秦 基博、青森“遺跡ライブ”のOAを前にインタビュー公開

2015.11.02

151102-TR-120012

2006年に「シンクロ」でメジャーデビューして以来、繊細さと力強さの両方を持ち合わせた歌声で幅広い層から支持されているシンガーソングライター、秦 基博。そんな秦が、9月5日に青森・三内丸山遺跡で一夜限りのスペシャルライブを行った。

三内丸山遺跡は縄文時代の集落跡としては国内最大級のもので、膨大な量の縄文土器や石器、土偶などが出土されたことで、長期間にわたって定住生活が営まれていたことが判明し、縄文文化のイメージを大きく変えることとなった。国の特別史跡に指定された場所でライブを行ってみて、どんなことを感じたのだろうか。

「これまでにも各地の世界遺産でライブをやらせてもらいましたが、その中でも三内丸山遺跡はいちばん古いところでした。また、青森でのライブは2009年の弾き語りツアー以来だったんですが、今回のライブがきっかけで“あおもり縄文大使”に任命されたりして、青森がより身近な場所になりました。実は縄文時代の人たちのことをあまりよくわかっていなくて、原始人がちょっと進化したぐらいなのかなって思ってたんです(笑)。でも、再現された住居を見たり、その頃の文化を知ると、暮らしの根源的な部分は現代人とそんなに違っていない気がして、自分の中で描いていたイメージが修正されました。そんな場所でライブができたのは、本当にいい経験だったと思います」

この日の前半は弾き語りを中心に弦楽四重奏を加えたアコースティックサウンドでじっくりと聴かせ、後半ではバンド編成で観客と一体感を作り出すという2部構成のライブとなった。

「“遺跡”という野外での会場、それと秋の訪れを感じさせる9月という時期を考えたときに<ストリングスが合うんじゃないか>というアイデアが浮かんだんです。弦カル(カルテット=四重奏)を交え、アコギと弦、ピアノと弦、そしてすべてが融合するバンドスタイルと弦との絡み、色々な組み合わせがイメージできたので2部構成にしてみたんです。そういう意味でも、このライブでは弦カルがすごく重要なポイントになっています。<ひまわりの約束>は原曲にストリングスが入っているので、それを再現できたらいいなと思いましたし、<Q & A>や<グッバイ・アイザック>は原曲には入ってないんですけど、この日だけの特別なものができるんじゃないかって、1曲ずつアレンジを考えながらセットリストを組んでいきました」

歌、アコギの音、バンドが奏でる音、そしてストリングスの音。それぞれが青森の澄んだ空気の中でキレイに響き、広がっていく。非日常的な空間で、どこか幻想的な雰囲気さえも感じさせてくれる。

「音の響き方が素晴らしかったし、遺跡が持っている厳かな雰囲気が弦楽器のクラシカルな雰囲気と合っていましたね。2部構成にして様々なスタイルをひとつのパッケージにして見せるという、自分が思い描いていたイメージの通りにできたと思います。三内丸山遺跡という会場の魅力、それと、今年僕にとっては唯一のワンマンライブということもあって、青森だけじゃなく、遠方から足を運んでくれた方も多かったので、その熱気も想像以上のものがありました。控え室からステージ脇のテントまでワゴン車に乗って移動したときに、グッズ売り場に並んでいる人たちや客席でライブが始まるのを待ってる人たちの様子が見えていました。ライブを楽しもうとしている気持ちが伝わってきて、“いいライブにするぞ”って思いがより強くなったのを覚えています」

アンコールではレキシが登場し、「年貢 for you」をコラボして会場を沸かせてくれた。

「池ちゃん(池田貴史/レキシ)は当日の昼間は大阪でライブがあって、飛行機で駆けつけてくれたんです。ぶっつけ本番で登場してもらったんですが、アレンジもストリングスが加わって、いつもとは違った新鮮な<年貢 for you>になったんじゃないでしょうか。こういう場所でレキシとコラボできたのもいい思い出になりました」

「ひまわりの約束」や「Q & A」といったヒット曲を織り交ぜた、歴史ある場所でのライブ。この三内丸山遺跡でのライブの模様が、11月8日、22時よりWOWOWで放送されることが決定した。一夜だけの特別なライブをじっくりと楽しもう。


番組情報

WOWOWライブ「秦 基博 Special Live ~縄文あおもり 三内丸山遺跡~」
11/08(日)22:00~


リリース情報

2015.10.01 ON SALE
DIGITAL SINGLE「デイドリーマーCM ver.

2015.12.16 ON SALE
ALBUM『タイトル未定』


番組サイト

秦 基博 OFFICIAL WEBSITE


 

151102-TR-120011 151102-TR-120013 151102-TR-120014 151102-TR-120010

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人