ユーミン、映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」主題歌を書き下ろし

2015.09.03

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松任谷由実が、11月21日公開の映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」の日本語吹替版主題歌「気づかず過ぎた初恋」を書き下ろしたことが発表され、同時に楽曲入り新日本語吹き替え版予告と新ポスタービジュアルが公開された。

今回解禁された予告編は、主人公の女の子が、お母さんに「これはあなたの人生設計。あなたはすばらしい大人になれるわ」と壁一面に貼られた良き大人になるためのスケジュール表を見せられるシーンから始まる。それに続いて、隣の家に住む、元飛行士のおじいさんが、彼女に星の王子さまの物語が書かれた手紙を送り、勉強だけだった9歳の女の子と“星の王子さまのお話”が出会うシーンが映し出される。

星の王子さまの世界と女の子の世界がリンクする映像からは、星の王子さまと飛行士、星の王子さまときつね、そして、星の王子さまのお話を通して生まれた、女の子とおじいさんが持つ絆の深さを感じ取ることができる。

そして松任谷由実が書き下ろした日本語版主題歌「気づかず過ぎた初恋」の楽曲が流れると共に、「飛行士さんを助けて。あなたを見つけるわ」とおじいさんの飛行機に乗り冒険へと飛び立つ女の子。「こんな場所、お話に出てこなかった」と彼女の想像を超える、誰も知らない感動と待ち受ける冒険とは……? 果たして彼女は星の王子さまに出会うことができるのか。

今回のオファーを「こんな世界観を歌にできたらきっとみなさんも喜んでくださる、というものが浮かびました」と振り返る松任谷由実。「スタジオジブリの『魔女の宅急便』、そして近年『風立ちぬ』でも曲を使っていただいたのですが、空を飛ぶテーマの映画のときにはご用命いただけるのかなと思っています(笑)。『星の王子さま』は13歳のころに読んで以来、私の大切な本のひとつです」とオファーに喜びのコメント。また、完成前の本編をいち早く観た松任谷は「最後の方はぽろぽろ涙がこぼれて、この気持ちをそのまま歌にできたらいいな、と思いました。作画のエネルギーが濃い密度で作られていて、同じクリエイターとして、これに負けない主題歌にしたいと思いました」と本作を絶賛。原作のファンであることも相まって、楽曲制作への意欲がいかに高いかを語った。

実際に楽曲制作に取り組んだ約半年間は“13歳の心を取り戻すための旅”のようだったとのこと。「原作を改めて読み直したら、(原作を初めて読んだ13歳のころの)あの感動した自分をどこに置いてきてしまったんだろう、とすごく焦ったのが正直なところでした。私自身が、原作に触れたときの気持ちを忘れてしまっていたんですね。そんな、自分すらも気づかずに過ぎてしまった“初恋”のような気持ちを、改めてこの歌に込めたかったんです」と話す。映画の中で「星の王子さま」を探す旅に出る少女や飛行士の姿にも重なるエピソードを語った松任谷は、「これまでの音楽活動でも、原作にある“大切なものは目に見えない”という言葉に近い、“儚いけれど強いもの”“見えないけれど確実にある絆”というテーマを持ってやってきた気がします」と「星の王子さま」から受けたインスピレーションが数々の名曲の下地となっていたことを明かした。

そんな松任谷は楽曲のイメージを膨らませるために本作の監督、マーク・オズボーンと対談し、さらには原作者サン=テグジュペリの生誕の地フランス・リヨンを訪問。「リヨンという街はとても美しくて不思議な場所でした。サン=テグジュペリの銅像を見たり、彼の甥に当たるダゲイさんともお話したのですが、サン=テグジュペリ自身がダゲイさんを通して、私がわからなかった、星の王子さまについての“心”を教えてくださったような感じがしました。また、セスナに乗せていただく機会もあって、低空で空から村を見る機会がないですから、前日に見た景色がまるで手に取るように腕の中にある感覚になりました」と実際に現地の雰囲気を味わうことで、あたかも物語の世界に飛び込んできたかのような体験を話す。こうした様々な準備により、書き下ろし最新曲「気づかず過ぎた初恋」が完成した。

日本でも多くの人に愛される名曲「やさしさに包まれたなら」の歌詞にある“目にうつる全ての物はメッセージ”と同じ想いを違う歌にも入れたかったと話す松任谷は、原作でも強く語られるメッセージ“大人になることで失ってしまう子供心”を意識して作詞した。聞く人の心の扉を開いてくれるあたたかなメロディとともに、新たな名曲として多くの人の心の琴線に触れること間違いなしの仕上がりとなっている。

松任谷由実による日本語吹替版主題歌「気づかず過ぎた初恋」は各主要サイトにて11月より配信スタートする。

詩的で美しい原作「星の王子さま」の魅力はそのままに、9歳の少女が星の王子さまを探し冒険するエンターテインメント作品「リトルプリンス 星の王子さまと私」は、11月21日、2D&3Dで全国ロードショー。松任谷由実も「心の硬くなったところを揉みほぐしてくれ、これまで見ていた世界をまったく違うものに見せてくれる映画」と太鼓判を押している。要チェックだ。


映画情報

「リトルプリンス 星の王子さまと私」
11月21日(土)全国ロードショー
監督:マーク・オズボーン(「カンフー・パンダ」)
キャラクターデザイン:ピーター・デ・セブ(「ファインディング・ニモ」)
キャスト(英語版):ジェフ・ブリッジス、マッケンジー・フォイ、レイチェル・マクアダムス、ジェームズ・フランコ、ベニチオ・デル・トロ、マリオン・コティヤール
キャスト(日本語版):鈴木梨央、瀬戸朝香、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、ビビる大木、津川雅彦 ほか
(C)2015 LPPTV-LITTLE PRINCESS-ON ENT-ORANGE STUDIO-M6 FILMS-LUCKY RED


松任谷由実 OFFICIAL WEBSITE

「リトルプリンス 星の王子さまと私」映画サイト


 

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