OKAMOTO’S -ロック・バンド=ワクワクが繋がるニュー・アルバムが完成!あらたなロックの扉が開く!!

OKAMOTO’S - ロック・バンド=ワクワクが繋がるニュー・アルバムが完成!あらたなロックの扉が開く!!

OKAMOTO’S

2014年、CDデビュー&現メンバー活動5周年に突入したOKAMOTO’Sがニュー・アルバム『Let It V』をリリース。岸田繁(くるり)がプロデュースしたナンバーから個性的な新曲ぞろいの今作を4人が語る!

INTERVIEW & TEXT BY 加藤祐介


新しいロックの世界への扉のような役割を果たしてくれるアルバムになった

──ニュー・アルバム『Let It V』、ロックンロールが最先端のダンス・ミュージックだった時代のビートを現代にアップデートさせたイカしたリズムと、往年の名ポップスに勝るとも劣らない珠玉のメロディの宝庫ですね。

オカモトショウ いきなりは難しいと思うんですよ、モータウンのリズムで踊るとか。最初はそれこそ4つ打ちばかり(のアルバム)にしようなどいろんな作戦があったんですけど……。

──先行シングルの「SEXY BODY」と「JOY JOY JOY」のように?

ショウ はい。でも最終的にOKAMOTO’Sが選んだのはこういう曲たちで、結果「SEXY BODY」や「JOY JOY JOY」を聴いて“OKAMOTO’Sいいな”と思ってくれた人たちにとって、新しいロックの世界への扉のような役割を果たしてくれるアルバムに仕上がったかなって。

オカモトコウキ 今流行っている4つ打ちのバンド・サウンドが10年後20年後どうなっているかっていったら、間違いなく消えてるでしょう、っていう話になったんですよ。このアルバムはそうじゃない、何回聴いても耐えうる曲が出揃ったなっていう印象です。

ハマ・オカモト 教育っていう言葉を使うとすごい偉そうでイヤなんですけど、“ほかにこういう音楽もあるんだよ”って間口を広げたかったんですよ。4つ打ちって日本でいう音頭みたいなことで、それは解釈も早いし、そこに浸っていた人がいきなりブギーやモータウンのリズムを出されて、上手に乗れるかといったら困惑もあるわけで。8ビートすら浸透してないのかなと思う節がありますからね、最近。

やらずして“ないわ!!”と言うのもおかしいなと思ったし、1回やってみようって

──猫も杓子もEDM、って感じありますもんね。だから「SEXY BODY」と「JOY JOY JOY」がリリースされたときはすごく驚いたんですけど、“ついにOKAMOTO’Sもそっちに行くのか!?”と。実は昨今の4つ打ちブームのメカニズムを解き明かすための実験だったんですね。

ショウ もちろん抵抗はありましたよ。自分たちが頑に守ってきたルール、例えばメロディはブルース・スケールから外れない、そういうところにはないリズムだったので。でもやらずして“ないわ!!”と言うのもおかしいなと思ったし、1回やってみようって作ったのが「JOY JOY JOY」なんですけど、例えばこうやってライターさんとインタビューしてても「今回もOKAMOTO’Sらしいノリノリのロックンロールですね!!」みたいなことを言われる場面がすごく多くて。

──マジっすか!?

ショウ はい。自分たち的には4つ打ちへのパロディっていう思いもあったんですけど……。

──出してみたら逆のリアクションが返ってきた。

ショウ そう。でもそう言われたのは俺たちが振り切れてなかったからなんじゃないかっていうところで、さらに過剰に4つ打ちを組み込んだのが「SEXY BODY」だったんです。

──そこからさっきのコウキ君の発言に繋がるわけですね。

ハマ そうなんですよ。“やっぱり私はドッツードッツー(4つ打ち)のほうが乗りやすいわ♪”って(『Let It V』を)聴かなくなる人もいると思うんですよ。でもそこはこのバンドが最初からやって来たことの延長であり、それのいちばん形の良い曲が出揃ったのが今回のアルバムっていう。

コウキ 例えば「虹」は、大瀧(詠一)さんがあんなことになるなんて誰も思っていなくて、単純に今だったらいろいろレコーディングのスキルもついて来たしああいうことも出来るんじゃないかっていう話で3日間ぐらい楽器を録音し続けて100トラック以上重ねましたからね。

