DAOKO、Jinmenusagi、ぼくのりりっくのぼうよみ、大活躍のニコラップ出身のラッパーたち

ニコラップ。それは動画共有サイト、「ニコニコ動画」上にアップされた大量のオリジナルラップによって形成された音楽シーンである。ニコニコ動画といえば、ボーカロイドムーブメントによって、米津玄師やヒトリエなどのメジャーミュージシャンを輩出してきた。

そして今は、ニコラップのシーンで続々と音源を発表するラッパーたちに注目が集まってきている。今回はこれからの活躍が期待されているニコラップ出身のラッパーを紹介しよう。

 

元女子高生ラッパーもニコラップ出身


まずは女子高生ラッパーとしてセンセーショナルなデビューを飾ったDAOKO。1997年、東京都の出身。中学3年生のときにニコニコ動画へのラップの投稿をスタート。投稿動画をきっかけにインディーズレーベル「LOW HIGH WHO?」からオファーがかかり、高校1年生のときに早くも初音源『HYPERGIRL -向こう側の女の子-』をリリースした。

10代の女の子の気持ちを、歌とラップとポエトリーリーディングを交えて儚く表現するDAOKOに多くのアーティストが注目し、高校生ながらm-floとのコラボレーションや映画「渇き。」への楽曲提供を経験し、実力を付けていった。

2015年3月に高校を卒業し、アルバム『DAOKO』で満を持してメジャーデビュー。2015年10月には「ShibuyaK」のミュージックビデオにて、これまで隠していた顔を初公開。曲の世界観とマッチした美しく、ミステリアスな雰囲気のルックスが話題を呼んだ。

 

圧倒的なスキルで一時代を築いたMr.ニコラップ


次は巧みなラップスキルで知られるラッパー、Jinmenusagi(ジンメンウサギ)だ。Jinmenusagiは、高校生であった2008年頃から「人面兎」名義でニコニコ動画上にラップを投稿し始め、2010年頃には「ニコラップ風のラップと言えばJinmenusagiのスタイル」と言われるほどの、ニコラップを代表するラッパーに成長した。

その後、日本語ラップのシーンへ進出。DAOKOも在籍していた「LOW HIGH WHO?」に所属し、活動の幅を拡大。2015年12月16日には、5thアルバム『ジメサギ』をリリースした。リードトラック「BABEL feat. Mato」では、これまでのスタイルとは異なる新たなフローでのラップを披露している。

 

17歳の新星は、今年メジャーデビュー


最後は、次世代を担う現役高校生ラッパー/シンガー、ぼくのりりっくのぼうよみ。
「ぼくのりりっくのぼうよみ」は神奈川県在住の高校3年生。ニコニコ動画などインターネット上を中心に音源を発表していた彼の名を一躍有名にしたのは、高校2年生のときにエントリーした10代限定の音楽フェス「閃光ライオット」。見事にファイナリストとして選出され、高校生離れしたリリックセンスと歌唱力を披露し、話題となった。

そんなスーパー高校生は、現役高校生にも関わらずメジャーデビューを果たし、2015年12月16日に、1stアルバム『hollow world』をリリースした。

マイクとパソコンさえあれば、ウェブ上のフリー音源を使って誰でも始められるのがニコラップの魅力。これからもニコラップから、どんな才能が登場するのか楽しみだ。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事を書いた人