SMA40周年を記念した斎藤有太のライブに、奥田民生ほか豪華ゲストが大挙出演

2015.04.11

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株式会社ソニー・ミュージックアーティスツは、昨年2014年4月に会社設立40周年を迎え、同年4月に行われた日本武道館での“SMA AWARDS 2014~輝く!日本エスエムエー大賞~”を皮切りに、設立40周年を記念して数々のイベントを行ってきた。

そのSMA40thイベントの一環として行われたツアー“SMA 40 th presents 斎藤有太LIVE solo×solo 2015”の、3月16日、東京・草月ホール公演のライブ・レポートが到着。

当日は、SMA所属アーティストが次々に舞台に登場。特別な一夜の模様をお伝えする。

3月16日、青山の草月ホールで行われた、斎藤有太のライブ“solo × solo 2015”。演劇などにもよく使われる、落ち着いた雰囲気のこのホールでどんなライブが行われるのか、開演前からワクワクとした気持ちが膨らんでいく。そんな中、ゆっくりと歩きながら斎藤が登場。

「こんばんは、斎藤有太です。今日はこんなにたくさん集まってくださって、ありがとうございます」

三度目の開催となる今回は、ツアーという形式で回っていることに触れ「今日は四本目なんで余裕かなと思ったんですけど、東京はふだん来ない関係者がいろいろ来まして、震えております」そんな斎藤の言葉に、場内からは笑いと拍手が起こった。

そもそもsolo × soloという企画は、斎藤が一緒にセッションしたいアーティストに、演奏したり歌ったりしてもらいたい曲を交渉し、実際に演るというもの。

「では、まずオリジナル演ります」 そのせりふで「Have a fun」がスタート。続く「Monkey」では最初のゲストとして屋敷豪太が登場、まったりと語らいながら、これぞ大人の空気感漂う、ラフで粋な演奏を聴かせてくれる。ピアノとドラムだけなのに、音に何とも厚みや深みがあるのはさすがだ。

次に登場したのは住岡梨奈。斎藤は彼女のデビュー・シングルのプロデュースを手がけて以来の付き合いだけに、これまた息の合った様子で、彼女の4thシングル「言葉にしたいんだ」を披露。これは彼女が出演していたテレビ番組「テラスハウス」で流れていた楽曲なのだが、この日のアレンジは斎藤と新たに録り直したバージョンなんだとか。静かなさざ波のように胸に染み込んでくるミディアム・バラードにみんな聴き入っていた。そして住岡にとって事務所の、そしてレーベルの大先輩・真心ブラザーズの「BABY BABY BABY」をカバーして、斎藤が次のゲストを呼び込んだ。

「それではここでもうひと組ゲストを。非常によく食べる女の子たちです」

そう言われてステージに上がったのは佐藤帆乃佳カルテット。斎藤と佐藤とは、ゆずのステージでツアーを一緒に回っていた間柄だそうで、とても和気あいあいとした空気感の中、住岡のデビュー曲「feel you」、斎藤が新たに作ったインストゥルメンタル曲、「running with」を聴かせてくれた。「楽器が追いかけっこしてるみたいなのでこのタイトルにしました」と言うだけあって、転がるような勢いのテンポ感がとても楽しい。楽しいといえば、演奏しているみんながとにかく楽しそうなのがいい。観ているだけで浮き立つような気持ちになってくる。

斎藤の藤井フミヤへの提供曲「飛行船」をはさみ、後半戦はまず土岐麻子が登場。斎藤、屋敷と3人で「How Beautiful」、さらに斎藤と佐藤たちをバックに「(I Can’t Get No) Satisfaction」を歌う。この何とも斬新な編成。なかなか聴けないアレンジだ。そしてもう1曲、土岐が尊敬する大貫妙子の「突然の贈り物」は、曲の世界観と彼女の声がとてもマッチしていて、とても自然に耳に馴染んだ。

「さてさて、本日最後のゲストです。待ってたでしょ?」

斎藤の呼びかけに期待感の高まる客席。SEでルイ・アームストロングの「What A Wonderful World」が流れる中、現れたのは奥田民生だ。トランペットをプ、プとたどたどしく鳴らしながら(笑)タキシードにハットという姿で挨拶をする。

斎藤「衣装のコンセプトは結婚式の二次会、ってことで」
奥田「けど女性陣、一次会でしょ。紙袋持って、みたいな(笑)」

スタンバイしながらこんな話をしつつ、「What A Wonderful World」の演奏が始まる。いきなりの声真似に一瞬笑いが起きるも、すぐにみんな聴き入ってしまっていた。声の説得力は何より強いなと感じる瞬間だ。そこから、斎藤が大好きだと言う「フェスティバル」。徐々に楽器が重なっていく構成が、目の前の景色が広がっていく感覚に似ていて、どこか爽快な気持ちにもなれる曲だなと思った。そして「SUNNYで!」でハッピーに盛り上がると、残るはラスト2曲。メンバー全員で斎藤の「Go-On」、奥田の「さすらい」を演奏して本編は華やかに終了した。

さて、アンコールは斎藤ひとりでステージへ。今日はありがとうございましたと感謝を述べたあと、こんな思いを語ってくれた。

「こういう仲間と一緒にやれるっていうのは、ミュージシャンになって良かったなと……この先もどういう形になるかわかりませんが、また仲間たちと楽しいライブが作れたらなと思ってます」

そう言って「Danny Boy~Horses」を穏やかに聴かせ、ライブは幕を閉じた。呼吸と視線と感覚とで、アーティスト同士がやり取りし合う感じが、スリリングで堪らない臨場感を満喫させてくれるライブだった。

Text by 向出早那 Photo by 山本倫子

「SMA 40 th presents 斎藤有太LIVE solo×solo 2015」Event Gallery & Report

SMA40周年特設サイト

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