メタラーのイメージが変わる!?我が道を疾走しすぎ洋楽メタルバンド

2015.08.18

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世界で最も多様で寛容な音楽ジャンル、それが「メタル」だ!

ギタリストで自称貴族のイングヴェイ・マルムスティーンは、幼少期から友達も作らずにギターを1日12〜13時間弾き続けるというストイックさで驚異の速弾きを手に入れた! 「正しいやり方(right way)、間違ったやり方(wrong way)があるとすれば、俺にはイングウェイがあるんだ」と、もう本人が本当に言ったのかわからない名言まであって、ファンの間では伝説だ。

やはり、自分の道を完璧に貫いてきた人は言うことなすことレベルが違う……。なので、今回はそんなマイウェイを疾走するバンドに注目。唯一無二の個性を貫く、洋楽メタルバンドを3つ紹介しよう。

 

◎フィンランドの歌舞伎メタルバンド「ウィスパード」

ウィスパードは歌舞伎を愛するフィンランドの歌舞伎メタルバンド。この動画は2013年にリリースされた「JIKININKI」(=食人鬼)のミュージックビデオだ。歌舞伎風メイクや和楽器を取り入れた独特なサウンドからとにかく日本大好きなのがひしひしと伝わってくる。時代劇のような日本語の語りが入ったり、キメの“No redemption”が“贖いはない”という日本語で表されたり細かいところまで徹底している。2014年にリリースされた日本盤『幕府舞踏』にはボーナストラックとして「銀牙-流れ星 銀-のテーマ」と「Let Battles Begin!(ファイナルファンタジーⅦ)」が収録されており、彼らが日本の歴史だけでなくサブカルチャーにまで興味があることがうかがえる。

 

◎「害」や「暴力」を表す語をバンド名にした「HIMSA」

アメリカ、ワシントンのヘビーメタルバンド。「HIMSA」はサンスクリット語で「害」や「暴力」を表す語だ。確かにサウンドはいかにもなごりごりヘビーメタルなのだが、このバンドのミュージックビデオがおかしい。この「Unleash Carnage」ではメンバーがテニスをしている。タトゥーだらけの腕に、ロン毛をたらした怖そうな人たちがユニフォームを着て一生懸命テニスしている姿は笑ったらいいのか応援したらいいのか……。ベンチ座ってポテチ食べてるし。ちなみにアルバム『Summon In Thunder』に収録されている「Big Timber」のミュージックビデオではメンバー全員でふわふわの毛で覆われたちょっとかわいい着ぐるみを着ている。こんなメタラーは見たことがない。

 

◎邦題がどうかしてるフィンランドの「コルピクラーニ」

コルピクラーニはフィンランドのフォークメタルバンド。実は普通に真面目なバンドなのだが注目すべきは邦題だ。この「Wooden Pints」は「酒場で格闘ドンジャラホイ」という邦題が付けられている。そのまま訳すと“木製のパイントジョッキ”となり、木こりがビールを飲むときに使うようなイメージの木製ジョッキを指すはずなのだが……。そもそもドンジャラホイってなんだ……。他にも「Spirit Of The Forest」が「森の中でハッスルハッスル」、「Under The Sun」が「森の木陰でクールビズ」など、とにかくハジけている。果たして本人たちは日本語盤のタイトルの意味を知っているのだろうか……。

 

伝説のロックバンドQUEENのボーカル、フレディ・マーキュリーは音楽について次のように語っている。「音楽は女性と似ている。理解しようとしたら楽しめない」。クレイジーな音楽や演奏スタイルを理解しようとする必要などない。それを観て聴いて何かを感じ、楽しむことができるならば、それで十分なのだ!

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