イナズマロック フェス 2015【ライブレポート後編】

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イナズマロック フェス 2015
2015年9月20日@滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場

今年で7回目の開催となった、T.M.Revolutionの西川貴教主宰の『イナズマロックフェス 2015』。前編に引き続き、今回は9月20日に開催された“雷神STAGE”と“風神STAGE”の様子を書いていこうと思う。

TEXT BY 編集部


『イナズマロックフェス 2015』9月19日公演レポートはこちら

そのキュートさに釘付け! Doll☆Elements

151013-YS-202111Doll☆Elements

前日に続いて快晴の会場。早くも風神STAGEにはたくさんの人が集まっている。今日の筆者の最初のライブはDoll☆Elements。“お人形と変身”をコンセプトにしたアイドルグループがキュートな衣装で登場し、早速観客を沸かせる。なんと、早着替えまで! 滋賀県出身のメンバー、ごんちゃんこと権田夏海は「ずっと出たかった『イナズマロック フェス』に出られてうれしい」と語り、自分で作詞した「Fake」を披露した。

AKB48がイナズマロック フェスのステージに登場!

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その頃、雷神STAGEではAKB48が登場。先日開催された『AKB48グループじゃんけん大会2015』で、西川貴教が高橋みなみの応援に駆けつけたことから、今回はこの『イナズマロック フェス』にAKB48の出演が実現した。

高橋みなみの「ワン、ツー、スリー、フォー!」という合図から、「ヘビーローテーション」がスタート。MCでは高橋みなみが、「『イナズマロック フェス』2日目ついに始まりましたー! たくさんのアーテイストが出演されますがトップバッターは私たちAKB48が務めさせていただきます! AKB48が楽しかったと思っていただけるよう全力で頑張ります」と高らかに2日目の開会宣言! 途中、滋賀県出身のメンバー・田名部生来のコメントを挟みながら、「フライングゲット」「ポニーテールとシュシュ」「大声ダイヤモンド」と立て続けにヒット曲を飛ばし、観客も大歓声。「恋するフォーチューンクッキー」ではメンバーとお客さんが一緒になって踊るハッピーな空間が。ラストには新曲「ハロウィンナイト」も発表するという盛りだくさんのステージで次のアーティストへとバトンを繋ぐ。

武藤彩未が飛ぶ! あおる!! 歌う!!!

151013-YS-202113武藤彩未

武藤彩未ちゃんのライブを観に急いで風神STAGEへ移動。「『イナズマロック フェス』初参戦の武藤彩未です。一人ひとりと最高の時間を作っていきたいと思います。だから皆さんが知ってる曲を持って来ました!」と言って、1曲目に「なんてったってアイドル」を熱唱。小さい体でジャンプしながら観客をあおり、一気に“彩未ワールド”に惹き込む。「RUN RUN RUN」ではお客さんに振りを教えながら和気あいあいのステージ。初のこのイベントを彩未ちゃん本人も十分に楽しんだようだ。

人気急上昇中の超特急が魅せる、エネルギッシュなステージ

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雷神STAGEでは、初登場となる7人組メインダンサー&バックボーカルグループの超特急が登場。歌う、踊る、動く、歌う、踊る、動く、しゃべる、の目まぐるしいステージ展開に、初めて観たお客さんは圧倒されている様子。

「たぶん僕たちを初めて観たって人がほとんどだと思うんだけど、みんな(振りを)やってくれていた」と4号車のタクヤが驚くほど、どんどんお客さんの熱が帯びていくのがわかる! 「皆さん一緒にバカになりましょう!」と叫ぶと「バッタマン」「Burn!」。エネルギー溢れるライブを見せつけてくれた。

想いをぶちまける、THE Hitch Lawke

151013-YS-202115THE Hitch Lawke

急いで風神STAGEに移動して観たのは、ボーカル、ギター、ベース、ドラムから成る4人組ロックバンドのTHE Hitch Lawke。1曲目からステージ前の台に足をかけ、前のめりに、拳を振り上げ、観客に訴えかけるように熱く歌うボーカルの星☆拓也、激しいギター、ベース、ドラムプレイに観客の熱が帯びていく。MCで「アイドルとかロックとか関係ないね。今日の目的は楽しむこと。自由に楽しんでください」と語り、ミディアム曲「突き飛ばしてくれよ」ではしっとりと歌い上げ、「Everlast」では「ヘッドバンギングくれよー!」と叫んでお客さんをあおり、たった5曲でしっかりと彼らの存在感を見せつけた。

卑屈の帝王(!?)、キュウソネコカミによる観客巻き込んでのウサ晴らし!

151013-YS-204901キュウソネコカミ

THE Hitch Lawkeが終わって雷神に戻ると、キュウソネコカミが独自の世界観でライブを展開中。ボーカル&ギターのヤマサキセイヤが、Tシャツを脱ぐとまさかのT.M.Revolutionの「HOT LIMIT」の衣装で笑いを取り、びわ湖をネタにしたトークで笑いを取る。しかし、ひとたび演奏が始まると、オリジナリティ溢れるロックバンドとしての音楽をしっかり届ける。大きな会場が、彼らの手にかかるとまるでライブハウスのようなアットホーム感。お客さんからの大歓声の浴びてステージを後にした。

