山下智久や“修二と彰”の作品で知られる気鋭の作詞家が、音楽業界の裏側に迫る小説を発表

2016.01.13

作詞家のzoppが、書き下ろしの小説「ソングス・アンド・リリックス」を、1月15日に講談社文庫からリリースする。

zoppは「青春アミーゴ」(修二と彰)、「抱いてセニョリータ」(山下智久)などの詞を手がけ、これまでに手がけた楽曲のトータルセールスが2,000万枚を超える作詞家。小説は2013年に発表した「1+1=Namida」(マガジンハウス刊)に次いで2作目となる。

「ソングス・アンド・リリックス」は作詞家を目指す主人公、黒崎明の視点を通じた青春音楽小説。大物作詞家のマネージメント事務所に所属しながら、ガールフレンドでレコード会社ディレクターの里美との連携を経て、プロの作詞家として成長していくプロセスが描かれる。

コンペ形式で行われるアイドルへの作詞、知らないとたいへんな目に遭う契約書の壁、炎上を逆手にとるプロモーション手法……。一般には知られていない音楽業界の裏側が随所に登場。中でも主人公が体験するゴーストライターの描写は圧巻。本当にこんなことがJ-POP界で行われているのか? と思わせるほどのリアルさだ。

また、黒崎明が、レコード会社のプロデューサーとキャッチボールを重ねながら、完成に至らせる作詞の行程は実にスリリング。作詞に置ける譜割や音ノリといったルールも細かく書かれ、普段何気なく聴いていたJ-POPの歌詞の裏側を垣間見ることができ、まさに目からウロコ!

本作は音楽・エンタメ業界を目指す人、少しでも音楽に興味がある人に読んでもらいたいという思いを込めて書かれたそう。なるほど、作詞家を目指す人にとっては絶好の参考書になりそうだ。

魑魅魍魎が飛び交うとも言われる音楽業界。そのなかでもベールに包まれていた作詞業界にスポットを当て、極上のエンタメ小説に仕立て上げたzopp。執筆に至った経緯は「作詞家という謎めいた職業についてもっと知ってもらい、興味を持ってもらいたいから」だという。図らずとも師となった大物作詞家との対峙、ガールフレンド里美とのもどかしいまでのすれ違いなど、ほかにも様々エピソードも盛り込まれ、最後まで一挙に楽しめる作品となっている。

さらに小説内では男性ボーカルユニット、アイドル女性歌手に向けた歌詞が紹介されているが、なんとその詞にメロディとアレンジを付けて発表するプロジェクトも進行中とのこと。2月にはオフィシャルサイトでミュージックビデオも公開予定だという。虚から実、フィクションからノンフィクションと、こちらのスピンオフ企画の展開にも注目だ。

また、zoppと親交の深いジャンケン・ジョニー(MAN WITH A MISSION)と、作詞のアドバイザーとして交遊のある渡辺大知(黒猫チェルシー)からの推薦コメントも到着。要チェックだ。

ジャンケン・ジョニー(MAN WITH A MISSION) コメント
楽曲ニ命ヲ吹キ込ム言葉ノ魔法使イ、数々ノヒット作ヲ生ミ出シテイルzopp氏ノ歌詞ニ対スル思イ、価値観、哲学ヲ本作品デ垣間見セテクレテイル。彼ノ作詞シタ作品ヲ聴クダケデハ見レナカッタソノ部分ヲ登場人物ガストーリーヲ追ッテ赤裸々ニ語ルヨウデモアリ、詞ヲ生業ニスル人ダケデナク日常デ音楽ニ触レル貴方ノ心ニモ突キ刺ササルハズダ。

渡辺大知(黒猫チェルシー) コメント
zoppさんは、言葉のいちばんおいしい所を使って料理する、コックさんのような詩人だと思う。小説楽しみです!


書籍情報

zopp「ソングス・アンド・リリックス」
1月15日発売
640円+税
講談社文庫


講談社文庫 特設サイト
http://kodanshabunko.com/songs.html

zopp OFFICIAL WEBSITE
http://www.zopp.jp/


 

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