RADWIMPS、初の対バンツアーの第一夜に米津玄師登場

2015.11.05

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RADWIMPSと米津玄師は、同じ言葉を持っている。息を吸い込むように時代の空気を体内に宿し、音楽とリスナーに対して誠実に、作品を紡いで吐き出す。
学校のクラスのなかでは決して多くない人数の、音楽が好きで好きで仕方がない少年少女に向けて、手をつなごうとまっすぐに手を伸ばしている。RADWIMPSのタオルを首に巻いたファンが、米津玄師の曲に熱狂しているのを観て、そんなことを思った。

「どうも初めまして、米津玄師です!」と始まったライブは、どの曲もイントロが流れるたびに、大歓声が起きる。
全然、初めましてじゃない。
大好きなふたつのアーティストを同じ会場で観られる喜びに、会場が満ちあふれている。これ以上ないような、暖かく親密な空気に包まれている。

「RADWIMPS、10周年おめでとうございます。高校生の頃からRADWIMPSを聴いていて、影響も受けていて、父親、偉大な父親みたいなものなんです。そこに呼んでいただけるなんて、うれしいとか恐れ多いの前に、不思議だなと思いました。高校のときのヒーローと同じステージに立てるなんて。ホントにうれしくて、ふわふわした気持ちで立っています」

すべてのファンがうれしそうに拍手を送っている。
そうやって届けられたニューアルバム「Bremen」からの曲は、大合唱とともに会場に高らかに鳴り響いた。

転換後、RADWIMPSが登場。
ステージ後ろには、ドラムセットが2台。
休養中のメンバー山口智史のサポートとして、刄田綴色、森瑞希のふたりのドラマーが、あまりにも色彩豊かなリズムを縦横無尽に繰り出してくる。「米津君に心から感謝します。出てくれてありがとう。まだ帰ってないと思うよ」と会場をなごませ、10周年らしい新旧取り混ぜたセットリストが観客を沸かす。

野田が言う。
「実は、米津君とは今日初めて会ったんだ。会ったことないのに頼んで、会ったことないのに引き受けてくれた。彼の音楽に通じ合うものがあって、想像してた以上に想像したとおりの人だった。こんな人見知り同士が対バンやって、一瞬で距離が縮まった。音楽と、今日来てくれたみんなに感謝したいと思っています」

本編が終わり、アンコールでは米津が再登場。
会場の床が揺れる。
米津は当初辞退したらしいが、RADWIMPSのメンバーが連れ出してしまったようだ。
ステージの上で簡単な打ち合わせをして、「有心論」が野田と米津の掛け合いボーカルで演奏された。観客はもちろん、出演者にとっても、特別な一夜となったに違いない。

RADWIMPSメジャーデビュー10周年を記念する対バンツアー。次のゲストは、きのこ帝国だ。

PHOTO BY 植本一子(RADWIMPS)、 中野敬久(米津玄師)


ライブ情報

10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤
11/05(木)東京・Zepp Tokyo
ゲスト:きのこ帝国
11/09(月)大阪・Zepp Namba
ゲスト:plenty
11/10(火)大阪・Zepp Namba
ゲスト:LOVE PSYCHEDELICO
11/12(木)北海道・Zepp Sapporo
ゲスト:ゲスの極み乙女。
11/16(月)愛知・Zepp Nagoya
ゲスト:ハナレグミ
11/18(水)福岡・Zepp Fukuoka
ゲスト:クリープハイプ
11/23(月祝)神奈川・横浜アリーナ
ゲスト:Spitz
11/24(火)神奈川・横浜アリーナ
ゲスト:いきものがかり
11/25(水)神奈川・横浜アリーナ
ゲスト:ONE OK ROCK


RADWIMPS 10th ANNIVERSARY 特設ページ

RADWIMPS OFFICIAL WEBSITE


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