4人で900億円?世界的バンドの再結成は儲かるのか?

2015.11.28

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再結成──。それはかつてヒットを飛ばした音楽グループにのみに許された伝家の宝刀。2015年も、ギタリストのスラッシュとボーカルのアクセル・ローズの仲直りにより、ロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズの再結成が噂されている。

再結成となるとそれを待ち望んだ世界中のファンたちは新譜を買い、ライブへと足を運ぶことは確実。その再結成市場は決して少なくはない。

下世話な話にはなるが、再結成は実際どれくらい儲かるのだろうか。今回は、再結成の生み出す収益、つまり「再結成のお値段」を紹介しよう。

 

■高額オファーでも実現しない再結成


まずはイギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリン。1970年代を代表するロックバンドで、ハードロック、ヘビーメタルのルーツとも言われている。2007年に一夜限りで再結成したレッド・ツェッペリンには、2014年に二度目の再結成へ向けた動きがあった。

イギリスの音楽雑誌「NME」によれば、2014年の再結成に向けて提示された契約金は計5億ポンド(約926億円)。しかしボーカルのロバート・プラントが、その契約を断ったため再結成は実現されなかった。

 

■今も儲かっているメンバーは来てくれない再結成ツアー


次はイギリスのガールズグループ、スパイス・ガールズ。1996年にデビューし、トータルセールスは7500万枚を超える世界的なグループ。2012年にはロンドンオリンピックの閉会式で再結成し、話題となった。

スパイス・ガールズは、2016年にデビューシングル「ワナビー」から20周年を記念して、再結成してワールド・ツアーを行う予定だ。イギリスのタブロイド紙「ザ・サン」によれば、その再結成ツア-の契約金はひとり1000万ポンド(約18億5000万円)。

とんでもなく高額のオファーだが、メンバーのヴィクトリア・ベッカムは不参加を表明。残りの4人のメンバーにのみでツアーが行われる予定だ。現在、ファッションデザイナーとして成功しているヴィクトリアにとっては、18億円超はそれほど魅力的な額ではなかったようだ。

 

■まだまだ稼ぎ続けるご長寿バンド


最後は説明不要の伝説的ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズ。
2012年に結成50周年を迎えているストーンズは、いつ再結成したのだろうか……。もちろん、50年間一度も解散をしていない!

これまでの50年間で何度も大規模なワールドツアーを行い、日本公演は6回開催されている。

2015年に北米で行われたツアー15公演で1億9714万ドル(約240億5100万円)の総収益をあげたストーンズは、2016年にも全12公演の南米ツアーを計画している。解散しなければ、こんなにも稼ぎ続けることができるのだ。

再結成は儲かるのか? 答えはYES。一度世界的なグループになると再結成はビッグビジネスだ。しかし、解散しなければより稼ぐことができるということをストーンズが証明しているように思える……。

Photo:(C) beeboys – Fotolia.com

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