カリスマミュージシャン自殺に他殺説!?衝撃作を観る前に知っておくべき「ニルヴァーナ」のこと

1994年4月5日、カリスマ的人気を誇るロックバンド「ニルヴァーナ」のボーカル兼ギタリスト、カート・コバーンがショットガンにより自殺を図った。今では有名となった遺書とともに自殺自体が伝説として語り継がれているが、実はカートの死にはいまだ謎が多い。

12月12日に日本で初上映される映画「ソークト・イン・ブリーチ 〜カート・コバーン 死の疑惑〜」は、私立探偵トム・グラントが約20年間の独自捜査の末に辿り着いたある仮説を基に展開する。

捜査資料、関係者へのインタビュー、事件前後のコートニーの音声、カートの遺書の筆跡鑑定などから、トムはなんと“カートが妻コートニーに殺害された”というショッキングな仮説を立てるのだ。

ニルヴァーナのファンならずとも気になるカリスマミュージシャンの死の真相だが、せっかくこの映画を観るなら、カートと同じくカリスマミュージシャンであるコートニーのふたりについて知っておきたいところ。

 

ロックを語る上で外せないこの夫婦について今一度復習しよう。


カート・コバーンは1967年生まれ。ブラック・サバス、レッド・ツェッペリン、ブラック・フラッグ、ピクシーズなどに影響を受け、1987年にニルヴァーナを結成。

1991年にリリースした2ndアルバム『ネヴァーマインド』が大ブレイクし、グランジブームを巻き起こした。

翌年にコートニーと結婚。世界に大きな影響を与えバンドは大成功を収めたが、商業的なバンドを嫌うカートは精神的重圧からうつ病や薬物中毒に苦しみ、1994年4月にショットガンで自殺した。


コートニー・ラブは1964年生まれ。16歳からストリッパーとして世界を転々としたのち、1989年に自身がギター&ボーカルを務めるバンドHoleを結成。

スマッシング・パンプキンズのギター&ボーカル、ビリー・コーガンとの交際関係もあったが、1992 年にカートと結婚。女優としても活動しており、映画「ラリー・フリント」ではニューヨーク映画批評家協会賞・助演女優賞など多くの賞を受賞した。

2004年に『アメリカズ・スイートハート』をリリースし、その年のフジロックにも出演している。薬物への依存が激しく2009年にはカートとの娘フランシスの親権を剥奪されている。

 

悪妻を通り越して、極悪妻として名高いコートニー。ふたりの仲もまた最悪だったという説もあるが、こんな話もある。

1994年4月1日、カートはコートニーに電話をかけ「忘れないでくれ、これから何が起こっても俺はお前を愛している」と言ったという。

当時カートはロサンゼルスの麻薬リハビリセンターに、コートニーも薬物依存治療の専門医とホテルで缶詰め状態だったのだ。そしてその4日後、カートは自殺を遂行。訃報を受けたコートニーは「楽な道を選びやがって」と激怒して泣き崩れたそう。

 

椎名林檎の名曲「ギブス」に “だってカートみたいだから あたしがコートニーじゃない”なんてフレーズがあるほど有名なふたり。説が飛び交い過ぎて謎が深まり続けているカートの死だが、今回の映画作品は真相に迫れているのだろうか……。早くも賛否両論議論勃発の予感である。

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