アーティスト課外活動連載「みんなの映画部」で話題作「進撃の巨人」を観てきた!!

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Base Ball Bearの小出祐介が部長となり、ミュージシャン仲間と映画を観てひたすら語り合うプライベート課外活動連載「みんなの映画部」。今月は、お盆休みで賑わう映画館にて話題作「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」を観賞しました。賛否両論の本作、映画部員の感想も見事に分かれました……。

 TEXT BY 森 直人(映画評論家/ライター)


活動第18回「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」[後編]
参加部員:小出祐介(Base Ball Bear)、オカモトレイジ(OKAMOTO’S)

みんなの映画部 第18回[前編]はコチラ

いちばん惜しいと思うのは立体起動の描写の甘さかもしれない

──そもそも「進撃の巨人」の原作マンガって、込み入ったドラマ設定ながらよくここまで売れたなっていうのは素朴に驚きがあります。

オカモトレイジ しかも人気に火が点くのが早かったですよね。

小出祐介 ただ「進撃の巨人」ってキャラ萌えしている人も相当多いですよね。ストーリーの魅力もさることながら、そっちに引っぱられている割合もかなり高い気がする。原作もヒットしていたけど、アニメ化のあたりからそういう層もガッと増えたと思うなぁ。

レイジ そうなんですか?

──アニメでは絵がすごく整ったからね。

小出 あと、原作だと立体機動のアクションのカタルシスってそんなになくてさ。それが、アニメで「うわ、立体機動カッコいい!」ってなったの。そういうアニメの影響の巨大さを考えると、今回の実写版で僕がいちばん惜しいと思うのは立体起動の描写の甘さかもしれない。

レイジ 着弾がないですもんね。撃った瞬間に引っ張られている感じが、観ていてすごく不自然だったんですよ。

小出 決してダメっていうレベルではないと思うけど、アニメの後だからね。実写版はそこにカタルシスがなかった。だけど、巨人のうなじの辺りを切り落とした後のケーキを切ったみたいな肉片がペロンと飛び散るとか、そのまま首が落ちるとか、そういう描写のしつこさでは実写版のほうがすごい。原作もアニメも巨人の肉体破壊に関してはそこまで徹底していないから。

レイジ あの溶け方もよかったですね。巨人のジュワーっていう。臭そう……って思いました(笑)。

小出 うん。あと、後半、巨人エレンがバッタバタと巨人を倒すじゃないですか。あの巨人エレンの着ぐるみアクション! あれは完全にウルトラマンだよね! あそこはめっちゃアガった。すごく好きなシーン。しかも朝焼けと軍艦島の団地っぽいシチュエーションがさぁ、もう「帰ってきたウルトラマン」なのよ! 本家は夕日なんだけどね。

 

後篇はエレンが海に入ってくシーンで終わるかな?

──後篇に向けてはいかがですか?

小出 実写版「進撃の巨人」としての独自の世界観や、前篇で仕掛けたいろんな謎がおそらく後編で明らかになるんだと思うんですけど、やっぱり人名が外国人の名前じゃなくて、日本名にほとんどの人が置き換えられているのは、ひとつポイントなんじゃないかなと。

レイジ エレンが海に入っていくみたいなシーンで終わったりしますかね?(笑)。

小出 「ゴジラ」っぽくね(笑)。あと前篇に関して付け加えると、「ミスト」(スティーヴン・キング原作による2007年のSFホラー映画)感もあったよね。巨大な化け物が出てきて人もガンガン殺されてどうしようもねぇ、ひたすら逃げるしかねぇっていう感じが。あと教会に逃げ込んだら、エレンに「なんで俺らの協調を乱そうとするんだ」って皆が目を差し向けてくるじゃないですか。あのくだりとかも「ミスト」的だと思ったし。教会のシーンはすごく良かったですね。

レイジ ゾンビのように手がバーッと出てくる。

小出 絶対狙ってるよね(笑)。あそこも最高で、めっちゃ前のめりで観てました。あとは常々言っている、水崎綾女(ヒアナ役)の尻の素晴らしさがついに見つかってしまったという。

──常々言っていたの?

小出 昔、グラビアアイドルとしてデビューしたときに巨乳系アイドルとして出てきたんですけど、一部のファンから「どう考えても尻だろう」って言われていて。僕もそう思っていたんですよ。こんなに尻のいいグラビアアイドルって珍しい。どう考えても尻なんだよと思って、これは世に訴えなきゃと。それで、2004〜2005年ぐらいの話ですけど、下北沢に新人バンドが必ずデモテープを置きに行く「ハイラインレコーズ」というところがありまして。そこで毎年恒例で書き初め大会があったんですね。いろんなバンドマンが“今年のひとこと”を書くみたいな企画だったんですけど、そこで僕、“水崎綾女は尻”って書いたんです(笑)。

レイジ あはははははは!

小出 どうしても伝えたかったんです(笑)。

──実際、今回の水崎綾女の撮り方もね。

小出 完全に尻推しでした。

レイジ そう。一瞬でしたけどね。

小出 あれはもう完全に狙ってるよね、あのアングルは。

レイジ うん。あれはすごい。

小出 “進撃の巨尻”が。

レイジ 出た(笑)。

──よし、それで締めちゃおうかな(笑)。

小出 最近は貴重なアクション女優として活躍されていますしね。みんなの映画部は水崎綾女さんを応援します!

 

C-20150828-MK-0017キメキメセルフィー3人組に呪いを掛けながら、感想会へ向かう一行。
感想会の後に彼を待ち受けていたのは……

C-20150828-MK-0018豪雨!!!!! ここしばらく晴れの日が続いていたのに、「みんなの映画部」取材日恒例の悪天候。
あまりの雨っぷりに雨宿りするふたりの図。

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