BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2013〜2014

BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2013〜2014

BIGBANG

BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2013〜2014

2014年1月13日(月)@京セラドーム大阪

海外アーティスト初の6大ドーム・ツアーを敢行したBIGBANG。その最終公演となった京セラドーム大阪でのライブをレポート! たくさん感謝の言葉が伝えられたその空気感とはーー。

TEXT BY 森 朋之


世界的なグループになりつつあるBIGBANGのカラフルな魅力


 BIGBANGの6大ドーム・ツアー“BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2013〜2014”のファイナル公演が1月13日(月・祝)、京セラドーム大阪で開催された。昨年11月16日(土)の西武ドーム公演からスタートした今回のツアーは、16公演で観客77万1000人を動員。

デビュー当初の楽曲から代表曲「FANTASTIC BABY」「BLUE」までを網羅したセットリスト、メンバーの個性溢れるソロ・コーナーが融合したステージからは、いまや世界的なグループになりつつあるBIGBANGのカラフルな魅力がダイレクトに伝わってきた。

「FANTASTIC BABY」のミュージック・ビデオに合わせて無数のペンライトが激しく揺れるなか(開演前からものすごい熱気!)、まずはオープニング・アクトのWINNERが登場。アーティスト・デビューをかけたサバイバル・プロジェクト「WIN:Who is Next」を勝ち抜いた5人は、切ないミディアム・バラードとアッパー・チューンの2曲を披露。堂々としたステージングによって、グループとしての高いポテンシャルをしっかりと示した。これからの活動にも期待!


G-DRAGONが軽く投げキッスをしただけで、オーディエンスは狂喜乱舞


 そして、ついにBIGBANGのライブがスタート! 巨大なステージセットの上方にメンバーのシルエットが見えた瞬間、ドーム全体が凄まじい歓声に包まれる。タータンチェックの衣装を着た5人はまず、憂いを帯びたメロディが印象的な「HaruHaru -Japanese Version-」を歌い上げる。

曲のラストでG-DRAGONが軽く投げキッスをしただけで、オーディエンスは狂喜乱舞。ライブが始まって数分、京セラドーム大阪は完全にBIGBANGの世界観によって染め上げられた。

 最初のピークは大ヒット・チューン「ガラガラGO!!」。高揚感溢れるサウンド、そして、シンクロ率の高いダンスを中心としたパフォーマンスによって観客のテンションは一気に頂点へと達する。ド派手なパーティ感もまた、BIGBANGの大きな魅力だ。

 メンバーの個性を活かしたソロ・コーナーも今回のツアーの大きな見どころだった。まずは1stソロ・アルバム「LET’S TALK ABOUT LOVE」の楽曲を披露したV.I。女性ダンサーとの絡みを取り入れ、セクシーな表情をしっかりとアピールした。また、昨年J-POPカバーアルバム「D’scover」をリリースしたD-LITEは「じょいふる」(いきものがかり)を高らかに歌い上げ、温かい一体感を生み出した。


デビュー当初からこんなにもクオリティの高い音楽をやっていたのか


 ライブ中盤では、高さ4メートル、幅20メートル、奥行き8メートルのムービング・ステージでアリーナを横断するという演出も。ここで5人は2ndシングル「LA-LA-LA」、3rdシングル「BIGBANG」など初期の楽曲を披露、本格的なヒップホップ・サウンドで観客の身体をしっかりと揺らす。デビュー当初からこんなにもクオリティの高い音楽をやっていたのか、と驚かされる。

 そして、再びソロ・パートへ。オーセンティックなR&Bサウンドのなかで重厚なボーカルを響かせるSOL、最先端のエレクトロ・サウンドを反映させたポップ・チューンと生まれ持ったスター性によって会場を熱狂の渦へと巻き込んだG-DRAGON(この人のカリスマ性は本当に凄い)、驚異的なラップのスキルを存分に見せつけ、オーディエンスを圧倒したT.O.P。メンバー全員が優れた音楽性と高いパフォーマンス能力を備えているーーその事実を改めて実感できるシーンだった。

