YouTube時代だからこそ知れる不思議な音色!アラブの古典楽器「ウード」の魅力

「ウード」という楽器を知っているだろうか。ウードは、バチで演奏される木製の弦楽器。アラブ古典音楽の主要な楽器で、西洋音楽では奏でることのできない独自のアラビア音階の妖しい響きから、じわじわと認知が広がっている。今回は、知られざる弦楽器ウードの魅力を紹介しよう。

 

哀愁ただよう美しい音色のウード


まずはソロ演奏でウードの音色を聴いてみよう。演奏者はチュニジア在住のウード奏者、アヌアル・ブラヒムだ。丸みと奥行のあるボディと、復弦で張られた12本による哀愁ただよう美しい音色が、ウードの特徴である。

 

日本にもいるウード奏者


そして日本にも、数は少ないがウード奏者はいる。日本を代表するウード奏者・常味裕司は、1960年に東京生まれ。元々はロック好きで、大学の音楽サークルではレッド・ツェッペリンのコピーバンドなどをしていたが、その後ウードの魅力に取り憑かれ、1989年よりチュニジアへ渡った。

チュニジアでは、アラブ世界を代表するウード奏者、故アリ・スリティ氏に師事して、本格的にアラブ音楽を学んだ。

日本へ帰国後は、アラブ音楽アンサンブルFarhaなどのグループ主宰し、様々な演奏家やパフォーマーと共演。また2007年のNHKスペシャル「新シルクロード 第2部」や2011年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の音楽に参加するなど、幅広い活動を通してウードの魅力を伝えている。

 

かつては日本でなかなか聴けなかったアラブ音楽も、今はインターネットを使えば気軽に入門できる。ウードの音色をたよりに、アラブ音楽の世界へ旅に出てみるのはいかがだろうか。

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