ちを正直に歌にした最初のテイクの「I LOVE YOU」の声が、僕は大好きです。なので、この「I LOVE YOU」を皆さんに届けることができて、とてもうれしいです。

“あなたを愛しています”という気持ちをこめて歌ってくださいね

──クリスさんはネイティブな発音で“I LOVE YOU”と言えるだけに、J-POPの歌詞の中ではどういう発音にしようかと考えました?

クリス 英語の発音は、曲や歌詞やメロディの中で、どう聞こえたほうがベストかを考えます。「I LOVE YOU」に関しては、日本人は普段の会話の中で“I LOVE YOU”とは言わないし、心の中では愛していると思っていても、言葉に出してなかなか言わないでしょう? だからこそ英語の発音で耳に入っても違和感がないんじゃないかと思いました。でも、もしこの歌を大好きな人に歌う機会があったら、英語の発音なんて気にしないで、“あなたを愛しています”という気持ちをこめて歌ってくださいね。

──4曲目にはカバー曲「アイ」(秦 基博)が収録されました。

クリス 「アイ」は、4年前に日本で初めてボイス・トレーニングをしたときにチャレンジした曲なので、とても思い入れのある曲なんです。秦さんの「アイ」には秦さんのストーリーがあって、何よりも秦さんの声は誰にもまねできない特別な声。でも、まねができないからこそ、僕は自分の声で、自分の味で歌うしかない。カバーを料理で例えると、僕の歌はオリジナル・レシピではないけれど、そのレシピのいちばん大事なところを残しながら、クリスの調味料を加えている感じかな。

──今回のシングルは、「I LOVE YOU」「最後のラブレター」「守りたい~magic of a touch~」「アイ」と、4曲がストーリーのように繋がってますね。

クリス そうなんです! 失恋の経験を乗り越えて、新しい愛と出会えて、そこから本当の愛の意味を知っていくっていうストーリーを、この4曲が作ってくれました。

──クリスさんのように、歌が上手になりたいなと思っている人たちに、アドバイスするとしたら?

クリス J-POPって、どんなに歌が上手な人でも、気持ちに正直になって歌わないと伝わらないので、歌詞にどんなメッセージが込められているのか、何を伝えようとしているのかを、自分なりでいいので解釈して、歌と向き合って素直に歌えば、きっと歌は届くと思います。歌って決してうまい人が感動をさせるわけじゃなくて、心で歌っているから感動するんだな、歌って会話なんだなってことを、僕はJ-POPを歌うようになってから気づくことができました。

なりたい自分があるなら、大変なこともつらいこともやったほうがいい

──3月19日には初オリジナル・アルバム『Song for You』がリリースされます。

クリス 女性も男性も同じ気持ちを持っていると思うし、男性の僕が歌っているので、男性の方にも共感してもらえるアルバムになったと思います。レコーディング・スケジュールはとてもタイトで大変でしたけど、僕は時間がたくさんあって楽にやるよりも、ハードなほうがいいんです(笑)。最近って、楽なほうや便利なほうへ行く人が多いし、今のままでいいやってチャレンジしない人が多いですけど、それじゃ成長できないし、出会える人にも出会えないから、世界が広がらない。なりたい自分があるなら、大変なこともつらいこともやったほうがいいですよ。これは「I LOVE YOU」にも繋がっているんですよ。失恋してつらいけど、そこを乗り越えることができたら、きっと新しい自分に出会える日がくるんですよね。

リリース情報

2014.02.26 ON SALE
シングル「I LOVE YOU」
ユニバーサルシグマ

J-140129-CM-2215

¥1,200+税

  1. I LOVE YOU
  2. 最後のラブレター
  3. まもりたい〜magic of a touch〜
  4. アイ

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