J・ビーバー vs AKB48、関ジャニ∞!?音楽ブロガーが12月の「Mステ」を定点観測!

Mステの放送内容を基に最新のJ-POP事情についてお届けする連載「月刊 レジーのMステ定点観測」。

12月のMステは4日の通常放送に加え、25日には毎年恒例となっている4時間の生放送「スーパーライブ」がありました。それぞれの回で見どころがありましたが、まずはMステに降臨した世界的なスターの話題からどうぞ。

 

12月4日:関ジャニ∞、AKB48を巻き込んだジャスティン・ビーバー劇場

当連載は「Mステを通してみるJ-POP事情」が基本テーマではあるのですが、4日の放送についてはこの人について触れないわけにはいきません。この日は今年一気に支持を拡大した[Alexandros]や紅白への出場も決まっているアニメ「ラブライブ!」発のユニットμ’sなど話題性のあるグループも多数出演していたのですが、世界を股にかけるスーパースター、ジャスティン・ビーバーがすべてを持っていきました。

この日プライベートジェットで日本に到着したばかりというジャスティンは、オープニングの登場時から客席にいる女性とハイタッチを交わすなど非常にご機嫌。

また、AKB48のトークパートでは高橋みなみに対して唐突に顔を近付け(たかみなはかなりドギマギしていました)、さらには本来関ジャニ∞が話すべきパートで「AKB48はセクシーだ」という旨のコメントを差し込んで彼らのトーク時間を奪い取る始末。

AKB48のことはずいぶん気に入ったようで、彼女たちの最新曲「唇にBe My Baby」歌唱時には立ち上がって盛り上がっているジャスティンの姿がカメラにしっかり収められていました。

彼自身のパフォーマンスは番組のラスト。ステージ前のトークではこの日披露する「What Do You Mean?」についてタモリと「(この曲のテーマとなっている)女心は本当にわからない」と心を通わせ、さらには指原莉乃や横山 裕といった他の出演者ともプライベートに関する会話を気さくに展開。

特に、英語で質問するも意味が伝わらずがっかりする横山に対しては「自分も日本語がわからないから(だからおあいこ)」と返す気遣いまで見せました(ちなみにこの場面、おそらく手違いでマイクが用意されていなかった通訳さんに対して、たかみながさりげなく自分のマイクを差し出して番組の進行を滞らせないようにするというファインプレーを披露。さすがです)。

その後の「What Do You Mean?」のパフォーマンスでは、クールなダンスを見せながらも彼を熱狂的に見守るファンに対して何度も手を差し伸べるサービス精神を発揮。さらには一緒にステージに立ったダンサーのひとりを讃えるためにエンディングに(おそらく勝手に)呼び込むなど、最後の最後まで奔放な姿を見せてくれました。

ジャスティンは様々なインタビューで日本が好きであるということを語っていますが、この日に見せた自由な振る舞いからは「いつもメディアやファンなどいろいろな目線から追いかけられているスーパースターが、自分の好きな国でリラックスしている」というムードが強く伝わってきました。このMステへの出演が彼にとっての楽しい時間であったことを願わずにはいられません。

 

12月25日[1]:ゲスの極み乙女。、星野 源。「今年の顔」のパフォーマンス

25日の「スーパーライブ」には今年ブレイクしたアーティストも複数出演していましたが、そのうちのひとつがゲスの極み乙女。。年明け早々にリリースされるニューアルバム『両成敗』のアートワークともリンクする和服姿で登場した彼らは、今年を代表する一曲となった「私以外私じゃないの」を演奏しました。

パフォーマンス前にはベースの休日課長がHey! Say! JUMPの八乙女光との交遊について明かしており、活動の幅が一気に広がったことを伺わせました。

同じく今年に入って人気が爆発した感のある星野 源は、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの後に登場。カメラには映っていませんでしたが、直前にパフォーマンスされていた「R.Y.U.S.E.I.」に合わせて「ランニングマン」を披露していたようです。

ヒットシングル「SUN」を演奏したステージにおいても、ダンサーと一緒に踊ったりマイケル・ジャクソンばりのムーンウォークをかましたりと身体能力の高さを見せていました。

ゲスの極み乙女。と星野 源、いずれも大みそかには初の紅白歌合戦も控えています。上り調子の2組がどんなステージを見せてくれるのか、非常に楽しみです。

 

12月25日[2]:乃木坂46、TOKIO、X JAPAN。クリスマスならではの……

クリスマスに行われた「スーパーライブ」では客席にもサンタクロースのコスプレが目立ちましたが、出演者サイドにもクリスマスを意識した演出がちょこちょこ見受けられました。

