聞いたことあるけど、実はよく知らない「ロックの殿堂」について調べてみた

2015.11.24

M-20151126-MK-0313

ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリン……。「ロック界の伝説」と呼ばれているバンドに興味を持ち、調べてみると必ず目にする言葉がある。それが「ロックの殿堂」だ。

「殿堂入りってことは、とりあえずすごいってことでしょ?」と、多くの人が気に留めていなかったかもしれない。今回は、そんな誰もが一度は聞いたことがあるけど、よく知らない「ロックの殿堂」に迫ってみよう。

 

■誰が運営しているの? どんな人が対象?

まず誰が「ロックの殿堂」を運営しているのだろうか。
「ロックの殿堂」は1983年に音楽業界の関係者たちによって創設された「ロックンロール・ホール・オブ・フェイム財団」により、運営されている。そして1986年から、この財団により「殿堂入りリスト」の発表が開始された。一般的に“ロックの殿堂入りを果たした”とは、このリストに入ることを指す。

歴代の伝説的なバンドが受賞しており、いちばん有名なのは「パフォーマー部門」である。最初の音源のリリースから25年以上が経過している個人とバンドがその受賞条件となっており、毎年選出されている。

パフォーマー部門以外にも、優れた功績を残したプロデューサーやレコード会社の経営者に贈られる「ノン・パフォーマー部門」や、レコーディングやコンサートのスタッフに贈られる「サイドマン部門」などもある。

 

■「ロックの殿堂」はアメリカに実在する

C-20151126-MK-0315

そして驚くべきことに、「ロックの殿堂」という言葉は敬称や象徴ではなく、実際に実在するのだ。

実在の「ロックの殿堂」は、「The Rock and Roll Hall of Fame and Museum」という名の博物館だ。アメリカのオハイヨ州クリ―ブランドにあり、スタイリッシュな外観が印象的だ。

博物館内には、これまでのロックの歴史を振り返ることのできる貴重な資料が保管、展示されている。

 

■実はロックバンド以外も殿堂入りできる

そして「ロックの殿堂」という名称ではあるが、実はロックミュージシャン以外も受賞することができる。

例えば、キング・オブ・ポップ、マイケル・ジャクソン(2001年受賞)やレゲエの神様、ボブ・マーリー(1994年受賞)、そしてヒップホップクルーであるRUN-D.M.C(2009年受賞)のように、ロック以外のジャンルにおいても「ポピュラーミュージック」の世界において功績のあるミュージシャンは殿堂入りの対象となるのだ。

 

意外に知らない「ロックの殿堂」のあれこれ。
ちなみにエリック・クラプトンは、バンドと個人で計3回も殿堂入りを果たしている。一方で、日本人ミュージシャンはまだ誰も殿堂入りしていない。日本人ミュージシャンの活躍にも期待だ。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人