──大瀧詠一さんが影響を受けたフィル・スペクターの“ウォール・オブ・サウンド”の正統的継承者って感じがしました、「虹」は。

オカモトレイジ 勝手にタスキを渡らされた気分になっちゃいますよね。この曲が完成してアルバムが出る前に大瀧さんが亡くなられたんで。

──「ドアを叩けば」もミュージカル映画の大傑作『雨に唄えば』を彷彿とさせるアレンジとメロディで、主演のジーン・ケリーが今にも踊り出しそうなキャッチーさと軽快さを誇っていますね。

ショウ みんないちばん気に入ってたよね?

レイジ うん。“この曲マジやべぇ!!”みたいな。

ハマ 岸田(繁)さんもとても気に入ってくれてて、たまたま「HAPPY BIRTHDAY」の作業の日に“こういう曲があって……”みたいな感じで「ドアを叩けば」をかけたら「“岸田繁プロデュース”ってこっちの曲に書いてもらっていい?」って(笑)。

くるり・岸田の色も入ってるけど、すごくいいプロデュースをしてもらった

──岸田さんがプロデュースしたのは「HAPPY BIRTHDAY」なんですよね。

ショウ 岸田さんはずっとデビュー前からこのバンドを推してくれていて。

レイジ 推しメンだね(笑)。

ショウ それが2013年さらに関係が深くなって、「曲を一緒に作れたらいいよね」みたいな話をしていたのがこの曲で実現しました。

コウキ 最初はもっとシンプルな3コードのロックだったんですけど、そこをさらに捻ってすごくいいバランスにしてくれて。

──シュガーコーティングしてもらった感じ?

コウキ そうですね。やっぱ4人だけでは出せなかった曲のカラーリング。くるり・岸田の色も入ってるんだけど、俺たちの色もきちんとあって、っていうすごくいいプロデュースをしてもらった感じがします。

──そんな名曲揃いのアルバムを携えて、2月8日からはCDデビュー5周年を記念した全国ツアーが始まります。

ハマ 祝ってもらいに行きます(笑)。ワンマン・ライブは僕らのことを好きって言ってくれる、いわば身内みたいな人が来てくれるんで、その人たちに会いに行くっていう単純な喜びと、さっき“教育”って言いましたけど、別にそういう話をMCでする気は更々ないですけど、それをきちんと体現しにOKAMOTO’Sについて来て良かったなと思ってもらえるようなライブを楽しくできればいいですね。

リリース情報

2014.01.15 ON SALE
ALBUM『Let It V』
Ariola Japan

J-140124-FY-1944

[初回生産限定盤/CD+DVD]¥3,333+税
[通常盤/CD]¥2,600+税

  1. Let It V
  2. Kill Dreams
  3. Let’s Go! Hurry Up!
  4. HAPPY BIRTHDAY
  5. 告白
  6. Yah!!(ビューティフルカウントダウン)
  7. It’s Alright
  8. SEXY BODY
  9. JOY JOY JOY
  10. ドアを叩けば

【DVD】
『OKAMOTO’S MOVIE 6』

ライブ情報

“OKAMOTO’S TOUR 2014 Let It V”
02/08(土)千葉・千葉LOOK
02/09(日)埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3
02/15(土)福島・郡山CLUB #9
02/16(日)宮城・仙台MACANA
02/22(土)岐阜・柳ヶ瀬ants
02/23(日)石川・Kanazawa AZ
03/08(土)高知・X-pt.
03/09(日)香川・DIME
03/15(土)兵庫・神戸VARIT.
03/16(日)静岡・LiveHouse 浜松 窓枠
03/21(金)長野・LIVE HOUSE J
03/22(土)新潟・GOLDEN PIGS RED STAGE
03/29(土)北海・帯広Rest
03/30(日)北海・cube garden
04/03(木)長崎・DRUM Be-7
04/05(土)福岡・DRUM Be-1
04/06(日)熊本・DRUM Be-9 V2
04/10(木)鳥取・米子 AZTiC laughs
04/12(土)広島・ナミキジャンクション
04/13(日)岡山・岡山IMAGE
04/26(土)大阪・なんばHatch
04/27(日)愛知・名古屋CLUB QUATTRO
04/29(火)東京・SHIBUYA-AX

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