まずは乃木坂46。この日披露したのは夏のナンバー「太陽ノック」でしたが、サンタクロースを意識した赤と白のワンピースで季節感を付与していました。この時期にノースリーブというのはちょっと寒そうとも思いましたが、個人的には曲中に放たれた西野七瀬のウィンクが素敵過ぎてそんなことはどうでも良くなりました。

オープニング時にはここで触れたワンピースではなくコートのような衣装で登場していた乃木坂46でしたが、同じく演奏時の衣装をコートでカムフラージュしていたのがTOKIO。

ダンディーなコート姿(10月のハロウィンスペシャルの時と同じ衣装だったように思います)の下に隠れていたのは、やはりサンタクロースのコスプレ。長瀬智也は白いひげまでばっちりつけていましたが、歌いづらかったようで曲中にそれを破り捨てていたのが面白かったです。

ちなみにリーダーこと城島 茂は、サンタ風の衣装と合わせてスーパーライブではお約束の「タモリコスプレ」も敢行。サングラスにタモリと同じ髪型(さらにはサンタ姿)で「東京ドライブ」のかっこいいリフを弾きまくる姿はなかなかシュールでした。

城島リーダーと同様、衣装と演奏のギャップを楽しめたのが大トリで登場したX JAPAN。「BORN TO BE FREE」「X」とハードなロックナンバーをぶちかました5人ですが、かっこいいステージ衣装の上に羽織っているのはやはりサンタクロースを思わせる上着。大御所が見せるこういう茶目っ気には少しほっこりします。

ここまで述べたようにいくつかのアーティストがサンタ風衣装でクリスマスを表現する中、異色だったのが嵐の大野 智。「愛を叫べ」「Love so sweet」「Sakura」と連続してパフォーマンスし終わった後、アップになった大野が掲げたのは「メリークリスマス」とボールペンで書かれたぐちゃっとしたメモ用紙でした。あれはいったい何だったんでしょうか(他のメンバーもそんなことをするとは知らなかったそうです)。

 

以上、12月のMステについてお送りしました。次回の放送は1月15日となります。というわけで、2016年も引き続きよろしくお願いいたします!

 

【2015年12月4日放送分 出演アーティスト】
[Alexandros]「Girl A」
AKB48「唇にBe My Baby」「365日の紙飛行機」
μ’s「KiRa-KiRa Sensation!」
コブクロ「未来」
関ジャニ∞「侍唄(さむらいソング)」
ジャスティン・ビーバー「What Do You Mean?」

【2015年12月25日放送分 出演アーティスト】
EXILE「24karats GOLD SOUL」
ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」
Hey! Say! JUMP「キミアトラクション」
ジャニーズWEST「ズンドコ パラダイス」
乃木坂46「太陽ノック」
SEKAI NO OWARI「スノーマジックファンタジー」
Kis-My-Ft2「AAO」
ナオト・インティライミ「いつかきっと」
ゆず「OLA!!」
miwa「360°」
秦 基博「ひまわりの約束」
家入レオ「君がくれた夏」
西野カナ「トリセツ」
GENERATIONS from EXILE TRIBE「ALL FOR YOU」
JUJU「What You Want」
aiko「プラマイ」
Sexy Zone「カラフル Eyes」
BABYMETAL「ギミチョコ!!」
BoA「メリクリ(Happy 15th Anniversary)」
E-girls「Merry × Merry Xmas★」
AI「ハピネス」
back number「クリスマスソング」
SMAP「Christmas Night」「SHAKE」「愛が止まるまでは」
AKB48「365日の紙飛行機」「Everyday、カチューシャ」「RIVER」「唇にBe My Baby」
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「Summer Madness」「R.Y.U.S.E.I.」
星野 源「SUN」
ゴールデンボンバー「女々しくて」
きゃりーぱみゅぱみゅ「もんだいガール」
Superfly「Beautiful」
関ジャニ∞「前向きスクリーム!」
TOKIO「東京ドライブ」
いきものがかり「ラブとピース!」
Perfume「Pick Me Up」
ポルノグラフィティ「オー!リバル」
KAT-TUN「KISS KISS KISS」
コブクロ「未来」
YUKI「tonight」
L’Arc〜en〜Ciel「Hurry Xmas」「Wings Flap」
Mr.Children「Starting Over」
稲葉浩志「羽」
嵐「愛を叫べ」「Love so sweet」「Sakura」
X JAPAN「BORN TO BE FREE」「X」

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