関 和亮監督、 不可思議/wonderboyのドキュメンタリー映画がDVD化

2015.04.15

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PerfumeやOK Goなどのミュージックビデオで話題の映像作家、関 和亮が初監督をつとめたドキュメンタリー映画「Living Behavior 不可思議/wonderboy 人生の記録」のDVDが6月24日にリリースされることが決定した。

同作は、3枚のアルバムをリリースし、詩人・谷川俊太郎から直接許諾を得て制作した楽曲「生きる」を発表するなど活躍しながらも2011年6月に不慮の事故により急逝したポエトリー・ラッパー、不可思議/wonderboy(ふかしぎワンダーボーイ)の足跡を追ったミュージック・ドキュメンタリー映画で、関監督をはじめ彼のファンであるクリエイ ターたちが有志で集い制作されたもの。

映画の題字はマンガ家の浅野いにおが手がけ、撮影にはクリープハイプや大森靖子のミュージック・ビデオや映画「ワンダフルワールドエンド」の監督をつとめた松井大悟も参加。さらに、映画には谷川俊太郎も出演している。

2月24日に渋谷WWWで開催された同作のプレミア上映イベントのチケットは完売し、以降ファンが自発的に興業/配給を行うという“配給・興業者募集型”で現在全国各地で上映されており、加えて、クリープハイプの尾崎世界観、水曜日のカンパネラのコムアイ、amazarashiの秋田ひろむ、ハルカトミユキのハルカ、マンガ家の阿部共実らがコメントも寄せていることでも話題となった。

DVDには映画本編に加え、プレミア上映イベントの模様を含む特典映像も収録し、ブックレットも同梱予定となっている。

尾崎世界観(クリープハイプ)からのコメント
このコメントを書く為に送って貰ったDVD、さっきから何度やっても読み込まない。
ガリガリとデッキからいかにも駄目そうな音がする。
何かに逆らうような、でも何かを信じてるような音が。
もしかしたら、こんな気持ちで音楽やっていたのかなと思う。
俺もそうだったから。
今はDVDどころか、映画館で流れるなんて。
エンドロールから始まるなんて格好良すぎる。

コムアイ(水曜日のカンパネラ)からのコメント
その音楽家が生命力を最大にして伝えられる手法は何か。
音楽は音源にして残すことができて、半永久的に「初めまして」し続けることができるね。
今になってwonderboyさんの音源が売れてるのがすてき▽(正式表記はハートマーク)
でも彼は、一度ライブを観るかどうかで音源の聞こえ方がガラッと変わってくるような、生粋のライブミュージシャンタイプだったんだろうな。
もう間に合わないけど、路上でもバーでも、彼のとんでもない生命力でビリビリしたかった。
もう間に合わないけど、それを知るために、音源だけでは全然足りないから、だから映像にまとめる必要があった。全然足りなくてもさ。

阿部共実(マンガ家)からのコメント
「Pellicule」や「世界征服やめた」などを聞いて
こういう短編漫画が描けたらなってずっと思ってました
言葉が胸を強く打ちつけます

秋田ひろむ(amazarashi)からのコメント
もうこの世にいない彼が歌う“命”が、何故こんなにも生き生きとして眩しいのか。
彼の生涯も、こころざしも、 小節から溢れんばかりの苦悩も、僕は何も知らないが、彼の歌に鳥肌が立ったのだから、それが全てだと思う。
僕はいい歌を歌う人が好きだ。
そしてその情動に突き動かされて何かを成し遂げようとする人達が美しいと思った。
詩人は世界を比喩しようと必死だ。でも、彼の命は例えようもなく彼の命だ。

ハルカ(ハルカトミユキ)からのコメント
自分が夢見たような言葉と、自分が夢見たような切迫感。
あなたが描いた世界が、私の前に立ち昇っていた。
なんでもない日常が、光でもあって、闇でもある。
あなたの言葉を突きつけられた私は、私の言葉で歌わなきゃいけなくなった。
あなたは私を残して逝ったけど、取り残された私たちは、今もこれからももがき続けなければならない。
あなたが立ち向かったこの世界で。


「Living Behavior 不可思議/wonderboy 人生の記録」映画サイト


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