今のうちに知っておきたい新音楽ジャンル「チルウェイブ」ってどんなの?

2015.11.17

M-20151117-MK-1257

「チルウェイブ」という音楽ジャンルの名を聞いたことがあるだろうか。チルウェイブは、2010年頃からクラブシーンに徐々に浸透し始め、2011年〜2012年頃には人気ジャンルの仲間入りしたクラブミュージックだ。

今や音楽ファンの間では常識になりつつも、「興味はあるけど知らない」という人も少なくないでしょう。そんな音楽好奇心が旺盛な方に「チルウェイブ入門編」をお伝えします。

 

■ジャンルの説明文を無視してとりあえず聴いてみるべし!

ではチルウェイブを試しに文章で説明してみよう。

チルウェイブとは、深いリヴァーブのかかったもやもやの音像、どこかノスタルジックなメロディ、エフェクトのかかったボーカル、簡単な打ち込みで構成された、80年代シンセポップとヒップホップ的なビートの融合といえるミュージックだ。

……なんだか難しくて、正直何もイメージできないと思う。そこで百聞は一見にしかず、まずはとりあえず聴いてみよう。

 

■第一のキーパーソン、ウォッシュド・アウト


チルウェイブを知るうえで、最低限押さえるべきキーパーソンがふたりいる。まずは、ウォッシュド・アウト(Washed Out)。アメリカのミュージシャン、アーネスト・グリーンによるソロユニットだ。

彼が2009年に発表したEP『Life Of Leisure』が、チルウェイブの始まりとされている。レーベルのYouTubeチャンネルで、ウォッシュド・アウトの音源15曲分を聴くことができるのでまずはこちらで耳を慣らし、その心地良さを体感してほしい。

 

■第二のキーパーソン、トロ・イ・モア


そしてもうひとりは、トロ・イ・モア(Toro Y Moi)。彼もアメリカのミュージシャンだ。他のジャンル(特にR&B)からの影響が色濃く、ウォッシュド・アウトより進んだチルウェイブと言えるかも知れない。

2枚のEPと3枚のスタジオアルバムを作成してきた彼だが、2015年の最新作『Samantha』は、なんとフリーダウンロードとなっている。この「Samantha」収録の20曲をとにかく聴いてもらえば、よりチルウェイブの世界観は掴めるはずだ。

 

ウォッシュド・アウトとトロ・イ・モア。このふたりの音源を聴いて耳を慣らせば、「チルウェイブってこんなジャンルだよ!」と説明できなくとも、「あ、これチルウェイブっぽいな?」とは思うことができるだろう。

クラブミュージックはよくわからないという人も、まず聴いてみるところ始めてみてはいかがだろうか。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人