これが世界のエグさの最先端!ジェシー・カンダの閲覧注意なMV

泣く子も黙る怪獣映画「パシフィック・リム」を手掛けたギレルモ・デル・トロ監督の最新作ホラー映画「クリムゾン・ピーク」が現在上映中。美しい映像で119分たっぷりと恐怖に陥れるともっぱらの評判である。

2時間どっぷりの恐怖体験もあれば、たった30秒で恐怖のどん底に突き落としてくる映像もこの世には存在する。

今回は、世界最先端の技術を駆使してエグい映像ばかり作っている鬼才、ジェシー・カンダ監督が作ったミュージックビデオを紹介しよう。

 

先進的エレクトロサウンドで踊るキモいキューピーたち!


ジェシー・カンダは、カナダ・バンクーバーのビジュアルアートデザイナー。3Dデザインやアニメーションを専門とし、超現実的でユニークな映像作品を作ることで有名だ。

彼の知名度を世界的なものにしたのは、1990年生まれの若き天才トラックメイカー/プロデューサー・アルカと制作した数々の作品である。

アルカによる先鋭的でおどろおどろしいエレクトロニックサウンドに合わせて、キモいキューピー人形のようなキャラクターが3体登場。子供にも老人にも見えるこのキャラクターが、暗闇の中で踊っているだけでかなり不気味。

映像が進むにつれて徐々に画面が歪んでいき、キャラクターたちの体は四方八方にいびつに伸びる。最後には原型をとどめないほど変形してしまう。漫画「GANTZ」もびっくりなグロセンスである。

 

お願い、笑って! 感情のない顔で歌い続ける歌姫


次はイギリスのシンガーソングライター、FKAツイッグスの「Water Me」。このミュージックビデオが怖いのは、まず冒頭のシーンだ。

人間には到底不可能な入射角で登場する、FKAツイッグスの頭部……。ぱっちり目を開いて生気のない顔で歌い出したかと思えば、目からは意思があるかのように動く大粒の涙が流れ落ちる。

FKAツイッグスの顔がアップのワンカットで映し続けられるシンプルなミュージックビデオだが、感情のない顔でずっと見つめてきて「チェンジ!」と叫ぶ余裕も与えてくれない。

 

ビョーク、ミュージックビデオの舞台は体内へ!


最後はアイスランドが世界に誇る歌姫、ビョークの最新アルバム『ヴァルニキュラ』に収録されている「mouth mantra」。なんか、キ、キモいんですけどー!!

同曲は3年前の声帯ポリープの除去手術で、一時的に声を失ったビョークの心境がテーマ。ジェシー・カンダは特製カメラで、大胆にも「歌っている最中のビョークの口の中」を撮影しているのだ。

ズームが多用された口内は、とにかくグロテスク! そこにジェシー・カンダが加えた色の反転や回転の編集により、この世のものとは思えないほど恐ろしい映像に仕上がっている。一度は観ておくべき、世にも奇妙な「口内ミュージックビデオ」である。

 

ホラー映画とは違ったゾクゾク感を短時間で味わえるジェシー・カンダ監督の作品。間違っても好きな子に見せたりしてはダメです。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事を書いた人