ポップでハッピーに!Shiggy Jr.のメジャー・デビュー作「サマータイムラブ」

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Shiggy Jr.

6月24日にシングル「サマータイムラブ」でメジャー・デビューを果たした4人組バンド・Shiggy Jr.へインタビュー! キャッチーなメロディ、ポップに見せながらも巧みな演奏技術が光る彼ら。どんなバンドなのかを探る。

INTERVIEW & TEXT BY ジャガー


声的にも“ハッピー”や“楽しさ”が感じられる

──メジャー第1弾となるシングル「サマータイムラブ」は、恋する乙女心をうまく表現した一曲ですね。

原田茂幸 そこはやっぱりボーカルが女子なので、歌う人間をイメージして書きました。彼女の声的にも“ハッピー”や“楽しさ”が感じられるので。

池田智子 実は、この曲を初めて聴いたのは冬だったんですけど、キャッチーですごく夏っぽくていいなって。早く歌いたい! と思いました。

森 夏彦 聴いた瞬間、 好きになりましたね。“サマータイムラブ”っていう歌い出しもいい取っ掛かりですよね。Shiggy Jr.らしさが出ていると思います。

諸石和馬 サビ始まりじゃないですか。聴いた瞬間、メロも歌詞もよくて、いい曲きたな! って。ドラムは歌をどう立たせるか、曲をどう底上げするかをただ考えて。考えたことをベースと一緒に擦り合わせてグルーブを決めていきました。

自分たちの王道である“ハッピー”“ポップ”を見せたい

──この爽やかさがいいですよね。日本の夏というよりも、アメリカ西海岸あたりのカラッとした夏といいますか。

 ねっとりはしてないですね。

一同 (笑)。

原田 基本的にシンプルな構成でわちゃわちゃしてないので、そこが聴きやすさにも繋がったんじゃないかと。メジャー・デビュー一発目だし、Shiggy Jr.がどういうバンドなのかを知ってもらうためには自分たちの王道である“ハッピー”“ポップ”を見せたいなと思ったんで、こういう作りになりました。

諸石 それと今回、弦楽器や管楽器も全部生楽器なので、よりいっそう聴きなじみがいいのかもしれないですね。

──この主人公は池田さんと似てます?

池田 どうなんだろう? あまりにもかけ離れてると、歌えないと思うので、共通している部分はあると思います。でも、ここまでかわいいかどうか……(笑)。私は自分の気持ちと照らし合わせる前に、“この主人公はどんな子だろう?”っていうのをいつも考えて歌うんですけど、ギリギリまで歌詞の変更があったので主人公の気持ちをつかむのに苦労しました。“夕暮れに〜”からの切ないパートは後から加わったものなんですけど、本当にまっすぐ彼のことが好きなんだなってことが伝わってきて。少し臆病な面もあるけど、愛に溢れた女の子をイメージしました。

いいですよねぇ……まだ諦めてません!(笑)

──2曲目の「keep on raining」では、好きな相手と相合い傘をするという胸キュンなシチュエーションが登場しますが。

原田 シングルの発売が6月だっていうのはわかっていたので、6月=梅雨。で、ちょっと雨降らせてみようかと。

──女性なら誰もが憧れるのではないでしょうか。

池田 いいですよねぇ……まだ諦めてません!(笑) この歌詞、すごく女の子っぽいですよね。歌うときは、実際はこう思っていることをなかなか出せない少し大人しい女の子をイメージして、主人公の気持ちがそのまま出ている歌詞に寄せて歌うんじゃなくて、その気持ちを持っていても出せない主人公自体に寄せて、はっきりしっかり歌うようにしたんです。

共有できるメンバーがいるほうが絶対楽しい

──1曲目と比べると、力強い感じがしますね。語尾を少しシャウト混じりに歌っていたり。

池田 そうなんですよ。ジャクソン5をたくさん聴いて練習してからレコーディングに臨みました!

──どちらも野外ライブが似合いますよね。「サマータイムラブ」は真昼、「keep on raining」は夕暮れどきにしっとりと……。

 いいですね、ライブやりてー!

池田 たしかに雰囲気的にも合いますよね。

原田 夕暮れのときは雨降っててほしいもん、もはや。

諸石 台風みたいに降ると、曲が変わるけどね(笑)。

──(笑)。そもそもの質問かもしれませんが、こういうポップな楽曲をバンドで表現するというのも新鮮だなと。バンドに対する思いは強かったのですか?

池田 そうですね。個人的にチャットモンチーが好きでバンドへの憧れが強かったのもありますし、今おっしゃっていただいたようにポップなものをバンドで表現するってことが面白いなって感じていたので。あと、せっかく好きなことをするならそれを共有できるメンバーがいるほうが絶対楽しいじゃないですか。

つい声がでかくなっちゃうんだよね

──Shiggy Jr.はリスナーが楽しめる音楽を鳴らすのはもちろん、自分たち自身も心から楽しんでいるんですね。このなかだと誰がムードメーカーですか?

池田 んー……騒いでるのは森さん?

 主にここ(森&諸石)が騒いでるからね。

諸石 ムードメーカーっていうより……ただうるさい。

一同 (笑)。

原田 このふたり(森&諸石)が隣に並ぶと、ずっと話をしててうるさいんですけど、誰か他の人が間に入ると急に静かになるんですね。

一同 (笑)。

池田 うるさいから席を離されちゃう小学生みたい(笑)。

 つい声がでかくなっちゃうんだよね。

諸石 高校から一緒なんで、その当時からのノリなんですかね。

──今のやりとりだけでも楽しそうなのが伝わりましたよ(笑)。これから夏本番、「サマータイムラブ」を聴く機会も増えそうですね。

原田 夏フェスも続々と決まってますし、僕たちもライブをするのが楽しみです。これはリミックスもいいんで、シングルをぜひ聴いてもらってライブにも遊びに来てほしいですね。Shiggy Jr.のライブを観たら、きっとハッピーになれると思うので。

池田 「サマータイムラブ」が出来て、ライブのセットリストに入ったことでこれまで以上に盛り上がるんですよ。私たちもむちゃくちゃ広い会場を想像しながら歌うようにもなっているので、そういう力を持った一曲をどんどん増やしていきたいです。


リリース情報

2015.06.24 ON SALE
SINGLE「サマータイムラブ」
ユニバーサルシグマ

150702-YS-162102[初回盤/CD+DVD]¥1,500+税
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ライブ情報

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プロフィール

シギージュニア/池田智子(vo)、原田茂幸(g、cho)、森 夏彦(b)、諸石和馬(ds)。2012年12月、池田と原田を中心に結成。自称”POPでPOPなバンド”。2015年6月24日に1stシングル「サマータイムラブ」でメジャー・デビューを果たした。

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    ジャガー

    「M-ON! MUSIC」の編集/ライター/小言を言う係。音楽フリーペーパー「music UP's(現okmusic UP's)」の編集を経て、音楽雑誌「ワッツイン」へ。前身サイト「DAILY MUSIC」 への参加をきっかけにWEBの人になりました。