レディー・ガガ、ナイル・ロジャースと組んでディスコの名曲をリメイク!
レディー・ガガが70年代に一世を風靡したディスコの名曲「アイ・ウォント・ユア・ラヴ」をリメイク。プロデュースには、シックの中心人物でオリジナルバージョンを手掛けていたナイル・ロジャースが担当。誰もが知るオシャレなディスコソングを現代に蘇らせている。
この新曲は、ファッションデザイナーのトム・フォードの依頼で作られたもの。彼の2016年春夏コレクションをランウェイではなく、ミュージックビデオで披露しようという一風変わった趣向の企画で、そのビデオで主演を務めるのは、もちろんガガ様。70年代のディスコ・ブームを牽引したテレビ番組「ソウル・トレイン」(日本ではタモリによるパロディでもお馴染み)をモチーフにしたという設定のなか、トップモデルたちに混じって見劣りするどころか、強烈なオーラを放って、磨き上げられた美しい姿態を披露。劇太りしていた頃が嘘のようにスリムなスタイルには目が釘付けになるはずだ。
レディー・ガガといえば、本国アメリカでは彼女が出演するテレビシリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」シーズン5「ホテル」のオンエアが、10月からスタートしたばかり。つい先日は大学内での強姦を扱ったドキュメンタリー映画「ザ・ハンティング・グラウンド(原題)」のテーマ曲「ティル・イット・ハプンズ・トゥ・ユー」も発表された。同曲では、バラードの神と言われるダイアン・ウォレンとの共作も実現。
バラード、ディスコ、ジャズ、ミュージカルと、どんどん広がり続けるガガ様の音楽マップ。次のアルバムでは一体どんなサウンドを届けてくれるのか、ますます興味津々だ。
TEXT BY 村上ひさし