 日本語がめちゃくちゃ上手いV.Iを中心にしたMCを挟み(なぜかサルのマネをしてはしゃぐメンバーたち)、ライブは後半へ。ミュージック・ビデオのYoutube再生回数が9千万回(!)を突破しているダンスチューン「FANTASTIC BABY」、叙情的なメロディと切れ味鋭いラップがひとつになった「LIES」などの代表曲を連発、巨大な会場を爆発的な盛り上がりへと導いていく。G-DRAGONとV.Iが肩を組んだり(楽しくなりすぎて一瞬、歌えなくなるG-DRAGONがかわいい)、観客と積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿も印象に残った。


悲しいこと、つらいこと、何があっても僕たちは歌います、踊ります


 ライブも終わりに近づき、メンバーがゆっくりと語り始める。
「今日でツアーも最後。寂しいです。来週もコンサートがあるような気がする」(SOL)

「これからも素敵なことがたくさん待ってるので、期待しててください。新しいアルバムを持って、皆さんに会いに来ます!」(G-DRAGON)

「日本でデビューして5年。まさかドーム・ツアーができるとは思ってなかったです。改めて、本当にありがとうございます。これからは音楽を頑張るだけじゃなく、皆さんに力や元気を与えられるアーティストにならなければと話しています。悲しいこと、辛いこと、何があっても僕たちは歌います、踊ります、皆さんの前に立ちます。皆さん、BIGBANGから元気をもらってください!」(V.I)

 心のこもった日本語のトーク、そして、“逢いたくて 逢いたくて あの海で 待っているよ”というフレーズを持った「MY HEAVEN」によって本編は終了。「ついにBIGBANGのドーム・ツアーが終わった……」としんみりしていると、会場のコールに応えて再びメンバーが登場。

「SUNSET GROW」から始まったアンコールでは、ステージ左右から2台のカートに分乗してメンバーが会場を回り(T.O.Pは「DOOM DADA」のMVに登場した“ジャイアント・ベイビー”の被り物を装着)、至近距離で観客に声をかける。

さらにこの日2回目の「FANTASTIC BABY」でブチ上がったり、シャンパンで乾杯したりと自由に騒ぎまくる。華やかな雰囲気のなかで、ついにライブは終了。同時に“BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2013〜2014”も幕を閉じた。

 海外アーティスト初となる6大ドーム・ツアーを見事に成功させたBIGBANGだが、その勢いはさらに増している。まず2月にはファンクラブ・イベント(4都市・14公演)を開催。さらに2月12日にはG-DRAGONのライブDVD 4枚組セット、3月12日にはSOLの日本ソロ・デビュー・アルバム、T.O.PのDVD+CD作品も発表される。

そして3月19日には今回のツアーから12月20日の東京ドーム公演の模様を収録したライブ映像作品もリリース。活動の幅を広げ続けるBIGBANG。その動向はこれからも大きな注目を集めることになりそうだ。

SETLIST

  1. HaruHaru -Japanese Version-
  2. BLUE
  3. BAD BOY
  4. ガラガラGO!!
  5. HANDS UP
  6. LET’S TALK ABOUT LOVE+僕を見つめて[GOTTA TALK TO U](V.I)
  7. WHAT CAN I DO(V.I)
  8. WINGS(D-LITE)
  9. じょいふる(D-LITE)
  10. Tell Me Goodbye
  11. LOVE SONG
  12. LA-LA-LA+BIGBANG+SHAKE IT
  13. ONLY LOOK AT ME+WEDDING DRESS(SOL)
  14. RINGA LINGA(SOL)
  15. CRAYON(G-DRAGON)
  16. ピタカゲ(CROOKED)(G-DRAGON)
  17. TURN IT UP(T.O.P)
  18. DOOM DADA(T.O.P)
  19. TONIGHT
  20. FEELING
  21. LAST FAREWELL
  22. FANTASTIC BABY
  23. LIES
  24. MY HEAVEN
  25. SUNSET GROW
  26. 声をきかせて

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