シカゴ生まれの音楽ニュージャンル「ジューク」って知ってますか?

2015.10.27

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超高速で足を動かすニュージャンル「Juke(ジューク)」とは?

「ジューク」という音楽を皆さんはご存じだろうか? 二度も紅白歌合戦への出場し、シドニーオリンピックの日本選手団公式応援ソングも歌ったフォークデュオ、19(ジューク)のこと……ではなく、話題のニュージャンル「Juke(ジューク)」のことである。

Jukeはシカゴ発のあらたなジャンルで、クラブミュージック界で盛り上がりを見せている。シカゴは70年代の末に、「シカゴハウス」を生み出したダンスミュージックの聖地であり、近年誕生したJukeは“シカゴハウスのひ孫”のような存在だ。

Jukeの特徴はリズムとダンスだ。BPM(楽曲の速さの単位)で、80と120と160を行き来する。BPM80でゆったりしたかと思うと、BPM160以上の超高速で三連符を多用したトリッキーなリズムで盛り上がるのがJukeだ。

そしてそのサウンドに合わせて、ダンサーたちが超高速で足を動かすダンスは「Footwork」と呼ばれている。“世界最高速のダンス”とも言われており、シカゴのストリートではダンサーたちがFootworkのキレのよさを日夜競っている。百聞は一見にしかず! 実際のバトル動画を見てみよう!

このテクニカルなサウンドがJukeで、超高速の足さばきのダンスがFootworkだ。ダンスのルールはシンプルに「音楽が速くなったら足を速く動かす」のみ! これまでのブレイクダンスと比べてもフリースタイルの要素が強い。ちなみにこのバトルは、シーンを代表するトラックメーカーであるRP BOOとTRAXMANがDJを行っているので、まさにJukeシーンの最先端である。

そのシカゴジュークシーンの重要人物TRAXMANは、実は2012年に早くも来日を果たしている。その模様がこちらの動画だ。日本でも耳の早いリスナーが集結して、場内は異様な熱気に包まれている。

日本でもJukeの曲は発表されている。この曲は様々なジャンルとの交流が盛んなシンガーソングライター・七尾旅人と日本のジュークシーンを牽引するBoogie Mannのコラボ曲である。Jukeのリズムにフィリーソウルのアレンジを加えたBoogie Mannのトラックに、七尾旅人の声が乗ることで、極上の仕上がりになっている! 七尾旅人の顔がはめ込まれたキャラによるシュールなFootworkも必見だ!

聴いても、踊っても、見ても楽しいのが「Juke」。まだ踏み込んだことのない人は、要チェックだ!

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