河瀬直美が16mmフィルムで紡ぐ、秦 基博「水彩の月」MV完成

2015.04.30

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映画監督・河瀬直美が手掛けた秦 基博のニュー・シングル「水彩の月」のミュージック・ビデオが公開された。

1997年、映画「萌の朱雀」で第50回カンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を当時の最年少記録で受賞し、2007年「殯の森(もがみのもり)」でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞、2014年には「二つ目の窓」でウラジオ ストク国際映画祭でグランプリを受賞するなど世界的に評価の高い河瀬直美監督。

秦の新曲「水彩の月」は、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニングフィルムに選出され、正式出品されることが決定。5月30日公開の河瀬監督の最新映画「あん」(原作:ドリアン助川、主演:樹木希林、永瀬正敏)の主題歌として監督からの熱いオファーを受け書き下ろしたもので、ミュージック・ビデオは秦サイドから制作を河瀬監督に依頼し、河瀬監督が居を構える奈良県の原生林を中心に、監督自身が16mmフィルムなどをまわしながら行われた。

原生林での撮影は明け方、気温は5℃前後という、寒さで歌う秦の口元からは白い息が吐き出されるような環境で行われたが、撮影中に野生の鹿が現れるような大自然のなか、光の切り取り方でも定評のある河瀬監督らしく、明け方の原生林にやわらかな光が射す中、16mmフィルムの優しい質感で撮影された秦の凛とした姿が印象的な作品となっている。

 「水彩の月」は、5月11日より着うた(R)の先行配信がスタート。シングルの初回生産限定盤に付属する特典DVDでは、監督が秦の密着映像を撮影しており、こちらは「秦 基博 × 河瀬直美~もう一度君に会えるとしたら~プライベート映像」 として収録される。
メイン写真撮影●堀切修嗣
河瀬直美監督 コメント
撮影はとても楽しかったです。被写体としての秦くんは、やっぱり歌い始めると絵になるな、と思いました。
普段だと本当に気を抜いている感じというか、それが魅力なんですけど、奈良の街を歩いていてもオーラを消しているのかほとんど誰にも気付かれないのが、歌い始めるとパァーっと惹き付けられる感じがしました。
天候にも恵まれて、それまで晴れ続きで乾いた森の感じだったのが、前日に朝までかけて雨が降ったことで、木々がそれを吸収して、呼吸しているような映像が撮れたのでよかったです。
秦 基博 コメント
大自然に抱かれて気持ちの良い撮影でした。一度に3分までしかまわすことのできない16mmフィルムでの撮影は、間違えていけない、という独特の緊張感もありました。
そういうドキドキの一発勝負な感じが、どういう仕上がりになるのか、とても楽しみです。

※河瀬直美監督の瀬は旧字体が正式表記


リリース情報

2015.05.27 ON SALE
SINGLE「水彩の月」


秦 基博 OFFICIAL WEBSITE


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