【2015年最も読まれた「オトネタ」第9位】アナタの知らない、吹奏楽部の“体育会系”な活動!!

元吹奏楽部員に聞く! 運動部に負けない地獄の練習プログラム

おとなしくて、優雅な印象を持たれることの多い吹奏楽部。しかし、その部活内容はかなり体育会系であることが多い。なかには運動部にも負けない体力作りを実践している学校も。涼しげな顔の下に隠された汗と涙の努力とは……! ということで、今回は元体育会系の吹奏楽部出身の現役大学生たちに、実際に行っていたキツーイ練習プログラムを聞いてみた。

「練習開始前に毎日やるプログラムがキツかったです。まずは筋トレで腹筋、背筋、腕立て伏せを15分間、呼吸練習は息を限界まで吸って8秒停止、その後完全に吐ききって8秒停止を繰り返すというものなんですが、筋トレ後のこれがかなりしんどくて、春は新入生が酸欠で倒れちゃったりしてました。そのあと、大声で拍を数えながら手拍子をし続けるリズム練習、ピアノに合わせてスケールで音程をとる発声練習をしてようやく楽器に触れます」(かずみさん/21歳)

「定期的にやってたものではないのですが、空気イスで演奏するのがつらかったです。ホール練習で他の学校の生徒が見ているなか、一曲空気イスで吹かされたり。さすがに何度か体勢を作り直しますが、足がプルプルしてくると音も揺れちゃうんです。やっと吹き終わっても大抵良い演奏はできてないので怒られるんです。“お前ら脳みそ筋肉か!”って怒鳴られたときはさすがに“おい!”って思いました(笑)」(あづみさん/21歳)

「150~160のスケール・パターンを完璧にしておかないと合奏に参加できないというのがありました。でも、それより合奏のほうが地獄でした(笑)。平均律(ピアノと同じ音程)はもちろん、合奏中は純正調(和音によって音の音程を数Hz単位で変える)がずれてるだけでも、先生から指揮棒やガムテープが飛んできました。ちょっとできてなかったりすると“はい便所”って言われて、廊下で個人練させられたり」(あやのさん/21歳)

キツイ……。まさに地獄……。話を聞かせてもらった3人は現在大学4年生。そのときの練習を今でもできるか聞いてみると3人とも「今はもう絶対無理!」とのこと。

「高校生までは校則も厳しかったし、まだいろんなことがよくわかってなかったらこういうもんなんだと思っていたけど、大学生になって授業サボったり、楽な生き方を学んでしまったから……(笑)。でも若いうちに経験しといて良かったなとは思います!」(かずみさん)

「若い時の苦労は買ってでもせよ」という言葉があるように、若い時に積んだ苦労はのちにきっと役に立つ。多少理不尽であってもがむしゃらにやり抜く経験はいつか絶対糧になるはず。キミらはまだまだ若いと思うけど……。

PHOTO:(C) カシス – Fotolia.com

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