[Alexandros]が洗練されたロックを開放的なこの地で鳴らす

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「初めての滋賀県。呼んでいただいて光栄です」と言って登場したのは[Alexandros]。2010年のデビュー以降、日本国内も海外も様々なところを回ったのに、ここ滋賀県だけは訪れる機会がなかったという。「僕は音楽をやる前はサラリーマンだったんですけど、営業でスーツを来て滋賀県に来ました。でも持っているものはパソコンじゃなくてギターでよかったです」というボーカル&ギター・川上洋平のエピソードも。「少しでも[Alexandros]を知ってもらえたらと、ベストセットリストを持って来ました」というとおり、「ワタリドリ」はもちろん、最後は「Adventure」で締めくくった。

UVERworldに集まる人や仲間たちがどうか離れていきませんように……

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前日に続いて登場したのはUVERworld。一気に「Collide」「ナノ・セカンド」「I LOVE THE WORLD」を演奏した後、「昨日も最高だったんだよ。昨日を超えねぇと意味ないと思ってるからさ。よろしくどうぞ! 改めまして滋賀、ここが6人の地元のUVERworldです。ここで育ったから中途半端なライブして帰れるわけねぇんだよ。昨日より最高のライブをして帰るんでよろしく」とTAKUYA∞が叫ぶと客席から拳が上がる。オリジナルの映像を使った演出も彼らならでは。「No.1」「IMPACT」で激しいプレイを魅せ、「どうか今見つけけた最高の大切なもの、UVERworldに集まる人や仲間たちがどうか離れていきませんように」という願いを込めて「PRAYING RUN」を歌う。

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その後TAKUYA∞は、自分たちが生まれ育ったこの地・滋賀県草津についてのエピソードを語り出す。昔は滋賀が嫌いだったけれど、東京に行ってみて気づいた──“どこの場所にいても夢は叶えられる”と。“滋賀の良さに気づけてよかった”と。

「自分たちの土地も真っすぐちゃんと愛して正しい未来を築いていきましょう」と語り、「7日目の決意」へ。TAKUYA∞が放つ言葉ひとつひとつ、5人から放たれる楽器の音ひとつひとつが、そこにいる人すべてに突き刺さったに違いない。

じゃんけん大会に続き、この日もあのふたりが魅せる(!?)

151013-YS-202119高橋みなみ(AKB48)× T.M.Revotlution

いよいよ2日間の大トリ、T.M.Revotlutionが登場! というところで、客席からは早くも「ターボ」コールが響く。SEが鳴ると暗いステージにメンバーが登場。その後さまざまな色のライトが光り輝く中、T.M.Revotlutionのシルエットが現れると、「キャーーーッツ!!」という悲鳴にも似た歓声が響いた。

「いくぜー!」のひと言でライブはスタート。「DOUBLE-DEAL」ではドーンと火花が吹き、「WHITE BREATH」ではステージを右へ左へ全速力で駆け抜け、サビではお客さんをあおって歌わせ、ラストは着ていたジャケットを脱ぎ捨てる。

激しくヘッドバンギングを繰り返す「Crosswise」の後は、「どこにもないもの聴かせるぜ~!」と言って新曲「SWORD SUMMIT」を披露。

続くMCでは、この『イナズマロック フェス』を始めたきっかけは、病気になったお母さんに会うためだったと話し出す。五体満足で歌えるのもお母さん、家族のおかげであるという感謝の気持ちを自分にできる形で地元に還元しようと思ったのがこの“イナズマロック フェス”である、という話に、集まったお客さんは大きな拍手を贈った。

「UTAGE」「Naked arms」で最高潮に達したところに、“これでもか!”というように「The Party must go on」でファイヤーボールが無数に上がる。

アンコールでは、「アニキ! 着替えてきました!!」の声でAKB48の高橋みなみが登場。「そうくると思って俺も用意してるんだよ!」と言うと、ふたりお揃いの衣装で「HOT LIMIT」へ。高橋みなみのロック魂が素晴らしい! カッコいい!!

151013-YS-2021110土屋礼央(RAG FAIR)、高橋みなみ(AKB48)、T.M.Revotlution、Micro(HOME MADE家族)

「『イナズマロック フェス』に出たいって言ってたけど、まさかこの格好で来るとはね!」というふたりのトークで笑いを誘っているところに、毎年このイベントに出演しているMicro(HOME MADE家族)と、2日間で合計14時間、イベントと並行してスタジオでニコ生特番を行っていた土屋礼央(RAG FAIR)が登場。

「イナズマ、最後はみんなで歌って終わろうぜ~!」と西川が叫ぶとラストは「Lakers」を全員で披露。最後は、2日間集まってくれたすべてのお客さん、すべての関係者、3つのステージを彩ったすべての出演者への感謝を込めて、会場全員でジャンプ! そして色とりどりの大きな花火が琵琶湖を染めた。

ロックバンド、アイドル、ダンスグループ、シンガー、お笑い芸人、ゆるキャラ……ジャンルを超えて、キャリアや年代を超えてさまざまな演者が集うこのイベントは、7年を経て地元・滋賀に深く根づいたことを感じた2日間だった。

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【9/20 雷神STAGE】※出演順
BACK-ON(OPENING ACT)、AKB48、超特急、キュウソネコカミ、[Alexandros] 、UVERworld、T.M.Revolution

【9/20 風神STAGE】※出演順
密会と耳鳴り、[Eggs]Shout it Out、[Eggs]カノエラナ、[イナズマゲート]ねぇ、忘れないでね。、THE HOOPERS、NOISEMAKER、Doll☆Elements、MAGIC OF LiFE、武藤彩未、THE Hitch Lowke、Signal、ASH DA HERO、山猿

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