現役保育士さんに聞く!子供が泣きやむ音楽とは?

2015.06.15

M-20150615−MK-2338-720x480

泣き止み動画を見せられない状況ではこの方法で!

子供のグズりは世のお母さんたちの切実な悩みである。“子供は泣くのが仕事”なんて言われるぐらいだし、仕方がないのはわかってるんだけど、毎日のことだからやっぱり疲れてしまう……。そこで今回は、毎日たくさんの子供たちと触れ合う保育士さんにお話をうかがうことに。お子さんがすっと泣き止みやすい状況には共通点があり、なかでも音楽が重要なカギを握っているのだとか。都内の保育園で働く保育士のりなさんにお話を聞きました!

「ちょっと前に泣き止み動画って流行りましたよね。『ムーニーちゃんのおまじない』とか『ふかふかふかのうた』とか。元々の趣旨は違うかもしれないけど『パパンがパンダ!』もそうですね」

『ムーニーちゃんのおまじない』で子供が泣き止む確率は96%だそうです。ただ職場で子供たちに動画を見せることは難しいので、先輩と泣き止み動画の真似をしてみることにしました。ただ真似をして歌ったり踊ったりしても見てくれないので、いくつかの動画を研究しました。その中で子供にとって自分が泣いている状況と“真逆の世界”を作ってあげることが大事、というところに行き着きました。

例えば“おぎゃーおぎゃー”って泣いてる子供にとってお母さんが慌てふためいたり、いらいらしたりするのというのは“同調”なんです。子供はさらに泣きたくなっちゃうんですね。“真逆の世界”というのは、同調とは逆で、思わず“?”とひるんでしまうようなものです」

慌てたり、いらいらしたりするのが“同調”というのはすごく納得。理論はわかったけど、具体的には何をすれば……?

「例えばボイス・パーカッションなど。もちろんできてなくていいんですよ(笑)。それっぽくいつもと違う音が出ていればいいんです。あと歌なのか話なのかわからないような不安定なリズムとメロディで語りかけるとか。ひらがな2文字や擬音にリズムを付けて話すとか。普段私たちが聴くような音楽ではなくて、“これ『歌』って呼んでいいの?”というくらいの聞き慣れないものがいいと思います。そうすると、ポカンとした表情で静かに、じーっと見てくれるんです」

なるほど。いつもと違う音楽と言われるとなんだか難しそうだが、聞き慣れないという観点ならばちゃんとした歌になってなくていいのですね。これなら誰にでもできそう!

PHOTO:(C) leungchopan – Fotolia.com

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

M-ON! MUSICの最新情報をお届けします。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人