東市篤憲監督が手がける光の世界が美しすぎる

クリスマスも近づき、街中がたくさんのイルミネーションに包まれていますが、家で音楽を聴いて過ごすぞというインドア派のあなたに、光の世界がドラマチックで美しいミュージックビデオ(以下MV)をご紹介。キラキラ目を輝かせて見るもよし、うっとり見とれるもよしです。

今回はプロジェクションマッピングなども手がける光の使い手、「Artist for Artist」を旗印に掲げるクリエイティブプロダクション・A4A代表の東市篤憲監督作品にスポットを当ててみました。

TEXT BY 佐藤愛美


まさかの共演で話題を呼んだきらびやかな一曲

◎BUMP OF CHICKEN「ray」

彼らの初共演相手が初音ミクというサプライズに、音楽ファンも驚いたことでしょう。

さらに驚きなのは、2組の共演シーンは一切合成されていないということ。実際に円筒状のスクリーンに映し出され、メンバーとライブ感覚で何テイクも撮影されているのだ。まぶしいほどの光の集合にさらに彼女が花を添えます。

まるで夢の世界のような映像に高揚せざるをえないですよね! 街のイルミネーションにも負けないくらい華やかなMVです。

闇の中、映し出される一瞬の表情を切り取る

◎flumpool「夜は眠れるかい?」

一方こちらはダークな世界観。闇ばかりが覆っている世界かと思いきや、放射線状に走る光線により、メンバーの表情や動きが垣間見えます。その一瞬のシーンが切りとられ印象に残る感覚。

紫や青みがかった照明により、普段の彼らの印象とは違い、裏の顔を見てしまったような背徳感を感じずにはいられません(笑)。

日常の明かりに浮かぶ近未来的な光

◎ぼくのりりっくのぼうよみ「sub/objective」

12月16日にメジャーデビューしたばかりの、ぼくのりりっくのぼうよみの1stアルバム『hollow world』のリード曲。

渋谷の雑踏や電車から見える街の明かりと、登場人物が身につけるヘッドホンなどの光は対比的で、彼らの存在のリアルさを排除しているようです。

夜の人工的な明かりで孤独感を演出していたシーンから、最後には海辺を3人で遊ぶ様子に移ります。物語の鍵となる彼女の表情とも相まって、雲の隙間から洩れる光が儚げで美しいです。

 

以上3つのタイプの違うMVをご紹介しました。東市篤憲監督の光の世界に魅了されたら、インドアクリスマスもいいかも!? なんて思えますよね。

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