ホントにそんなバンド名で大丈夫?シンプルでデカ過ぎる名前を付けてしまった理由とは

2015.11.26

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バンドを結成して初めての共同作業……それは、バンド名を決めること。「英語か、カタカナか。オマージュか、オリジナリティの追求か……」バンドの命名は、すべてのバンドマンに課されてきた課題であり、それは海外の大御所バンドも変わらない。

しかし世界のバンドの中には、「The 〇〇〇」という形で、「ホントにそんな名前で大丈夫?」と心配になるほどの“デカい名前”を背負ったバンドが存在する。そんな大胆不敵なバンド名を持つ、3組のバンドを紹介しよう。

 

■俺たちが「バンド」だ!


まずはロックバンド「ザ・バンド」(The Band)。1967年にデビューし、アメリカのロックの歴史を語るうえでは欠かすことのできない大御所だ。

ザ・バンドはデビュー前、フォークの神様ボブ・ディランのバックバンドであったことで知られている。1969年に開催された伝説のロックフェス『ウッドストック・フェスティバル』でボブ・ディランのバックバンドを務めた際に、ボブや周りの出演者やスタッフがそろって彼らのことを「バンド」と呼んでいたのがそのバンド名の由来だ。

実はメンバーたちは「Crackers」や「Honkeys」のような「〇〇〇s」という形のバンド名を希望していたようだ。でも“神様”にそう呼ばれてしまったら仕方ない……。

 

■俺たちが「音楽」だ!


次は2000年代のUKロックシーンを代表するロックバンド「ザ・ミュージック」(The Music)。アルバムデビュー前の2002年から2011年の解散までに5回も『フジロックフェスティバル』に出演しており、日本でも人気の高いバンドだ。

気になるバンド名の由来は「俺たちがこれからの新しいMUSICを作っていく!」という決意表明……などではなく、単純にバンド名が思い付かず、シンプルなこのバンド名が選ばれたそうだ。ちなみに、ザ・ミュージックの1stアルバムタイトルも『The Music』であったため、「検索してもなかなかヒットしない!」とリリース時にネットで話題になった。

 

■私たちが「インターネット」だ!


最後に紹介するのは、ソウル・R&Bバンド、「ジ・インターネット」(The Internet)。ジ・インターネットはLAのヒップホップ集団オッド・フューチャーの紅一点シンガー、シド・ザ・キッドと、プロデューサー/イラストレーターのマット・マーシャンのふたりを中心としたバンドで、2015年のアルバム『エゴ・デス』がニューヨーク・タイムズ紙をはじめとした各種メディアで絶賛された大注目バンドだ。

バンド名の由来はこちらも非常にシンプル。オッド・フューチャーの仲間たちがインターネットを通じて知り合ったことから付けられている。

 

「Windows 95」が発売され、インターネットが一般化してすでに20年。まさかその名前をそのままバンド名にして世界的に売れるバンドが出てくるとは、ビル・ゲイツもスティーブ・ジョブズもきっと予想しなかっただろう。

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