マイペースな青柳文子と翻弄されるSHE’S井上竜馬によるスペシャル対談【前編】

SHE’S 井上竜馬 × 青柳文子

4人組ピアノロックバンド、SHE’Sのボーカル&キーボードの井上竜馬と、SHE’Sの2ndシングル「Tonight / Stars」のジャケットおよび「Tonight」のミュージックビデオ(以下MV)に出演したモデル・青柳文子による対談を前編・後編に分けてお届け! 対談序盤から秘めた想いを早速暴露される井上、独特の間合いで会話に参加する青柳の掛け合いは必見です(笑)。

INTERVIEW & TEXT BY 三宅正一
PHOTOGRAPHY BY 冨田 望


SHE’Sの“SHE”って私のことですか?(笑)

──そもそも「Tonight」のミュージックビデオ(以下MV)に青柳文子さんが出演される前から井上さんはずっと青柳さんの大ファンだったという。

井上竜馬 (焦って)いや、全然! そんな昔からTwitterとかInstagramとかフォローしてなかったし……(笑)。

※青柳文子が無言で井上の前髪に付いたゴミをとる。

井上 油断できひんなあ。はい、前々からファンでした(笑)。

一同 (笑)。

青柳文子 いつ頃から私のファンでいてくださったんですか?

井上 高校3年生やから6年前ですね。当時、付き合っていた彼女が青柳さんのファンだったんです。彼女から「私、この人大好きやねん」って写真を見せてもらって僕もそのままファンになってしまいました(笑)。

青柳 なるほど。そのパターンはたまに聴きます。その頃からバンドをやっていたんですか?

井上 やってました。SHE’Sとは別のバンドで。SHE’Sは大学1年生のときに結成したんです。高校時代はギターを弾いていて、ボーカルもピアノもやってなかったんです。ただただ軽音部でメンバーの好きな曲をコピーするだけのバンドをやっていて。

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青柳 (冗談っぽく)SHE’Sの“SHE”って私のことですか?(笑)

井上 (また焦りながら)いや! あっ、でも……青柳さんに近い部分があるというか。SHE’Sの“SHE”って学生時代にクラスにひとりはいた、透明感があってちょっと何を考えているか掴みにくいオーラを持った女性のイメージなんですね。

「彼女は何を考えているんやろう……?」という想像を込めて“SHE IS……”=“SHE’S”にしたんです。僕のなかで青柳さんもそういう雰囲気を持った女性なんですよ。誰とでも仲良くなれるクラスのムードメイカーみたいなタイプではないですよね?

青柳 そうですね。

井上 完成した「Tonight」のMVで青柳さんの表情を見て「完璧や!」と思ったんです。監督の脇坂侑希は大学の同級生で。初めて僕らが監督とMVを制作したときから「いつか売れたら青柳さんにオファーしたいね」という話をしていたんです。監督とも“SHE’S”の“SHE”イメージに青柳さんがぴったり合うというのは共通の認識だったので。

青柳 光栄です。長くこの仕事をやっていると良いことがありますね。

井上 いやいや、こちらこそ光栄です。

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“生きる”というテーマをもとにした歌が淡々と続いていくバラード

──MVの内容はいつも監督に委ねているのですか?

井上 基本的にそうですね。細かいセッティングやロケーションもお任せしてます。監督は歌詞を噛み砕いて理解してくれる人で。今回も青柳さんの出演シーンと僕らの演奏シーンは別の世界としてきっちり分けるべきだということで、僕らと青柳さんが絡むシーンは一切なかったんですけど。

──「Tonight」という楽曲自体もバンドにとって意義深いミディアムバラードになったのではないかと思います。

井上 本当にそうで。僕らはピアノロックバンドとして、ずっとバラードを大事にしてきて。今回、シングル曲としてバラードを提示するとなったときに新しい面を打ち出したいと思ったんですね。

これまで作ってきた壮大なスケールのバラードとはあえて異なるアプローチで、“生きる”というテーマをもとにした歌が淡々と続いていくバラードを作ろうと思ったんです。

曲自体に大きな起伏はないんやけど、だからこそ言葉がしっかり染みるバラードになったのではないかと思ってます。「Tonight」は恋人でも別れた人でもなく、友だちに向けて書いた曲なんですけど、聴く人によっては恋愛の内容にもとれると思いますね。

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そんな感想言われたら、たまらないです(笑)

──青柳さんは「Tonight」を聴いてどんな感想を抱きましたか?

青柳 MVの撮影が終わってからも気づいたら歌ってました。シンプルに良い曲ですよね。歌詞の主人公の男性がなんて良い人なんだろうと思って。包容力がすごいですよね。こういう人と付き合ったら幸せなんでしょうね。この男性は井上さん自身なんですか?

井上 ……そうですね。なので、そんな感想言われたら、たまらないです(笑)。

──青柳さんは「Tonight」のMVでナチュラルな表情を見せながら自由に舞うように動いていますが、これは芝居をしたという感覚ではないですか?

青柳 そうですね。特に“SHE”を思い浮かべて演じたという感覚ではなくて。曲を聴きながらなんとなく雰囲気を想像してカメラの前に立っていたという感じです。でも、私の登場シーンが多くて、私のMVみたいにもなってるから大丈夫かなって(笑)。

井上 それで良いんですよ!(笑)。

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モデル界隈の人にはあまり伝わってないですね(笑)

──青柳さんは普段どんな音楽が好きなのですか?

青柳 兄が結構コアな音楽好きで、前にDJをやったりしていて。その影響もあるのか、音楽の趣味はちょっと偏ってる部分もあるかもしれないですね。学生時代はニューウェーヴとかが好きでした。あ、そうだ、私ロマンポルシェ。のメンバーなんですよ(笑)。

── “ヤギー文光”としてWikipediaにもメンバーとして記載されてるんですよね。

青柳 そうそう(笑)。

井上 それは知らなかったです。(パソコンを見ながら)ホンマにWikipediaに載ってある(笑)。

青柳 番組でロマンポルシェ。と共演したときにノリで加入しちゃったんです。ロマンポルシェ。はずっと憧れのバンドで。曲やパフォーマンスはギャグっぽいけど、それを本気でやっているのがカッコいいんです。でも、ロマンポルシェ。のメンバーだというおいしさはモデル界隈の人にはあまり伝わってないですね(笑)。

後編はこちら


プロフィール

SHE’S

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井上竜馬(key、vo)

シーズ/井上竜馬(key、vo)、服部栞汰(g)、広瀬臣吾(b)、木村雅人(ds)。2011年4月、井上を中心に結成。2012年、「閃光ライオット2012」のファイナリストに選出。2016年3月より全国全5ヵ所にて自身初のワンマンツアーを開催する。

オフィシャルサイト

 

青柳文子

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アオヤギフミコ/1987年12月24日生まれ。大分県出身。身長163cm。趣味・特技:スキー、乗馬。ファッションモデルの傍ら女優業もこなす人気青文字系モデル。

オフィシャル プロフィール


リリース情報

2016.10.19 ON SALE
SINGLETonight / Stars
Virgin Records

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