海外ではサウンドトラックがヒット中!では日本は?

2015.06.11

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サウンドトラックが今熱いその理由

今、アメリカでは映画・ドラマのサウンドトラックが大ブーム。一昨年の「アナと雪の女王」サウンドトラックの特大ヒットに続き、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「Empire 成功の代償」サウンドトラックが全米No.1を獲得、そして5月現在は「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」と「ワイルド・スピード SKY MISSION」サウンドトラックが、大物アーティストたちを抑えてアルバム・チャートを席巻中。そのヒットの秘密は、今ドキのアーティストの書き下ろし曲がたくさん収録されていることと、アルバムとしてのクオリティの高さ。では、日本のサウンドトラック事情は? というと、ここでも次々名盤が生まれているのです! というわけで今回は、聴かなきゃもったいない、日本の最新・傑作サウンドトラックを特集します。

 

◎あの思い出のメンバーと名曲にまた会える

2012年に放送開始されるや、テイラー・スウィフト「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」をはじめ、数々の洋・邦楽ヒット曲をお茶の間に印象付け、またchayや住岡梨奈などのミュージシャンたちが番組をきっかけにブレイク。伝説のリアリティ番組「テラスハウス」が、2015年に映画「テラスハウス クロージング・ドア」で帰ってきました。こちらのサウンドトラック『TERRACE HOUSE TUNES – CLOSING DOOR』では、テイラーをはじめ、イマジン・ドラゴンズ、アヴィ―チー、アフロジャックなど、劇中で印象的なシーンを彩った洋楽ヒット・ナンバーの数々がたっぷり収録されています。

 

◎ユニコーンの新旧名曲づくし!

2015年1月から3月まで放送された、玉木 宏主演のファミリー・ドラマ「残念な夫。」では、劇中で毎回、ユニコーンの新旧楽曲が使用されて話題になりました。というわけでサウンドトラックのほうも当然ALLユニコーン! 主題歌「はいYES!」から、最新アルバム『イーガジャケジョロ』からの楽曲、さらに「自転車泥棒」や「服部」「ペケペケ」など懐かしの名曲まで網羅され、ユニコーン入門編としても最適な一枚となっています。

 

◎くるり岸田 繁、入魂の57曲


『岸田 繁のまほろ劇伴音楽全集』(2015年)は、くるり・岸田 繁が映画『まほろ駅前多田便利軒』『まほろ駅前狂騒曲』(三浦しをん原作/瑛太、松田龍平主演)の2作品で手掛けた劇伴音楽をまとめたアルバム。壮大なオーケストラ編成からピアノの小作品、アヴァンギャルドなエレクトロ・ミュージックまで、くるりとはまたひと味違った多彩なサウンド・メイキングを展開。時に映像に静かに寄り添い、時にはより奥深い解釈を示唆してくれます。

 

◎好奇心をチクチク刺激する、舞台のサウンドトラック

ここまでは映画・ドラマのものが中心でしたが、最後にご紹介するのは、非常にユニークな舞台のサウンドトラック。『舞台「麦ふみクーツェ」オリジナルサウンドトラック集』は、今年4月に上演された音楽劇「麦ふみクーツェ」のサウンドトラックで、音楽監督と指揮は、TIME誌の「世界が尊敬する日本人100人」にも選出されたミュージシャンのトクマルシューゴ。この舞台は、観客が音の鳴るものを持ち込んでもOKという趣向が話題を呼んだもので、このサウンドトラックでも、じょうろやほうきなど日用品を改造した楽器で演奏された曲あり、タップ・ダンサーの熊谷和徳のタップ音が使われた曲ありと、聴き手の想像力を刺激してやまないサウンドがギュウギュウに詰まっています。ちなみに、日用品楽器を作っている様子はこちらの動画をチェック!

TEXT BY 齋藤奈緒子

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