あのアップルが127年におよぶ音楽リスニング体験の進化を一気に描いた動画を公開

2015.06.24

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音楽の歴史を変えるのは「Apple Music」!?

先日開催された「WWDC 2015」で発表された「Apple Music」。月額9.99ドルで好きな音楽をストリーミングし放題、しかも曲データ数、音質ともにiTunesとほとんど同じクオリティだというから期待大だ。これまでも「Spotify」(日本未展開)などのストリーミング・サービスはあったものの、あのアップルがあらゆるアイデアを詰め込み、満を持して展開するサービスとなるとかなり気になるところ。公式発表こそまだだが、日本でも展開される可能性は“極めて高い”と目されており、もしかしたら音楽リスニングの歴史が変わるかもしれない……と大きな注目を集めている。6月30日の公式ローンチまではあとわずかだ。

さて、これに先立ってアップルが、127年間におよぶリスニングの歴史を描いた「History of Sound」という動画を発表。歴史が変わるかもしれない前夜に、これまで人類が行ってきたリスニング体験を今一度振り返ろうという試みで、スタイリッシュかつ見ごたえ満点の映像だ。

1888年に発明された蓄音機、ラッパ型のスピーカーで有名なSP盤レコード再生機、彼方からの音を遠い地で受信するラジオ(ストリーミング配信の原型と言えるだろう)の登場。そして、レコードの元に集まるアジア圏の子供たち、レゲエ前夜のアメリカ音楽を受信するジャマイカの若者たち、ストリートを沸かせるラジオDJ、ジューク・ボックス、ディスコのフロア、ヘッドホンやカセットテープの登場。ブーム・ボックス、CDの普及とその衰退に伴うレコード・ショップ相次ぐ閉店、HDRなど安価なデジタル音楽機器の普及、そしてiPodの登場、野外フェスやレイヴのブーム、そして近年盛り上がっているEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)、スターDJの登場……と、わずか1分半で127年間におよぶ世界中の様々な文化のリスニング体験と、出来事が描かれている。そしてこれらに続くあらたなページを作るのが「Apple Music」である、というアップルの宣言である。

フタを開けてみなければどう転ぶかわからない、どの程度普及するかわからない同サービスだが、様々なケースを想定したユニークな機能を備えており(地域に合わせ、キュレーター・チームが人力でおすすめの音楽をチョイスするシステムなど)、業界に大きなインパクトを起こすことは間違いない。

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