「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の“未来”がやって来た今、聴きたい曲

2015.04.28

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マーティが“未来”から持ち込んだヘビーな音楽たち

新年度、すなわち“平成27年度”が始まったばかりだが、西暦でいえば今年は2015年。実は、2015年がある有名なSF映画の舞台となっていることを、ご存知だろうか?

今年は『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』でマーティとドクが行った“未来”の年! タイムマシン「デロリアン」に乗り、未来と過去での冒険が繰り広げられるのが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の見どころだが、同シリーズには音楽的要素も多分に盛り込まれている。そこで、2015年の“未来”がやって来た今こそ聴きたい登場曲をご紹介したい。

PART1で1955年に行ったマーティ。ひょんなことから若き日の彼の母、ロレインに惚れられてしまうが、これではいけないと同じく若き日の父・ジョージに発破をかけるのがこのシーンだ。宇宙人になりすまし、ロレインに近づくようジョージに脅しをかけているというワケ。ところで、カセットテープをよく見ると「EDWARD VAN HALEN」と書いてある。エドワード(エディ)・ヴァン・ヘイレンといえば、バンド“ヴァン・ヘイレン”での活躍はもとより、世界的に偉大なギタリストとして知られる人物。ここで流れているのはソロ活動でつくられた「Out The Window」という曲で、ロック好きなマーティの人柄を表しているシーンといえるだろう。

同じくPART1のクライマックスで、マーティは助っ人として入ったバンドのリーダーから「最後に1曲」とセンターに立つよう勧められる。そこで歌う曲が「ジョニー・B・グッド」。舞台となっている1955年より3年後の1958年後に発表されている曲のため、バンドのリーダーが「お前の探していた新しい音楽が見つかったぞ」と、本来この曲を歌っているチャック・ベリーに電話をかけている、という洒落が……。また、マーティが背中にギターをまわして弾くジミ・ヘンドリクスの真似をしたり、ライトハンド奏法(エディ・ヴァン・ヘイレンの技)を使ったり、とギター好き向け「細かすぎるものまね」も描写されている。

PART3でマーティは、西部開拓時代へタイムスリップ。酒場で怒らせてしまったギャング、マット・ドッグ・タネンから「踊れ!」と言われながら銃を撃たれると、マイケル・ジャクソンのムーンウォークをしてみせる。作中で“現代”とされている1985年は誰もが知るムーンウォークだが、この時代の人にとっては奇妙なダンスに映ったことだろう。

ほかにも、主題歌の「The Power of Love」(ヒューイ・ルイス)は爽快感のある曲だし、PART1では1955年当時に流行していた曲が多数登場。『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』の未来がやって来た今、「音楽」という視点で作品をもう一度観直してみては?

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