パンツ一丁のハゲ中年「クリトリック・リス」がブレイクしている!?

ハゲで中年、歌詞は下ネタ満載、ライブはパンツ一丁……。そんな「クリトリック・リス」というミュージシャンを知っているだろうか。

ルックス、ライブパフォーマンス、ミュージシャン名、そのすべてからいかがわしい匂いが漂ってくるクリトリック・リスは、活動10年目にしてなんと初のブレイクを迎えているイケてる中年なのである。

 

36歳のときのアクシデントをきっかけに始まった音楽活動

クリトリック・リスは大阪在住の46歳、スギムによるソロユニット。サラリーマンだった36歳のときに行きつけのバーの常連客とバンドを結成したものの、メンバー全員に初ライブをドタキャンされ、パンツ一丁でライブをしたことが活動のきっかけとなった。

自作のチープなトラックの上で、歌うというより語って叫ぶスタイルで関西のライブシーンを席巻し、なぜか最後には感動を呼ぶ謎の仕上がりが評判に。

近年は全国各地からライブのオファーが殺到し、地元大阪から夜行バスを駆使して年200回を超えるライブをこなしている。

 

笑えて、泣ける。人間の生き様を歌った楽曲


クリトリック・リスの楽曲は、会社の上司、昔からの友達、そしてスギム自身をシュールな視点でとらえ、面白くかつドラマチックに歌いあげるものが主だ。例えば、代表曲「バンドマンの女」は、35歳の売れないバンドマンと付き合っている女性の物語。

“ えぇ、ちょっと待って それは私があんたのCD売ったお金やろ そっから少しでいいから、私の借金返してぇや”

金にも女にもだらしないバンドマンと、そんな彼に不満を持ちながらも愛している女性の気持ちをクリトリック・リスが1人2役で歌いあげる人気曲。

愛しさと切なさと卑猥さが入り混じるこの絶妙な頃合は、若造には決して出せない華麗(加齢)さである。

 

活動10週年で迎えた初のブレイク!

活動10週年を迎えた2015年は、『AOMORI ROCK FESTIVAL ’15〜夏の魔物〜』『COMIN’KOBE’15』『りんご音楽祭2015』といったフェスに参加し、多くの音楽リスナーに知られるようになった。

フェスでの勢いそのままに、12月2日にリリースした初の全国流通アルバム『あなたのあな』は、一部レコード店で売り切れや週間売上1位を記録。

さらに、12月15日にはこれまで数多くの有名ミュージシャンがライブをしてきた渋谷WWWで、大胆にもワンマンライブを開催! チケットは完売し、クリトリック・リスの勇姿を観るべく駆けつけた大勢のファンの前で、圧巻のパフォーマンスを披露した。

 

人生何が起こるかわからない……。46歳でミュージシャン人生初のブレイクを迎えた中年の星、クリトリック・リス。2016年も、彼の届けてくれる笑いと感動に期待だ。

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