【2015年最も読まれた「オトネタ」第3位】華やかに見えるけど、実は……。合唱コンクールのピアノ伴奏者の本音

我々は、ピアノの伴奏者にもっと感謝しなければならない

学校のクラス分けの基準といえば成績などが一般だが、“ピアノを弾ける子”でも分配されているという。合唱コンクールの際にピアノを弾ける子がいないクラスがあると、コンクールがフェアでなくなってしまうからだ。

小さい頃からピアノを習ってきた彼ら彼女らにとって、全校生徒の前での演奏は晴れ舞台のように思えるが、華やかに見えて結構しんどいことも多いんだとか。合唱コンで伴奏をしたことのある現役大学生たちに、クラスでは言えなかった本音を聞かせてもらった。

 

「個人的には歌うよりピアノ弾いてるほうが楽なので伴奏は好きです。でも、ピアノ伴奏者って立場めちゃくちゃ弱いんですよね。合唱コンの力関係って、指揮者>パート・リーダー>気の強い女子>ピアノ伴奏者>その他って感じじゃないですか?(笑) 表現のことで言いたいことあってもあんまり受け入れてもらえないし、かといって練習は絶対休めないし、なんか孤独でした」(ちさとさん/21歳)

「高3のときの伴奏が大変でした。クラスでピアノ弾ける子が私しかいなかったので必然的にピアノ任されたんですけど、私週5で予備校に通ってたので全然やりたくなくて。しかも曲が<IN TERRA PAX──地に平和を>で。超難しいんですよ。曲変えてほしいって言ったんだけど、みんなの投票で決まった曲だから変えられないって言われて。予備校のあと毎晩練遅くまで練習してたので、実際ものすごいストレスでした(笑)」(あづみさん/20歳)

「頼まれたらやりますけど、自分から進んで伴奏やりたくはないですね。責任重大じゃないですか。もし本番演奏とまっちゃったらと思うとぞっとします。あとパート練習のときとかに指揮者って大抵ひとりで譜面見ながら練習してますけど、伴奏者って自分のパートの練習に付き合わなきゃいけないので練習できないんですよね。そのあと家で練習することになるので、実はいちばん忙しいんじゃないかなと思います」(みくさん/21歳)

 

また、3人が共通して言っていたのは「努力を労ってもらえない」こと。伴奏者ってクラス練習のときにはすでに弾けてるから、最初から弾けるような気がしてしまうけど、練習初日に間に合うように練習してきてくれているんだよね。

クラスのために自分の時間を犠牲にして伴奏を引き受けてくれている彼らに感謝して、合唱練習に臨めば、クラスがもっといい雰囲気になるかも?

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